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【保存版】キッチンの換気扇・レンジフードを自分で簡単に掃除する方法!

公開日:2023.5.24 更新日:2024.4.19
【保存版】キッチンの換気扇・レンジフードを自分で簡単に掃除する方法!

料理の際に出る煙などを、屋外へ排出する役目を持つキッチンの換気扇。
炒め物や揚げ物などの油料理をすると、揮発した油が煙に乗って換気扇内にどんどん溜まっていきます。
汚れているのはわかっているけれど、「正しい掃除方法が分からない」「レンジフードは自分でも掃除できるものなの?」と悩んでしまって、定期的に掃除ができていないという人、意外と多いのではないでしょうか?

この記事では、そんなお悩みを解決すべく、キッチンの換気扇・レンジフードを自分で掃除する方法についてご紹介します。

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おそうじ革命

1.キッチン換気扇の汚れの原因と、汚れを放置するリスクとは?

キッチンの換気扇を汚れたままにしておくデメリット

キッチンのにおいを気にしている女性の写真

換気扇につく汚れは、料理で使う油と空中のホコリが混ざったものが主な原因です。

料理の際に使う油はコンロで熱くなると跳ねたり、蒸気と一緒に換気扇に吸い込まれます。きれいな油と違って、熱を加えた油は変化してドロドロになります。

このドロドロの油にホコリが結合すると、換気扇が黒ずんで汚くなります。さらに、金属部分を傷めたり、雑菌が繁殖する可能性もあります。

また、このようなキッチンの換気扇の汚れを放置すると、以下のようなデメリットがあります。

①効率の低下
換気扇の羽根やフィルターに汚れや油脂が溜まっていると、換気扇の回転が制限され、十分な風量を確保できなくなり、風量や排気効果が低下する可能性があります。

また、それによりキッチン内の湿気やにおいが適切に排出されず、煙や蒸気が部屋中に広がることもあります。

②火災の危険性
キッチンの換気扇は調理中に発生する油脂や蒸気を排出する役割を果たしていますが、換気扇が汚れていると、油脂が蓄積しやすくなります。
この蓄積した油脂が発火源となり、火災の危険性が増します。

③騒音の増加
汚れた換気扇は円滑な動作を妨げることがあり、異音や振動が生じる可能性があります。
これにより、換気扇の運転中に騒音が発生し、快適なキッチン環境を損なうことがあります。

④汚れの拡散
汚れた換気扇は、風によって汚れが他の場所に広がるリスクがあります。
例えば、汚れた羽根が回転することで、周囲の壁や天井に油脂が飛散することがあります。これによって、キッチンの周囲の壁や家具などが汚れてしまう可能性があります。

これらのデメリットを避けるためには、定期的な換気扇の清掃が必要です。
定期的なメンテナンスによって、換気扇の効果を最大限に引き出し、キッチン内の環境を清潔で安全な状態に保つことができます。

2.キッチン換気扇の種類

キッチンの換気扇は大まかに分けて2種類

キッチンの換気扇の写真

キッチンの換気扇には一般的に2つの種類があります。
家庭でよく使われるのは、換気扇と呼ばれることの多い「プロペラファン」レンジフードと呼ばれることの多い「シロッコファン」の2タイプです。

しかし、これらの種類によってお掃除方法も異なるため、自宅に設置されている換気扇がどちらのタイプなのかを確認する必要があります。

ご自宅のキッチン換気扇がどちらの種類に当てはまるのかを、まずチェックしてみてください。

・プロペラファン
プロペラファンは、その名前が示す通り、プロペラのような形をしていて、回転しながら空気を吸い込んで、直接屋外に排気します。シンプルで効率的な換気ができるタイプです。
プロペラファンは一般家庭のキッチンや小規模な商業施設などで広く使われています。

・シロッコファン(レンジフード)
シロッコファンは、複雑な形をしています。羽根の部分がカーブしていて、吸い込んだ空気をダクトを通して屋外に排気します。
静かで効率的な換気ができる特徴があり、最近の住宅や大規模なお店でよく使われています。

また、シロッコファンは一般的にレンジフードとしても利用されます。レンジフードは、調理中に発生する湿気や油煙を取り除くために使われる装置です。
シロッコファンを備えたレンジフードは、換気効果が高く、調理中のにおいや蒸気を効果的に排気することができます。

