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【要注意】スマホも熱中症に?夏の発熱対策&壊れる前にできること

公開日:2025.7.30
【要注意】スマホも熱中症に?夏の発熱対策&壊れる前にできること

「スマホが熱くて触れない」「動作が重くなって、画面がカクカクする」「いきなり電源が落ちた」
夏になると、こうした症状に悩まされる人が急増します。これはいわば“スマホの熱中症”。人と同じく、スマホも暑さに弱い精密機器です。

気温が高い環境下では、スマホを使っているだけでも内部に熱がこもりやすくなり、不調やトラブルの原因になります。特に、充電しながらの使用や、動画・ゲームなどの処理の重い操作、風通しの悪い場所での保管などが重なると、急速に温度が上昇します。
スマホの熱中症はバッテリーの劣化や発火のリスクもあるため、正しい対策を知ることが重要です。

この記事では、スマホが熱中症になる原因、やってはいけない冷却方法、安全な予防法、修理の判断基準まで、実践的に解説します。

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1.スマホはなぜ熱くなるのか?主な原因とは

外気温だけでなく“使い方”にも注意

発熱するスマホのイメージ画像

スマホは小さな筐体の中に高性能な処理装置を備えており、外気温や使い方によってすぐに温度が上がる構造です。とくに以下の条件下では、熱がこもりやすくなります。

・高温多湿の環境で使用している
 夏場の屋外や車内では、わずか数分で本体温度が危険域に達することもあります。

・充電しながら使う
 バッテリーが発熱するうえに、アプリ操作が加わると内部温度が急上昇します。

・処理の重いアプリを起動している
 動画再生、ゲーム、ビデオ通話などはCPUを大きく稼働させ、熱を発します。

・バックグラウンドで常時動作するアプリがある
 位置情報サービス、ウェアラブル連携アプリなどが知らぬ間に負荷をかけている場合があります。

・放熱性の低いケースを使用している
 分厚いカバーや密閉型のケースは、熱をこもらせる原因になります。

2.スマホが熱中症になるとどうなる?チェックすべき症状

スマホの発熱時に現れる典型的なトラブル一覧

スマホが壊れて困っている女性の写真

次のような症状が見られたら、これらはスマホが高温により異常をきたし始めている兆候であり、早めの対処が必要です。

・本体が異常に熱い
・画面が自動的に暗くなる
・操作中に動作がカクつく、またはフリーズする
・カメラやフラッシュが使えなくなる
・突然シャットダウンする
・バッテリーの減りが異常に早い、膨張する


これらは単なる不調ではなく、スマホ内部の安全装置が作動しているか、もしくはハードウェアが損傷を受け始めている状態です。早めの対処が不可欠です。

3.スマホが熱中症になったときのNG行為

スマホを壊す「冷やし方」に注意

熱を持ったスマートフォンを保冷剤で冷やすのはNGをイメージしたイラスト

スマホが熱を持ったとき、焦って冷やそうとして以下のような行動をとるのは危険です。

・保冷剤を当てる
 表面だけが急激に冷えることで、内部に結露が発生し、ショートや腐食の原因に。

・冷蔵庫・冷凍庫に入れる
 結露だけでなく、バッテリーの化学反応を妨げ、最悪の場合発火のリスクすらあります。

・濡れタオルで包む
 表面は冷えるかもしれませんが、水分が内部に入りやすくなり、非常に危険です。

スマホは“ゆっくり・自然に”冷やすのが鉄則です。

4.すぐに試せるスマホの熱中症対策

スマホの持ち歩き方や使い方に注意するだけでも効果的

鞄の中にスマホをしまう様子

スマホの発熱は、高温の場所に長時間置かれることや、内部での処理負荷の蓄積によって起こります。日常的にちょっとした工夫を取り入れるだけでも、発熱を抑えることが可能です。

・スマホを直射日光の当たる場所に放置しない
特に車内や窓際は高温になりやすく、スマホが短時間で異常加熱するリスクがあります。車にスマホを置いたままにするのは避けましょう。

・通気性の悪い場所での持ち歩きを避ける
ポケットやカバンの中は通気性が悪く、熱がこもりやすくなります。夏場はできるだけ手に持つ、バッグの外ポケットを使う、あるいはメッシュ素材など通気性のよいスマホポーチに入れるなど、熱をためこみにくい持ち歩き方を心がけましょう。

