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シャワーヘッドを交換する方法とは?交換目安やかかる費用は?

公開日:2022.5.13 更新日:2026.6.26
シャワーヘッドを交換する方法とは?交換目安やかかる費用は?

シャワーヘッドに水漏れや目詰まりなどの不具合が起きると、「自分で交換できるのか」「どのシャワーヘッドを選べばよいのか」と迷う人も多いでしょう。

シャワーヘッドは、種類によっては自分で交換できる場合があります。一方で、ヘッドとホースが一体になった製品や、接続部分の規格が異なる製品もあるため、交換前にシャワーヘッドのタイプ、メーカー、ねじの規格を確認することが欠かせません。また、水漏れの原因がホースや水栓本体にある場合は、ヘッドを付け替えるだけでは解消しないこともあります。その場合は、パッキンやホースの交換、水栓本体の修理が必要になるため、原因を確認してから対応しましょう。

この記事では、シャワーヘッドを交換したほうがよい症状、自分で交換する方法、交換によるメリット、交換にかかる費用、業者へ相談する判断基準までわかりやすく解説します。

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シャワーヘッドを交換した方がいい症状

シャワーのイメージ

シャワーヘッドを交換した方がいい症状は、次のとおりです。


  • シャワーヘッドから水漏れしている
  • シャワーヘッドの散水板が詰まっている
  • シャワーヘッドとホースの間から水が漏れ続けている
  • シャワーヘッドを5年前後使っている
  • シャワーヘッドがひび割れしている

症状ごとに詳しく見ていきましょう。


シャワーヘッドから水漏れしている


シャワーヘッド本体から水漏れしている場合は、劣化や破損が起きている可能性があります。特に、以下の症状がある場合は、交換を検討しましょう。


  • ヘッド部分にひび割れがある場合
  • 使用中に本来とは違う場所から水が出る

また、止水ボタン付きのシャワーヘッドでは、内部部品の劣化によって水が完全に止まらなくなることがあります。ボタンを戻しても水が漏れ続ける場合や、以前より水の切れが悪くなった場合も注意が必要です。


ただし、水を止めた後に数分だけ水滴が落ちる程度であれば、ヘッド内部に残った水が出ているだけのケースもあります。使用後にヘッドを軽く振って水を抜いても水漏れが続く場合は、本体の交換を検討しましょう。


シャワーヘッドの散水板が詰まっている


シャワーヘッドの散水板が詰まっている場合は、まず掃除で改善するか確認しましょう。


シャワーヘッドのフィルターや散水板に汚れがたまると、水の出方が乱れたり、水漏れが起きたりすることがあります。散水板とは、シャワーヘッドの先端にある複数の穴が開いた部分のことです。


まずは取扱説明書を確認し、取り外せる部品を歯ブラシなどで水洗いしましょう。散水板の穴に汚れが残っている場合は、製品に合った方法で目詰まりを取り除きます。掃除をしても水の勢いや出方が改善しない場合は、交換を検討しましょう。


シャワーヘッドとホースの間から水が漏れ続けている


シャワーヘッドとホースの間から水が漏れ続けている場合は、接続部を確認し、必要に応じてパッキンや傷んでいる部品を交換しましょう。


接続部からの水漏れはシャワーヘッド本体の故障だけでなく、以下が原因で起こる場合もあります。


  • 取り付け時のずれや隙間
  • パッキンの劣化
  • ネジ山(ネジのらせん状の突起部分)の傷み

そのため、すぐにヘッド本体を交換するのではなく、まずは水漏れしている場所を確認することが大切です。


接続部分から水が漏れている場合は付け直す


接続部分から水が漏れている場合は、シャワーヘッドとホースがまっすぐ取り付けられているか、接続部に隙間がないかを確認しましょう。斜めに取り付けられている場合は、一度取り外して付け直します。


正しく取り付け直しても水漏れが続く場合は、パッキンに傷やねじれ、摩耗がないかを確認します。パッキンを交換しても直らない場合や、ネジ山が潰れている場合は、傷んでいる側のシャワーヘッドまたはホースの交換を検討しましょう。


なお、製品によってはシャワーヘッドとホースが一体になっており、シャワーヘッドだけを取り外せない場合があります。この場合はヘッド単体では交換できないため、シャワーホースごと交換を検討しましょう。取り付けられる部品が分からない場合は、使用中の製品のメーカーや専門業者に確認すると安心です。


