本文へ移動

PS5のコントローラーが勝手に動く?!ドリフト現象の直し方や修理の申し込み方法を解説

公開日:2023.7.19 更新日:2024.4.22
PS5のコントローラーが勝手に動く?!ドリフト現象の直し方や修理の申し込み方法を解説

2020年11月にリリースされた次世代ゲーム機、「PlayStation5」は、グラフィック能力やロード速度といった様々な面で、その前身であるPS4を大きく上回ります。
PS5は、高品質なゲーム体験が出来るゲーム機です。しかし、いくらハードウェアが優れていても、コントローラーに問題があるとゲーム体験は台無しになってしまいます。

ここでは、PS5コントローラーが勝手に動く、スティックが上を向く場合の直し方を解説します。また、それでも直らない場合の修理方法についても説明しているのでぜひ参考にしてみてください。

※2023年7月時点の情報です。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

スマホスピタル

1.PS5のコントローラーが勝手に動くのはなぜ?

この現象は「ドリフト現象」と呼ばれ、主にコントローラーの不具合により発生します。

勝手に動くPS5のコントローラーを持つ男性の写真

PlayStation 5(PS5)の「ドリフト現象」は、コントローラーのスティックが勝手に動くトラブルです。
これにより、ゲームプレイ中にキャラクターや権利が予期せず移動し続けたり、ユーザーが触れていないにも関わらず入力が行われたりする現象です。その際にカーソルが漂うような動きを示すため、「ドリフト」と呼ばれています。

このコントローラーのドリフト現象が起こる主な原因は、アナログスティックの摩耗や部品の劣化です。
スティック周辺の部品が摩耗し、正確な入力を検出する能力が低下します。その結果、スティックが確実な位置からわずかにずれた状態と認識され、コンソールは常にその入力を受け取っていると判断してしまいます。

また、わずかな隙間からゴミやホコリがアナログスティックの内部に入こんでしまうことで、スティックが中央に戻らなくなるという原因のひとつです。

ドリフト現象は、PS5以外のゲームコンソールでも同様の問題が報告されています。 具体的な原因については、製造上の欠陥や設計上の問題が関与している可能性もありますが、詳細な情報は公式には公表されていません。

それでは、コントローラーのドリフト現象の直し方について詳しく見ていきましょう。

2.PS5のコントローラーのドリフト現象の直し方 その①

リセットボタンを押して再接続する

リセットボタンのイメージ絵

PS5のコントローラーが勝手に動いてしまうトラブルでお困りの方は、まずはコントローラーのリセットを試してみてください。

リセットボタンはコントローラーの背面、SONYのロゴの右側にあります。

事前にPS5の電源を切ってから、爪楊枝などの細いものでこのボタンを3~5秒ほど長押してください。

コントローラーの接続が切れている(LEDが光っていない)状態で、今度は不具合が起きているスティックをグルグル回してください。
時計回り、反時計回りに力を入れ過ぎず、回して調整してみましょう。

その後USBケーブルでPS5本体とコントローラーを接続します。

最後に、PSボタンを押すとリセットが完了します。

これにより一時的なエラーがクリアされ、ドリフト現象が改善される可能性があります。
これでも解消されない場合は、次項の対処法をお試しください。

3.PS5のコントローラーのドリフト現象の直し方 その②

アナログスティックの隙間を掃除する

エアダスターで埃を吹き飛ばしている写真

次に試していただきたいPS5のドリフト現象の直し方は、アナログスティック部分の掃除です。

汚れやゴミがアナログスティックの隙間に溜まると、コントローラーが意図しない動きをすることがあります。
特にペットのいるご家庭では、犬や猫の毛が入り込んでしまうことが多々あります。

この問題を解消するためには、アナログスティックをくるくると回しながら乾いた布で拭き取り、エアダスターを使って埃を吹き飛ばします。
掃除が終わったら、PS5を起動し操作に違和感がないか確認します。

それでも不具合が直らない場合は、コントローラーを分解して内部に入り込んだゴミや汚れを取り除く方法もあります。
ただし、掃除の過程でコントローラーを分解すると、メーカーの保証を受けられなくなる可能性があります。
そのため、分解を伴うコントーラーの清掃を行う際は、自己責任でお願いします。

分解や組み立てに必要な知識や技術がない場合は、そのままの状態でメーカーに依頼することをおすすめします。

4.PS5のコントローラーのドリフト現象の直し方 その③

システムアップデートを確認する

システムアップデートのイメージ絵

SONYは、PS5の機能向上や不具合の修正のために、不定期にシステムアップデートを提供しています。
これにはコントローラーの操作性を向上させる修正が含まれていることもあります。

PS5のホーム画面の設定メニューからシステムソフトウェアのアップデートを確認し、最新のアップデートが適用されているか確認しましょう。

5.PS5のコントローラーのドリフト現象が直らない場合は修理依頼しよう!

