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コウモリは冬眠する?冬眠場所や駆除方法について

公開日:2022.12.14 更新日:2024.4.18
コウモリは冬眠する?冬眠場所や駆除方法について

コウモリは冬になると冬眠を開始し、しばらくは自分の住処でじっとしています。
しかし、時として目を覚ましたり、気候条件の変化により冬眠しなかったりすることがあります。

そこで今回はコウモリが冬に冬眠する場所や、具体的な駆除方法についてご紹介します。

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1.コウモリの冬眠パターン

コウモリの種別の冬眠の仕方

木にとまっているコウモリの写真

亜熱帯地域に生息しているコウモリは冬眠しないものの、日本で見られるコウモリは冬になるとさまざまなパターンで冬眠しています。
コウモリの種類ごとの冬眠のパターンは次の通り。

・アブラコウモリ
アブラコウモリは日本の市街地などで見受けられるコウモリです。一般的にアブラコウモリは秋が深まる11月中旬から冬眠に入ると言われています。

冬眠する準備に入ると体温と代謝機能を低くして省エネ時間を長くし、脂肪の消費を極力少なくします。
こうすることで、必要なエネルギーを蓄え、安心して冬眠期間を過ごすことができるようになります。

冬眠期間は全く活動しないわけではなく、交尾が行われることもあります。
メスは未受精の状態のまま冬を越し、暖かくなると出産および育児を行います。

・コテングコウモリ
コテングコウモリは、主に北海道などで見られるコウモリです。
冬になると丸まった状態になり、積雪の中で冬眠します。
こうすることで、安定した温度の中で外敵から身を隠しながら冬眠生活を送ることができます。

・最近では冬眠しない個体もいる
気温の変化に伴い、最近では寒さが厳しくない都市部では冬眠に入らないコウモリもいます。なので、冬だからといってコウモリ対策には油断できません。

2.コウモリはどこで冬眠する?

主な冬眠場所

住宅の木材にとまっているコウモリの写真

コウモリは冬眠期間に入る前にさまざまな場所で冬眠の準備を行います。
そして暖かい日が来るまでその場所で冬眠しています。

アブラコウモリをはじめ、市街地に生息しているコウモリの多くは民家の屋根裏や瓦の下、軒先といった場所で冬眠します。
コウモリによってはねぐらと冬眠場所を分ける種もいますが、都市部に生息しているコウモリは一緒にしている場合がほとんどです。

冬になってコウモリを全く見かけなくなったからと言って、決して油断してはいけません。
その場所を出て行ったわけではなく、同じ場所で静かに冬眠期間を過ごしている可能性が考えられます。

また、個体によっては冬眠期間であっても、中途覚醒と言って外に出て活動している場合もあります。

こうしたことから、冬であっても「急にコウモリが家に入ってきた」「知らない間に部屋に潜んでいた」といったトラブルに悩まされることがあります。
季節に関わらず、コウモリについては警戒しておくに越したことはありません。

コウモリがどこで冬眠しているのかを示す証拠は糞にあります。コウモリの糞が見られると、そこでコウモリが冬眠している可能性が高いです。

3.冬眠期間中にコウモリを駆除できる?

自分で駆除するなら春がおすすめ

最適な駆除時期のイメージ写真

コウモリはウイルス性の感染症や狂犬病などの病原菌を媒介しているため、自宅周辺で見かけたら速やかに駆除する必要があります。

ただし、コウモリは鳥獣保護法によって守られている生き物であり、個人がむやみに捕獲や殺傷を行うことは禁じられています。
そのため、自分で駆除する場合はコウモリを傷つけることなく家から追い出すことが求められます。

そういった制約もあるなかで、冬眠期間中に自分でコウモリ駆除を行う場合はリスクが伴います。
理由としては冬眠中はコウモリの反応が鈍く、駆除グッズを使用してもあまり効果が期待できないからです。
また、最悪の場合、忌避剤などを使用してそのまま建物内で死んでしまう恐れもあります。

そのため、自分でコウモリを駆除するなら冬眠から目覚めたばかりの春がおすすめです。
自分でできる主な駆除方法は次の通りです。

・忌避剤を散布する
コウモリの駆除に適切な時期を狙って、忌避剤を散布しておくことで追い出すことができます。
ただし一度使用してもまたすぐに元の場所に戻ってきてしまうこともありますので、複数回散布しておかないと効果が期待できません。

なお忌避剤については天然香料を使用したものが、人体への影響を抑えられます。

・コウモリが苦手な匂いを活用する
コウモリは蚊取り線香やハッカ油の香りが大の苦手です。
コウモリが潜んでいる場所に蚊取り線香の煙の香りを浸透させたり、ハッカ油スプレーをしたりすることでコウモリを追い出すことができます。

・明るい光で照らす
コウモリは暗い時間帯に活動していることから光が苦手です。LEDライトなどの光を当てることで、コウモリを傷つけることなく自宅から追い出すことができます。

4.冬眠中のコウモリ駆除は専門業者にお任せ

駆除業者なら365日コウモリ駆除に対応可能!

コウモリの駆除を行う事業者の絵

コウモリは野生動物であり、さまざまな感染症を持っているため、駆除には危険が伴います。
また、前述した通り、コウモリは鳥獣保護法によって守られているので、駆除作業で追い出そうとしてコウモリを傷つけてしまうと、法律に抵触するおそれがあります。

そんな時に頼りになるのがコウモリ駆除の専門業者です。
業者をおすすめする理由は次の通り。

・高い実績がある
専門業者では、コウモリ駆除の経験豊かなスタッフが揃っています。習性などコウモリに関する知識も豊富なため、無駄のない適切な作業を行ってくれますよ。

また、使用する薬剤も業者でしか手に入らないものを使用するので、高い駆除効果が期待できます。

・消毒作業も徹底してくれる
個人ですとなかなかやりづらいコウモリの糞尿の後始末や、清掃、消毒・消臭まで徹底して行ってくれます。

・予防策も任せられる
専門業者であれば、コウモリの侵入経路になりそうな箇所の封鎖施工まで一貫して行ってくれます。個人では難しい高所での作業も安心してお任せできますよ。

また、ほとんどの業者では万が一駆除作業後に再発した場合に備えて、保証期間が設けられています。

5.コウモリ駆除にかかる費用

業者に依頼した場合の具体的な費用相場

費用相場のイメージ写真

冬眠期間である冬を含めコウモリ駆除にはある程度お金がかかります。
コウモリの駆除や予防にかかる費用の相場は1箇所につき約10,000~30,000円です。

ただし、上記の費用はあくまでも目安であり、コウモリの棲みついている場所や具体的な駆除の仕方などで費用が上下する場合があります。

そんなコウモリの対策費を少しでもお得にする方法があります。

一つは業者ごとの見積もりを比較すること。
最低でも3社以上から見積もりをとるとことで、業者ごとの費用の比較がしやすいです。
業者によっては電話やメールでの見積もりを受け付けていますが、業者に現場まで来てもらうことでより詳細な見積もり金額を算出してもらえます。

見積もりにあたっては作業内容の詳細もきちんと確かめておくことが重要です。
安さを強調しているところですと、作業が終わってからの清掃や消毒といった作業が含まれていない可能性があります。

提示された金額について納得できない時はその場でお断りすることも可能です。

もう一つはお得な割引キャンペーンをやっている業者を検索してみること。
期間限定割引やインターネット申し込み限定料金などが適用できる業者もあります。ただしこうしたキャンペーンには適用条件がありますので、事前に確認しておきましょう。

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