・充電中の使用を控える
スマホは充電中にも発熱しやすくなります。動画視聴や通話など、バッテリーに負荷のかかる使い方を同時に行うと、温度が急上昇することも。充電中は極力使用を控え、充電が完了したら速やかにケーブルを抜くようにするとよいでしょう。

・端末に合わないスマホケースを見直す
厚みのあるケースや放熱効果のない素材は、スマホ内部の熱を外に逃しにくくします。熱がこもりやすいと感じたら、放熱対策が施されたケースや、冷却シートとの併用も検討してみてください。

・スマホの冷却グッズを活用する
近年は、スマホに装着できる冷却ファンやアルミ製の放熱シート、熱伝導ジェルなど、発熱対策グッズも多く販売されています。特に長時間の使用や屋外での利用が多い方には、有効な選択肢です。
注意点として、保冷剤などで急に冷やすと内部に結露が発生し、故障の原因になることがあります。専用の冷却グッズを使用し、安全に温度を下げるようにしてください。

こうした日常的な工夫を意識するだけでも、スマホの発熱トラブルを軽減できます。

編集部おすすめのスマホの熱中症対策グッズ

マグネット式スマホクーラー 5 Pro


スマホの熱が気になる夏にぴったりの「マグネット式スマホクーラー 5 Pro」。最大35Wの強力冷却で、わずか25秒で温度をグッと下げてくれます。ゲームや動画中にスマホが熱くなって画面が止まる…そんな悩みもこれで解決。RGBライトで見た目も楽しく、専用アプリで温度管理もばっちり。マグネットでもクリップでも取り付けOKで、幅広い端末に対応します。快適なスマホ時間をサポートする、頼れる冷却アイテムです。




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¥8,999(税込)



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Black Shark



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冷やスマPRO スマホ熱中症対策シート


スマホが熱くなって動きがにぶくなる…。そんな悩みに「冷やスマPRO」がぴったりです。貼るだけでスマホの熱をすばやく吸収し、発熱によるフリーズやバッテリー消耗をやわらげてくれます。電源もいらず、持ち歩きもラク。シートタイプだからどこでも手軽に使えて、冷却グッズのなかでも扱いやすさは抜群です。ゲームや動画を長時間楽しみたい方にもおすすめの、スマホの“ひんやり対策”です。




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5.スマホの熱中症が改善しないときは?修理を検討すべきサイン

異常発熱をくり返すなら内部トラブルの可能性も

画面が真っ暗なスマホの写真

スマホの熱対策を講じても症状が改善されない場合、内部に何らかの異常がある可能性があります。熱によるストレスが長期的に蓄積されると、バッテリーや基板など、重要なパーツがダメージを受けていることもあります。

以下のような症状が見られた場合は、修理や点検を検討するタイミングといえるでしょう。

・使用していなくても本体が発熱している
・フリーズやアプリの強制終了が頻発する
・充電の減りが異常に早くなった
・バッテリーが膨らんできている
・本体から焦げたようなにおいがする
・電源が入らなくなった、再起動を繰り返す


これらの症状は、単なる発熱を超えてハードウェアの劣化や損傷が進行しているサインです。とくにバッテリーの膨張は、発火など重大な事故につながる危険性もあるため、早急な対応が求められます。

また、内部の基板や冷却機構に問題が生じている場合、いくら表面的な冷却対策をしても根本的な改善にはなりません。スマホ修理業者では、専用の診断機器を使って発熱の原因を特定し、必要なパーツ交換や調整を行ってくれます。

目に見える症状が出始めたら自己判断での放置は避け、早めに専門業者へ相談することが重要です。スマホを安全に長く使うためにも、不調を感じた時点でのメンテナンスを習慣化しましょう。

6.スマホの熱中症まとめ|スマホの熱中症は“気温”だけでなく“使い方”で防げる

環境と行動の見直しがトラブル回避の鍵

笑顔でスマホを使う女性の写真

スマホが熱くなるのは、長時間の使用ではなく、使う環境や操作内容の積み重ねによるものです。
まずは日常の扱いを見直すことが、スマホの寿命と安全を守る第一歩です。

焦らず、冷静に、正しい知識で対処すれば、夏場でも安心してスマホを使い続けることができます。

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