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スマホの背面が割れたら修理は必要?割れたときの応急処置などを解説

公開日:2023.3.16 更新日:2024.4.19
スマホの背面が割れたら修理は必要?割れたときの応急処置などを解説

現在のiPhoneは背面パネルもガラス製です。
Androidのスマホも背面の素材がガラス製のものがあり、落としたり、ぶつけたりしますと割れてしまいます。

この記事では、スマホの背面が割れたときに修理等が必要なのかについてや、対処法などについて解説いたします。

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1.なぜスマホ背面の一部はガラス製なのか?

ワイヤレス充電機能が搭載されたため

スマホをワイヤレス充電している写真

iPhoneの場合は、iPhone5からiPhone7までは背面パネルの素材はアルミニウムでした。アルミニウムが採用されていたのは軽量で高硬度であることが理由です。

iPhone8以降から背面パネルがガラス製となりましたが、これには大きな理由があります。
Phone8からはケーブルをつなげずに充電できる「ワイヤレス充電」機能が搭載されたからです。i
ワイヤレス充電は充電パッド側の送電用コイルとiPhone側の受電用コイルが反応することで充電ができる仕組みです。
素材がアルミニウムでは、2つのコイルがうまく反応しないことから、2つのコイルが反応可能なガラス素材が用いられているそうです。

Androidで背面がガラス製のスマホも同様の理由になります。

2.スマホの背面が割れたらどうする?

スマホの背面が割れたら、できる限り早く修理に出した方がいい

スマホのガラスの背面が割れている写真

iPhoneやAndroidなどのスマホの表面が割れてしまった場合は、「画面が見づらい」、「操作しづらい」等のストレスを使用の都度感じることが多くなる為、比較的修理は早く出される印象があります。

ただ、スマホの背面が割れた場合だと、操作にも特に影響がなければそのまま使い続けてしまう方も多いです。
はたして、スマホの背面が割れた場合は、そのまま使い続けても問題ないのでしょうか?

結論から述べますと、やめた方が良いです。
スマホの背面が割れたまま使い続けると、先ほどもお伝えしたワイヤレス充電ができなくなってしまったり、タッチ決済ができなくなったりします。

さらに割れた個所が原因でスマホの基盤が壊れてしまいますと「画面が表示されない」、「電源がつかない」といった症状が出る可能性があります。
また、防水機能が備わっているスマホでも、割れた個所から水が浸入するリスクがありますので、水が原因で故障する場合もあるでしょう。

こういったリスクがあるため、スマホの背面が割れたらできる限り早く修理に出すことが賢明です。

3.スマホの背面が割れた際の対処法

まずはバックアップを!割れた背面ガラスには応急処置をしよう!

バックアップのイメージ写真

スマホの背面が割れてしまい故障の症状が悪化すると、最悪の場合電源が入らなくなる場合もあります。
そうなるとスマホが操作できなくなるので、データのバックアップが取れているかは確認しておきましょう。

iPhoneですとiCloudを利用した方法が一般的です。
「設定」から「iCloudバックアップ」をオンにすることでiCloudへのデータのバックアップが行えます。

Androidの場合はGoogleアカウントを利用したバックアップがおすすめです。
初期設定でGoogleアカウントを設定するときに「データのバックアップ」をonにすることで、連絡先や画像、動画データ等が自動的にGoogleドライブへバックアップされます。

手動でバックアップを行う場合は、設定アプリから「Google」⇒「バックアップ」を選択し、「今すぐバックアップ」をタップします。
手順が自分のスマホの設定と一致しない場合は、設定アプリで「バックアップ」と検索してみてください。

割れた個所に関しましては、今以上にひどい症状にさせない為に、応急処置ではありますが、テープやサランラップで補強する方法があります。
その他には、スマホケースを今まで使用していなかった方は、ケースを利用することである程度スマホを守ることができるでしょう。

4.割れたスマホの背面は自分で直せるの?

難易度が高いため、専門業者に依頼した方が無難

自分でのスマホ修理のイメージ写真

自分で割れたスマホの背面の修理を行うことは不可能ではありませんが、作業の難易度はとても高いです。
背面が割れてしまっていますので、修理中に基盤を傷つけてしまうリスクがあります。

また、メーカーの保証サービスに加入している場合は、自分で修理してしまうと保証対象外になってしまう可能性があります。

自分で修理したいと思った方もまずは修理する前に、ご自身の保証契約を確認した方が良いでしょう。

5.スマホの背面が割れたときの注意点

iPhoneの場合は、Apple社の正規修理店以外では直せない

Appleのリンゴマークのイメージ写真

iPhoneといえば、背面にApple社のロゴでもあるリンゴマークが入っているのが特徴的ですよね。

実はこのリンゴマークの入った背面ガラスは、Apple社の正規修理店以外で直すことは不可能です。
リンゴマークは商標登録されていますので、Apple社純正の背面ガラスを個人や民間の修理専門業者は入手できません。
まれにリンゴマークのある背面ガラスがオークションや通販サイトで販売されているのを見かけることがあるかもしれませんが、そういったものは商標法違反の可能性が高いのでご注意ください。

民間のスマホ修理専門業者でも、背面ガラスが純正以外のものであれば、交換や修理に対応してくれる業者はあります。
背面のリンゴデザインがなくなっても問題ない方は、検討の余地があるでしょう。

しかし、民間の修理専門業者は純正の背面ガラスが入手できませんので、こちらの記事ではApple社の正規代理店での修理をおすすめします。

6.Androidスマホの背面ガラスが割れた場合の修理は?

メーカーの正規修理店かスマホ修理の専門業者に依頼しよう!

Androidスマホの背面ガラスを修理している事業者の写真

Androidの背面が割れたとき、自分で直す方法もありますが、先にも述べたように難易度が高いのでおすすめしません。

他に修理する方法としては、iPhoneと同様にメーカーの正規修理に依頼する方法があります。
製品に一番詳しいスタッフが対応してくれるので、安心して修理をお任せできます。
ただ、メーカーの正規代理店ですと、修理する場合はスマホを預けて修理するようになりますので、修理が終わるまでに1週間程度時間がかかる場合があるのでご注意ください。

また、メーカーに依頼する場合は、修理の際にすべてのデータが消去される場合があるので、その点も考慮した方が良いでしょう。

「修理に日にちをかけたくない」、「データを消したくない」などの希望がある方は、民間のスマホ修理専門業者での修理を検討してみてはいかがでしょうか。
早い場合ですと、即日に修理が完了します。また、修理料金もメーカーの正規代理店よりも安価な場合がありますので、直ぐに安く修理したい方は、お近くのスマホ修理専門業者に一度相談してみると良いでしょう。

監修

株式会社スマホスピタル

2016年3月1日創業以来、爆発的に普及したiPhone・スマホのトラブル・故障の修理・相談窓口としてわずか3年で全国80店舗へ拡大。
画面割れや液晶漏れ、バッテリーの交換や充電口トラブル、水没復旧など様々な依頼を受けていくうちに、修理実績は150万台を突破。(2023年1月現在)
2019年3月より上場企業「日本PCサービス株式会社」のグループとなり「家中の機器をワンストップでサポートする企業」を目指し日々取り組んでいる。
現在ではスマホだけではなくiPadなどのタブレット端末やSwitchやプレイステーションといったゲーム機の依頼も受け付けている。メーカー問わず相談できると定評のある、信頼と安心の『スマホスピタル』です。
<資格・著書・受賞歴など>

総務省登録修理業者(2017/9/15)

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