本文へ移動

コウモリ駆除に最適な時期とは?おすすめの時期や駆除方法について

公開日:2023.3.20 更新日:2024.4.19
コウモリ駆除に最適な時期とは?おすすめの時期や駆除方法について

民家の屋根裏などに住処を形成するコウモリは人間に対して様々な被害を及ぼします。そうしたトラブルを防ぐためには、自宅に棲みつくコウモリを駆除しておく必要があります。

今回はそんなコウモリ駆除に最も適した時期や、具体的な駆除方法をご紹介します。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

害鳥のROY株式会社

1.コウモリ駆除に適した時期とは?

夏と冬以外がおすすめ

住宅の天井にぶら下がるコウモリの写真

コウモリを駆除する時期としては冬以外が望ましいです。
冬になるとコウモリは冬眠に入り、姿を現すことがめったにないため、なかなか個人での駆除作業は難しいです。

駆除する時期としては春ごろ(4~6月)がおすすめです。
春は繫殖期に入る前の時期であり、繁殖して数が増える前に駆除することで、作業の負担を大幅に減らすことができます。

重ねて、コウモリは鳥獣保護法によって個人でむやみに傷つけることができないため、自分で駆除する場合はなるべく個体数の少ない時期に作業するのが一番です。

また、秋ごろ(9~11月上旬)も駆除を行うのに適している時期です。
秋はコウモリが冬眠準備をしている最中であり、年内に作業する最後のチャンスとなります。春に駆除するチャンスを逃した場合は秋に行うといいでしょう。

その一方で繫殖期に当たる夏は避けることが無難です。
理由としてはこの時期ではまだ巣の中に生まれたばかりのコウモリがいるためです。
駆除作業の際に大人のコウモリは上手く逃がすことができたとしても、子どものコウモリは逃げ遅れて死なせてしまう可能性があります。万が一子どものコウモリを死なせると、鳥獣保護法に抵触してしまうことになりかねません。

ですので、コウモリ駆除は春もしくは秋に行うようにしましょう。

2.自宅に棲みついたコウモリを放置するとどうなる?

コウモリ駆除をしておかないと起こり得る主なリスク

リスクのイメージ写真

前述のとおり、コウモリは適した時期を狙って駆除することが大切です。
もし駆除せずに放置しておくと、以下のようなリスクに悩まされることにつながります。

・騒音を引き起こされる
コウモリが家に棲みつくと、「キーキー」といった甲高い鳴き声や、「バサバサ」といった羽音が屋根裏や天井裏、床下などから聞こえてくることがあります。
夜行性のコウモリは、私たち人間が眠りにつく深夜に活動が本格的するため、夜中に自宅の周りでコウモリが活動している音が聞こえてくるとなかなか眠りにつくことが難しくなり、不眠症に悩まされる場合もあります。

・悪臭被害を被る
コウモリは消化が早いため、毎日大量の糞尿を排出します。コウモリの糞はドブや池のような強烈な悪臭を放ちます。

・経済的損失を被る
主に集団で棲みつくコウモリにより、同じ個所に大量の糞尿をされてしまうと、柱が腐食したり、天井にシミができたりする原因になります。
被害をそのままにしてしまうと、建物の老朽化が早まってしまいます。

また、コウモリは飛び回りながら糞尿を排出するので、外に干している洗濯物や外壁が被害を受ける可能性もあります。

・健康を害する
コウモリの体や糞尿にはさまざまな病原菌を媒介している恐れがあり、コウモリの体や糞尿に触れたり、引っかかれたり、噛みつかれたりすると命にかかわるような感染症を引き起こすリスクがあります。

また、コウモリの体や糞尿には、ダニやノミなどの害虫や病原菌が潜んでいることがあります。繁殖したダニやノミは、わずかなすき間から簡単に部屋の中に侵入してきて、人間の手足を刺してきます。
ダニに刺されると、腫れやかゆみといった皮膚炎やアレルギー症状が引き起こされる恐れがあります。

特に小さなお子さんやペットがいる世帯はこうしたリスクに一層気を配らなければなりません。

3.自分でできるコウモリ駆除の方法

コウモリは殺してはダメ!自宅に棲みついたコウモリは傷つけずに追いだそう!