シャワーヘッドを5年前後使っている


シャワーヘッドを5年前後使っている場合は交換を検討しましょう。


シャワーヘッドやホースの交換時期は、約5年が一つの目安です。見た目に大きな破損がなくても、長く使い続けるうちに内部の部品やパッキンが劣化し、水漏れや水圧の低下などが起こりやすくなるため注意が必要です。


また、シャワーヘッドの内部には水垢や石けんカスなどが少しずつ蓄積します。掃除をしても水の出方が改善しない場合や、以前より使い心地が悪くなったと感じる場合は、交換のサインと考えましょう。


シャワーヘッドがひび割れしている


シャワーヘッドにひび割れが見られる場合は、早めに交換を検討しましょう。


ひび割れは、シャワーヘッドが劣化しているサインの一つです。放置すると、亀裂のある部分から水が漏れたり、水の出方が乱れたりするおそれがあります。


シャワーヘッドの表面や持ち手、ホースとの接続部に亀裂や欠けがないか見ておきましょう。ひび割れから水が漏れている場合や、亀裂が広がっている場合は早めに交換を検討しましょう。

シャワーヘッドを交換する方法

シャワーヘッドのイメージ

シャワーヘッドを交換する方法は、次のとおりです。


  1. シャワーヘッドのタイプを確認しておく
  2. メーカーも確認しておく
  3. シャワーヘッドを用意する
  4. シャワーヘッドを取り外す
  5. 新しいシャワーヘッドを取り付ける

以下で順番に説明していきます。


シャワーヘッドのタイプを確認しておく


シャワーヘッドの交換前に、シャワーヘッドをホースから取り外せるタイプかどうか確認しましょう。


シャワーヘッドには、以下2種類があります。


  • ヘッドのみを取り外せるタイプ
  • ホースと一体になったタイプ

一体型の場合はヘッドだけを交換できず、ホースも含めて取り替える必要があるため注意が必要です。


取扱説明書やメーカーの公式サイトでシャワーヘッドのタイプを確認しておきましょう。


メーカーも確認しておく


交換前に、現在使っているシャワーホースのメーカーを確認しましょう。


シャワーヘッドとホースの接続部分は、メーカーによってねじの規格が異なる場合があります。規格が合わないまま取り付けると、接続部に隙間ができ、水漏れにつながる場合があるため注意が必要です。


特に、KVK、MYM、ガスターのシャワーホースに他社製のシャワーヘッドを取り付ける場合は、接続用のアダプターが必要になります。アダプターが付属する製品もありますが、別途用意する場合もあるため、購入前に確認しておきましょう。


交換する前に、ホースやシャワーヘッドに記載されたメーカー名を確認し、取扱説明書やメーカーの公式サイトで適合するアダプターを確認しておくと安心です。


シャワーヘッドを用意する


次に、新しいシャワーヘッドを用意します。シャワーヘッドは、自宅のホースに取り付けられるものか確認してから購入しましょう。


シャワーヘッドは見た目や機能だけで選ぶと、ホースとの接続部分が合わず、そのまま取り付けられない場合があります。特にメーカーやネジの規格が異なる場合は、付属または別売りのアダプターが必要になることがあるため注意が必要です。


購入前には、現在使っているシャワーヘッドやホースのメーカーを確認し、交換したい商品の対応メーカーや付属品を見ておきましょう。止水ボタン付きのシャワーや、ヘッドとホースが一体になっているタイプは、シャワーヘッドだけを交換できない場合もあるため注意が必要です。


交換をスムーズに進めるためにも、対応するシャワーヘッドと必要なアダプターを事前にそろえておきましょう。


シャワーヘッドを取り外す


シャワーヘッドのタイプとメーカーを確認したら、次にシャワーヘッドを取り外します。作業時はホースとの接続部分を押さえながら、ゆっくり回して取り外しましょう。


シャワーヘッドを長期間使っていると、接続部分に水垢などがたまり、固くなっていることがあります。無理に力を加えると、ホースや接続部分を傷めたり、手を滑らせてけがをしたりするおそれがあるため注意が必要です。


手で回しにくい場合は、接続部分の水分を拭き取り、ゴム手袋を着けると滑りにくくなります。それでも外れない場合は、水垢などで固着している可能性があるため、メーカーや専門業者へ相談しましょう。