どちらのタイプのファンが自宅のキッチンの換気扇に使用されているかを確認すると、適切なお掃除方法を選ぶことができます。

3.キッチンの換気扇を自分で掃除する方法①プロペラファンの場合

プロペラファンタイプのキッチンの換気扇を自分で掃除する手順

キッチンの換気扇を掃除している写真

《用意するもの》
・重曹(ベーキングソーダ): 換気扇の汚れを中和し、きれいにするために使用します。
・お湯: 汚れたフィルターや羽を浸け置く際に使用します。
・歯ブラシ: 細かい部分や目詰まりした箇所のお掃除に使用します。やわらかめの歯ブラシがおすすめです。
・ふきんやスポンジ: 換気扇の本体を拭く際に使用します。水拭きや洗剤を使って汚れを落とすことができます。
・ゴム手袋: 汚れた部分を触る際や、洗剤を使う場合に手を保護するために使用します。
・ぞうきんや新聞紙: 作業スペースを汚さないようにするために使用します。床やカウンターの下に敷いて作業すると便利です。

《掃除の手順》
①電源を切る
まず電源を切りましょう。コンセントのプラグを抜くか、ブレーカーを落として電気が通らないようにします。
スイッチだけを切っておくと、作業中にうっかりスイッチが入ってしまったり、事故が起きる可能性があるので、電源を完全に切りましょう。

②クリーニング
電源を切ったら、フィルターと羽を取り外します。
フィルターは手前に引っ張ると簡単に外れますし、羽は中心部分を回して取り外せます。

フィルターや羽は重曹を使って洗います。重曹はアルカリ性なので、換気扇の油汚れを中和してきれいにします。
汚れがひどい場合は、重曹をお湯に溶かしてフィルターや羽を2〜3時間浸け置くと効果的です。細かい部分は、重曹を歯ブラシにつけて擦るときれいになります。

③再組み立て
最後に、換気扇本体をきれいにして、外したパーツを取り付ければお掃除は完了です。
故障や感電等のリスクがあるため、外したパーツはよく乾かしてから取り付けましょう。

4.キッチンの換気扇を自分で掃除する方法②シロッコファン(レンジフード)の場合

シロッコファンタイプのキッチンの換気扇を自分で掃除する手順

キッチンの換気扇フィルターを取り付けている写真

《用意するもの》
・ブラシ(歯ブラシや小さな洗いブラシ): フィルターや網目の汚れを取り除くために使用します。
・洗剤: フィルターや網目の洗浄に使用します。市販のキッチン用洗剤や重曹など、アルカリ性のものが効果的です。
・お湯: 汚れたパーツを洗浄する際に使用します。熱湯でも構いませんが、小学生の場合は注意が必要です。
・ぞうきんやスポンジ: パーツの表面を拭くために使用します。水拭きや洗剤を使って汚れを落とすことができます。
・ネジドライバー: シロッコファンを外すためにネジを緩める必要があります。適切なサイズのネジドライバーを用意しましょう。
・ゴム手袋: 汚れた部分を触る際や洗剤を使う場合に手を保護するために使用します。

《掃除の手順》
①電源を切る
シロッコファンタイプの換気扇をお掃除する場合も、最初に電源プラグを抜いてから作業を始めましょう。安全のため、電源を切ることは非常に重要です。

②フィルターの取り外し
フィルターは一般的に簡単に取り外せます。フィルターカバーを見つけ、ロックやクリップを解除してフィルターを取り外します。

③ボタンやカバーの取り外し
工具を使用して、ボタンやカバーを取り外します。

④モーターカバーの取り外し
モーターカバーを取り外す前に、取扱説明書やメーカーの指示を確認してください。

⑤クリーニング
フィルターや整流板を外したら、ブラシと油汚れに有効なアルカリ性の洗剤を使ってフィルターの網目をきれいに洗います。
アルカリ性の洗剤の代わりにお湯に重曹を溶かしたものを使ってもいいですし、重曹がない場合は小麦粉でも代用できます。

汚れがひどい場合は、洗剤をつけたまましばらく浸け置くと効果的です。

⑥再組み立て
クリーニングが完了したら、すべてのパーツを元の位置に戻し、ネジやクリップでしっかりと固定します。
再び正しく機能することを確認してから、電源を再接続し、使用できる状態に戻します。

シロッコファンタイプの換気扇はプロペラタイプよりも構造が複雑です。ファンを外すにはネジを外す必要がありますので、ネジをなくさないように注意しましょう。

5.キッチンの換気扇・レンジフードはどの頻度で掃除する?

汚れは放置せずに定期的に掃除しよう!