PS5のコントローラーの修理依頼先をご紹介

PS5のコントローラーの修理のイメージ写真

①Playstationサポートに修理を依頼
ソニー公式のコントローラーであれば、Playstationサポートの修理を受けられます。
ただ、コントローラーに改造をしたり、損傷が著しかったりするなど、場合によっては修理・交換を断られることもあるので、事前にしっかりとアフターサービス規定 / 保証規定を確認するようにしましょう。

PS5は新品の購入から新品の購入から1年間が保証期間内となっており、その保証内であれば無償で修理・交換を受けることができます。
保証を受けるには、購入日/店名 / 製品名が記載されたレシートや納品書といった購入証明書が必要です。

保証外の場合のコントローラーの修理 / 交換にかかる料金目安は6,050円(税込)です。こちらはあくまでも目安の料金なので症状によっては変動します。

また、DualSense Edge™ ワイヤレスコントローラーの保証外の修理・交換は公式サポートでは受け付けていないため、注意が必要です。

そのほか、コントローラーを公式サポートに送る必要がありますので、修理完了までには1週間程度かかります。
Playstationサポート オンライン修理受付

②修理専門業者へ修理を依頼する
PS5のコントローラー修理は民間の修理業者でも受け付けています。
民間の修理業者であれば、症状にもよりますが即日、かかっても数日程度で修理できる可能性があります。
また、症状によってはPlaystationサポートの有償修理よりも安く修理できる場合があります。
「早く直したい」、「安く直したい」といった方は一度相談してみることをおすすめします。

6.PS5のコントローラーのドリフト現象を予防するには?

日々の使用方法に注意しよう!

PS5のコントローラーを操作している写真

PS5のドリフト現象を予防するためには、以下のポイントに注意しましょう。

①コントローラーを優しく扱う
コントローラーを乱暴に使わないようにしましょう。力を入れすぎたり、強く操作すると、スティックや部品が損傷する可能性があります。
日ごろから優しく操作することを意識してゲームをプレイすることで、部品の劣化を遅らせることができます。

②定期的にお手入れする
コントローラーを定期的に掃除しましょう。柔らかい布やエアダスターを使用して、スティック周辺のゴミやホコリを取り除きます。
清潔な状態を保つことで、スティックの動きを妨げる要因を減らすことができます。

③適切な保管方法
コントローラーを保管する際には適切な方法を選びましょう。
直射日光や高温、湿度の高い場所から遠ざけ、コントローラーが安全に保管されるようにします。
また、重い物に圧迫されたり、落とされたりしないように注意しましょう。

7.最後に

PS5のコントローラーのドリフト現象の直し方に関するまとめ

コントローラーを使ってPS5で遊んでいる写真

毎日ゲームをする方にとっては、コントローラーの故障によりゲームが出来ないことは辛いと思います。
公式修理の1週間程の日数を待てない方は、新しいコントローラーを購入するのも一つの手です。

また、修理専門店を利用した場合、早い場合は即日に修理が完了し、公式サポートの修理価格よりも安価で修理できることもあります。早く直したい方は、こちらも検討してみてください。

監修

株式会社スマホスピタル

2016年3月1日創業以来、爆発的に普及したiPhone・スマホのトラブル・故障の修理・相談窓口としてわずか3年で全国80店舗へ拡大。
画面割れや液晶漏れ、バッテリーの交換や充電口トラブル、水没復旧など様々な依頼を受けていくうちに、修理実績は150万台を突破。(2023年1月現在)
2019年3月より上場企業「日本PCサービス株式会社」のグループとなり「家中の機器をワンストップでサポートする企業」を目指し日々取り組んでいる。
現在ではスマホだけではなくiPadなどのタブレット端末やSwitchやプレイステーションといったゲーム機の依頼も受け付けている。メーカー問わず相談できると定評のある、信頼と安心の『スマホスピタル』です。
<資格・著書・受賞歴など>

総務省登録修理業者(2017/9/15)

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

スマホスピタル

スマホ・iPhone修理の新着記事

おすすめ記事