新しいシャワーヘッドを取り付ける


シャワーヘッドを取り外したら、新しいシャワーヘッドを取り付けます。まず、シャワーヘッドとホースの接続部分をまっすぐ合わせましょう。


接続部分をまっすぐ合わせたら、シャワーヘッドを手で固定し、ホース側のナットを回してしっかり取り付けます。


斜めになったまま無理に回すと、接続部分のネジ山が傷み、水漏れの原因になることがあるため注意が必要です。うまく取り付けられない場合は、規格が合っていない可能性があるため、適合するアダプターを使用しましょう。


取り付け後は実際に水を流し、接続部分に隙間や水漏れがないか確認します。水漏れがある場合は、いったん取り外し、接続部分が斜めにならないよう注意しながら、再度取り付け直しましょう。

シャワーヘッドを交換するメリット

シャワーヘッドのイメージ

シャワーヘッドを交換するメリットとして、以下の内容が挙げられます。


  • 節水になる
  • 水質改善につながる
  • 水圧改善につながる

それぞれ詳しく説明します。


節水になる


節水機能付きのシャワーヘッドに交換すると、シャワーで使うお湯の量を抑えやすくなります。


節水タイプのシャワーヘッドは、水流に空気を含ませたり、散水板の穴の大きさや配置を工夫したりすることで、少ない湯量でも十分な浴び心地を得られるように設計されています。使用するお湯の量が減ることで、水道代の節約につながるだけでなく、お湯を沸かす量も減るため、ガス代や電気代の負担を抑えられる点もメリットの一つです。


節水率や水の勢いは製品によって異なるため、使い心地も確認したうえで選びましょう。


水質改善につながる


浄水機能付きのシャワーヘッドに交換すると、水道水に含まれる残留塩素を低減できます。


水道水には、衛生状態を保つために消毒用の塩素が使われています。浄水タイプのシャワーヘッドを使うと、内蔵されたカートリッジでシャワーの湯水をろ過するため、水質改善が期待できます。


賃貸物件で備え付けのシャワーヘッドが劣化している場合は、交換前に大家さんや管理会社へ連絡しておくと安心です。浄水機能などを目的に自費で交換する場合は、退去時に元へ戻せるよう、取り外したシャワーヘッドを保管しておきましょう。


水圧改善につながる


シャワーの勢いが弱いと感じる場合には、低水圧用のシャワーヘッドに交換すると改善が見込めます。


低水圧用のシャワーヘッドは、限られた水量でも勢いを感じやすいように設計されています。シャワーの水流がまとまりやすくなり、弱い水圧でも物足りなさを感じにくくなる点がメリットです。

シャワーヘッドの交換を業者に依頼する判断基準

シャワーヘッドのイメージ

シャワーヘッドの交換を業者に依頼する判断基準は、以下の通りです。


  • シャワーヘッドの掃除をしても水漏れが直らない
  • 接続部の付け直しやパッキン交換をしても水漏れが直らない
  • 水漏れの原因がシャワーヘッド以外にある可能性がある
  • 自分で交換できるか判断できない
  • シャワーヘッドが固くて取り外せない
  • ヘッド交換後も水の勢いが改善しない

シャワーヘッドの交換は自分でできる場合もありますが、水漏れの原因がヘッド以外にある場合や、部品の破損が疑われる場合は、業者への依頼を検討しましょう。


たとえば、掃除や付け直しをしても水漏れが直らない場合、パッキンやホース、水栓本体に不具合が起きている可能性があります。原因がわからないまま作業を進めると、接続部を傷めたり、水漏れが悪化したりするおそれがあるため注意が必要です。


また、シャワーヘッドが固くて外れない場合は、業者に依頼しましょう。無理に回すと、ホースや接続部分が破損することがあります。ゴム手袋を使っても外れない場合や、工具を使う作業に不安がある場合は、業者へ相談しましょう。


シャワーヘッドを交換しても水の勢いが改善しない場合は、配管や給湯器、水栓本体に原因がある可能性もあります。ヘッド交換だけで解消できるとは限らないため、状況に応じて点検を依頼することが大切です。


なお、賃貸物件で備え付けの設備に不具合がある場合は、自分で交換する前に大家さんや管理会社へ連絡しましょう。

シャワーヘッドの交換にかかる費用

作業服とペンと電卓のイメージ

シャワーヘッドの交換費用は、自分で交換するか、業者へ依頼するかによって異なります。具体的な費用の目安は次のとおりです。


交換方法費用の目安
自分で交換した場合1,000〜30,000円程度
業者に依頼した場合8,000〜40,000円程度

※上記はあくまで目安です


自分で交換する場合は、主にシャワーヘッド本体代がかかります。必要に応じて、アダプター代や工具代が別途必要です。業者に依頼する場合は、シャワーヘッド本体代に加えて、基本料金・作業料金・出張費などがかかります。