キッチンの換気扇掃除で使う道具の写真

換気扇をお掃除するときのコツは、長い間放置せずにこまめに行うことです。

換気扇は油やほこりが付着しやすく、そのまま放置するとお掃除に時間と手間がかかるだけでなく、効果が低下したり、火災のリスクが高まったり、換気扇の寿命が短くなったりする可能性があります。

そのため、最低でも半年に一度、できれば3ヶ月に一度くらいの頻度でお掃除するのがオススメです。
定期的な手入れによって換気効率を向上させ、安全かつ効果的に使用することが重要です。

もし高頻度で掃除をするのが難しいなら、夏に掃除をする方が効果が上がるのでおすすめです。
理由としては、気温が高く油汚れが固まりづらいことや、湯温が下がりにくいためつけ置きの効果が上がることが挙げられます。
年に1度の掃除なら、暑い時期に行うといいでしょう。

6.キッチンの換気扇・レンジフードの掃除はプロに任せよう!

ハウスクリーニング業者に依頼するメリット

取り外されたキッチンの換気扇のファンの写真

このようにキッチンの換気扇は定期的に掃除を行うべきですが、換気扇は油汚れがたまりやすく、手入れが難しい場所です。
換気扇を分解しての掃除はなかなか大掛かりなものですし、忙しいと手が回らない方も多いはず。

そんなときにおすすめなのがハウスクリーニング業者です。

ハウスクリーニング業者に依頼することで、専門のスタッフが代わりに換気扇のお掃除を行ってくれます。
ハウスクリーニング業者は高品質なサービスを提供するための知識と技術を持っており、専用の機材や洗剤を使用して徹底的に汚れを取り除いてくれます。

また、ハウスクリーニング業者にお任せすることで時間を節約することができます。
お掃除に費やす時間や労力を業者に頼むことで、自分の大切な時間を他のことに使えるので、仕事や家族との時間を充実させたり、趣味やリラックスの時間に充てることができますよ。

ハウスクリーニング業者に頼むことのもう一つのメリットは、プロの技術と経験を活かした確かなサービスを受けることができることです。
プロの業者は、熟練した技術を持ち、安全対策も徹底しています。キッチンの換気扇には油汚れがたまりやすく、火災の原因にもなる恐れがありますが、業者に依頼することで専門知識を持ったスタッフが安全にお掃除を行ってくれます。

忙しい日々に追われている方にとって、ハウスクリーニング業者に換気扇のお掃除を任せることは大きな負担軽減につながります。
時間と手間を節約しながら、清潔で快適なキッチン環境を維持することができます。
自分の大切な時間を大切なことに充てるために、ハウスクリーニングサービスを利用してみてはいかがでしょうか。

7.まとめ

キッチンの換気扇掃除に関するまとめ

部品が取り外されたキッチンの換気扇の写真

キッチンの換気扇掃除を行う際は、以下のポイントをお忘れなく!
・分解は正しい順序で
・油汚れにはアルカリが効く!
・3ヶ月〜半年に一度は定期的に掃除を
・困ったらプロにおまかせしちゃおう!

油汚れは溜まってしまうと落とすのが本当に大変ですし、ベタベタして気持ち悪いですよね。
定期的に分解してお掃除してあげると、きれいを維持できるだけでなく、機器の寿命も伸びますよ。

ぜひ、自分で定期的に掃除をするか、難しい場合はプロに掃除を依頼することも検討してみましょう。
清掃に来てくれたプロに「普段のお手入れのマル秘テクニックを聞いてみる。」なんていうのも賢い手段かもしれません。

監修

株式会社KIREI produce

2010年創業。ハウスクリーニングサービスのブランド「おそうじ革命」を全国でフランチャイズ展開している。
創業以来、徹底したお客様目線を追求したサービス提供と経験にもとづいた厳しい研修でのスタッフ教育が特徴。
「安心して任せられるブランド」として、第三者評価機関のオリコン顧客満足度調査において、4年連続で業界No.1のお墨付きを得ている。
現在、約300店舗体制で全国にサービス提供を展開。姉妹ブランドに、ホームリペアサービスの「凹みの匠」、大型清掃と設備メンテナンスの「IJITAS」があり、ワンストップでキレイにまつわる作業が全て可能なのも魅力の一つ。
<資格・著書・受賞歴など>

2020年~2023年「オリコン顧客満足度調査ハウスクリーニング部門コストパフォーマンス」4年連続1位受賞

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