コウモリの追い出しに有効な超音波装置の絵

このように、人間に被害を与えるコウモリですが、「鳥獣保護法」に守られている存在のため、許可なく傷をつけたり、殺したりすることは法律で禁じられています。

そのため、自宅に棲みついたコウモリを駆除したい場合は、コウモリが怪我をしたり死んでしまったりしないように安全な方法で追い出すのがベストな駆除方法といえます。

コウモリの主な追い出し方は次の通りです。

・忌避剤を使用する
コウモリの駆除に適切な時期を狙って、忌避剤を散布しておくことで追い出すことができます。
ただし一度使用してもまたすぐに元の場所に戻ってきてしまうこともありますので、複数回スプレーしておかないと効果が期待できません。

なお忌避剤については天然香料を使用したものが、人体への影響を抑えられます。

・コウモリが苦手な匂いを活用する
コウモリは蚊取り線香やハッカ油の香りは大の苦手です。コウモリが潜んでいる場所線香の煙の香りを浸透させたり、ハッカ油スプレーをしたりすることでコウモリを追い出すことができます。

・明るい光で照らす
コウモリは暗い時間帯に活動していることから光が苦手です。LEDライトなどの光を当てることで、コウモリを傷つけることなく自宅から追い出すことができます。

・超音波装置を使う
コウモリは超音波を発して、その反響の度合いで今自身がどこにいるのかを確かめています。
この習性を利用して超音波を発生させることでコウモリの感覚を狂わせ、現在いる場所から離れるように仕向けることができます。


また、11月中旬ごろから3月にかけてはコウモリは冬眠期間に入っているので、この時期には自分で駆除を行わないようにしましょう。
冬眠状態で動けないコウモリに忌避剤などを使用して無理に追い出そうとすると、誤ってコウモリに傷を負わせたり、殺してしまったりする可能性があります。

4.時期を問わずコウモリ駆除したい時は専門業者がおすすめ

業者をおすすめする理由

点検を行うコウモリ対策事業者の絵

コウモリは駆除に適した時期を選び、市販されているグッズを活用することで個人でも駆除が可能です。

ただし、どうしても冬眠時期に駆除したい場合や、屋根裏や壁の中など手の届かない場所にコウモリがいる場合などは自分では対処できないため、コウモリ駆除の専門業者に依頼されることをおすすめします。

専門業者であれば、知識と経験を兼ね備えている作業員が揃っていますので、確実にコウモリを追い出すことが可能です。
また、個人ですとなかなか難しい侵入経路の対策や、糞尿の後始末、消毒作業まできちんと行ってくれます。

5.業者にコウモリ駆除を依頼するにはいくら必要?

具体的な費用相場

費用相場のイメージ写真

業者にコウモリ駆除を依頼する時に気になるのが、費用がいくらかかるのかですよね。

コウモリの駆除や予防にかかる費用の相場は10,000~30,000円ほどです。
この費用はあくまでも目安であり、巣ができている場所や具体的な駆除の仕方などで費用が上下する場合があります。

ただそんなコウモリの対策費を少しでもお得にする方法があります。

一つは業者ごとの見積もりを比較すること。
複数の業者から見積もりをとることで、その作業にかかる費用の相場を知ることができるので、その中から最もお得な業者を選ぶことができます。
ただし、見積もりにあたっては費用の安さだけではなく、作業内容の詳細をきちんと確かめておくことも重要です。
安さばかり強調しているところですと、清掃や消毒といった作業が含まれていない可能性があります。

もう一つはお得な割引キャンペーンをやっている業者を検索してみること。
業者によっては期間限定割引やインターネット申し込み限定料金などが適用できるところもあります。自宅エリアに対応している御者のなかで、お得なキャンペーンを実施しているところがあるか調べてみましょう。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

害鳥のROY株式会社

コウモリ駆除の新着記事

おすすめ記事