以下で、それぞれの費用を詳しく見ていきましょう。


自分で交換した場合


自分でシャワーヘッドを交換する場合の費用は、主に本体代で、約1,000〜30,000円が目安です。


シンプルな製品は比較的安く購入できます。一方で、


  • 節水機能付きのシャワーヘッド
  • 浄水機能付きのシャワーヘッド
  • 低水圧用のシャワーヘッド

など、機能が付いた製品は、価格が高くなる傾向があるため注意が必要です。交換する目的に合わせて、必要な機能を選びましょう。


また、ホースとシャワーヘッドの規格が合わない場合は、接続用のアダプター(約500〜800円程度)が必要です。また、ヘッドを取り外しにくい場合は、滑り止め付きのゴム手袋(約300〜600円程度)の費用がかかる場合があります。


業者に依頼した場合


業者にシャワーヘッドの交換を依頼する場合の費用は、本体代を含めて8,000〜40,000円程度が目安です。


内訳としては、シャワーヘッド本体代が約1,000〜30,000円、基本料金・作業料金・出張費などが7,000〜10,000円程度です。ただし、料金体系は業者によって異なり、交換用のシャワーヘッドを依頼者自身で用意するケースもあれば、業者が部品を手配するケースもあります。見積もりを依頼する際は、シャワーヘッド本体や部品代が料金に含まれているか確認しましょう。


シャワーヘッドまわりの不具合は、ヘッド本体だけでなく、さまざまな原因で起こることがあります。業者に依頼すると、原因を確認したうえで必要な作業を提案してもらえるため、自分で原因の特定が難しい場合でも安心です。


見積もりを依頼する際は、シャワーヘッドの交換だけで対応できるのか、ほかに修理が必要なのかも確認しておきましょう。

シャワーヘッドの交換方法に関するよくある質問

シャワーのイメージ

シャワーヘッドの交換方法に関するよくある質問は、次のとおりです。


  • 賃貸でシャワーヘッドを交換する場合はどうする?
  • シャワーヘッドが外れないときはどうする?

それぞれ順に見ていきましょう。


賃貸でシャワーヘッドを交換する場合はどうする?


賃貸物件で備え付けのシャワーヘッドに水漏れやひび割れなどの不具合がある場合は、自分で交換する前に大家さんや管理会社へ連絡しましょう。経年劣化や通常の使用による損耗であれば、借主が修理費用を負担しなくてよい可能性があります。不具合が起きた時点で連絡しておけば、退去時のトラブルも防ぎやすくなります。


機能を追加するために自己負担で交換する場合も、退去時に元へ戻せるよう、取り外したシャワーヘッドは保管しておきましょう。物件によって契約内容が異なるため、不明な点があれば事前に管理会社へ確認すると安心です。


シャワーヘッドが外れないときはどうする?


シャワーヘッドが外れない場合は、無理に力を加えず、滑りにくくしてから少しずつ回しましょう。


シャワーヘッドを長く使っていると、接続部分に水垢などがたまり、手で回しにくくなることがあります。まずは水分を拭き取り、ゴム手袋や滑り止め付きの手袋を使うと外しやすくなります。


それでも外れない場合、ホース側の金具が六角形であれば、布などで保護し、プライヤー(ペンチの一種)を使って回す方法もあります。ただし、無理に回すと接続部分を傷めるおそれがあるため注意が必要です。


自分で作業するのが難しい場合は、メーカーや専門業者へ相談しましょう。

シャワーヘッド交換に少しでも不安がある場合は業者を頼ろう

業者が点検をしているイメージ

シャワーヘッドの交換に不安がある場合は、無理に作業を進めず、業者へ相談しましょう。


シャワーヘッドの交換自体は比較的簡単です。ただし、製品のタイプや不具合の原因によっては、ホースやパッキンの交換、水栓本体の修理が必要になる場合もあります。適合しない部品を選んだり、固くなった接続部分に無理な力を加えたりすると、水漏れが悪化しかねません。


原因がわからない場合や、自分で交換できるか判断しにくい場合は、業者へ相談し、必要な作業内容と費用を確認しましょう。

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