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換気扇をきれいにしたい! 掃除の方法や用意する道具

公開日:2022.3.25 更新日:2024.4.10
換気扇をきれいにしたい! 掃除の方法や用意する道具

「ある日、換気扇を見ていたら、油汚れがびっしり付いていた」という経験はありませんか。
台所の換気扇は料理をする際に必要不可欠なものですので、こうした汚れは見逃すわけにはいきません。

今回はそんな厄介な換気扇の汚れを掃除する方法や道具について紹介します。

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1. 換気扇が汚れる原因

台所の換気扇が汚れる最大の原因が油汚れです。

汚れた台所の換気扇の写真

調理をしている間は、油を使用することが多いでしょう。食材を焼いたり、炒めたりする際に油分を含む蒸気が発生します。これが頑固な油汚れとなるのです。また空気中には肉眼では確認しづらいほこりや塵も漂っています。これらも厄介な換気扇汚れの原因になります。

毎日換気扇を回していると、空気に含まれているほこりを集めてしまいます。これが蓄積されると、油汚れと組み合わさり、ベタベタとした頑固な汚れに変わります。

換気扇汚れを放置しておくことは、さまざまな問題を引き起こします。フィルター部分に汚れが付着していると、換気扇の吸引力が低下します。そうなると空気中に漂っている料理の臭いがそのまま残ることになります。

またファンの回転効率が悪くなります。これにより、電気代が高くなったり換気扇の不具合や故障を引き起こしたりなどの弊害も発生します。この他調理中、換気扇に溜まっている油汚れが食べ物に落ち、食中毒の原因となる可能性があります。

以上のことから、換気扇は定期的に掃除をしておかなければなりません。面倒ではありますが、本体を分解してしっかり清掃しておきましょう。

2. 用意しておきたい道具

換気扇を掃除する際に使用する掃除道具は次の通りです。どれもご自宅にあるものなので気軽にスタートできます。

台所の換気扇掃除に必要な道具の写真

・ゴム手袋
・ドライバー
・不要なスポンジ
・雑巾
・新聞紙
・油汚れを落とすのに効果のある台所用洗剤

ベタベタとした頑固な汚れが付いていますので、作業をする際にはゴム手袋を着用されることをおすすめします。換気扇をしっかり清掃するためには、部品を分解しておく必要があります。そんな部品を取り外す際はドライバーを使用します。

頑固な油汚れをしっかりと落とす際はスポンジを使います。この時すでに使い古されているスポンジでも大丈夫です。ただし汚れがあるとそれが付着しますので、使用する際にはしっかり落としておきましょう。

油汚れを落とす際には台所用洗剤を使用します。なかでもアルカリ性洗剤は酸性の油汚れを落とすのに一番有効なのでおすすめです。

洗剤以外のものですと、重曹があります。洗剤の代わりとしてそのまま使用することができます。

他にも炭酸ソーダも油汚れを掃除する際に役に立ちます。重曹以上に油汚れを分解する効果があり、吹き付けるだけで大丈夫です。最近では100均でも気軽に購入できるようになりました。

これらの道具を用意しておけば、換気扇掃除は問題ありません。

3. 換気扇を掃除する方法

それでは実際に台所の換気扇を掃除してみましょう。いきなりフィルター部分をスポンジでゴシゴシするのではなく、事前に下準備を行う必要があります。

台所の換気扇を掃除している写真

まずは換気扇の電源を切っておきましょう。換気扇を動かしたままですと掃除をすることができませんので、しっかり切れているかチェックします。誤ってスイッチに触れてしまうことも考えられるので、コンセントもきちんと抜いておくと安心です。

次にフィルター部分を掃除しておきます。ドライバーを使用して留めてあるネジを回していきましょう。フィルターは新聞紙の上に置いておきます。奥にあるカバーやファンも取り外します。先ほどと同様、カバー奥にあるネジをドライバーで外します。

準備が終わったらいよいよ換気扇を掃除していきます。まずフィルター部分に洗剤を吹き付けていきます。洗剤を吹き付けたら、洗剤が浸透するまで10分程度放置しておきましょう。10分経過したら、スポンジでゴシゴシ洗い流しておきます。洗い終わったフィルターは新聞紙の上に敷き、乾燥させます。フィルターを乾燥させている間は、換気扇本体を掃除していきます。洗剤を雑巾に吹き付け、それを使って奥まで拭いておきましょう。

以上の作業で換気扇がだいぶ綺麗になります。

4. 換気扇の掃除を行う頻度は?

換気扇の掃除ですが、どれくらいの頻度で行えば良いか分からない方も多いと思います。

綺麗に保たれた台所の換気扇の写真

お掃除は必要と分かっていても、毎週は掃除をしていられないのが実情でしょう。掃除を行う頻度ですが、3ヶ月~半年に1回程度がベスト。毎週や毎月行う必要はなく、これくらいの頻度で換気扇をきれいにしておけば十分です。

ただし、油汚れと言うのはとても厄介な存在。ほこりを吸着したベタベタ汚れは、時間が経過すると落とすのに苦労します。そんな時は換気扇の外側を雑巾で拭いておくだけでも大丈夫です。雑巾がけをする頻度としては週1回程度で十分でしょう。

少しでも掃除をしておくのとしておかないのとでは大違いです。ちょっとでも油汚れが気になるという方は、ときどき雑巾で拭くようにしましょう。

またご自分で掃除するだけではなく、業者に依頼するという手もあります。最近ではクリーニングを行ってくれる業者が多くなり、手軽に頼めるようになりました。業者によるクリーニングの場合ですと、年に1~2回程度で十分です。

換気扇に付いた油汚れをそのままにしておくと、室内の空気が悪くなるだけではなく、作った料理の状態にも悪影響を与えます。多少の手間はかかりますが、きちんと掃除していきましょう。

5. 掃除をした際に不具合を感じたら専門業者に相談

換気扇の掃除はご自分でも気軽に行うことができます。

掃除道具を持つ事業者の写真

ただ人によっては掃除しても油汚れを落としきれない、ベタベタ汚れに触れたくないという方もいらっしゃるでしょう。そんな方におすすめしたいのがクリーニングの専門業者。専門知識と経験が豊富なお掃除のプロフェッショナルが作業を行いますので、ご自分で作業するより安全かつ確実です。

個人ですと3ヶ月に1回は換気扇の掃除をしていかなければなりませんが、専門業者なら半年もしくは1年に1回程度でも十分です。作業を依頼された場合にかかる費用については次のようになります。

・レンジフードタイプ:11,000~13,000円
・プロペラタイプ:7,500~11,000円

清掃に要する時間は2~3時間程度です。業者を選ぶにあたっては、すぐに対応してくれるかどうか確かめることが大切。なるべくご自宅から近い業者に依頼されるのが望ましいです。

また検討されている業者の情報をインターネットサイトにて確認しておきましょう。多くの業者ではサイトに作業実績やお客様からの声が掲載されています。そして作業に入る前に見積もりを取ることをおすすめします。業者によっては無料で見積もりを行っています。複数社の見積もりを比較することで、最安値で作業してもらうことができます。

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