タブレットの画面が割れたらどうする?対処法や修理費用相場などを解説
公開日:2023.2.27 更新日:2024.4.18
「タブレットの画面が割れてしまった…」このようなことが急に起こると困りますよね。
今回この記事では、タブレットが割れてしまう原因から緊急で対応が必要なときの対処方法、修理方法について解説いたします。ぜひ参考にしてみてください。
「タブレットの画面が割れてしまった…」このようなことが急に起こると困りますよね。
今回この記事では、タブレットが割れてしまう原因から緊急で対応が必要なときの対処方法、修理方法について解説いたします。ぜひ参考にしてみてください。
タブレットの画面が割れる主な原因は、「高いところから落としてしまった」や「カバンの中に入れていて他の荷物の重さで割れてしまった」等の衝撃によるものです。
多くのタブレットの画面は衝撃に強い強化ガラスでできていますが、そうはいってもガラスなので様々な要因により割れてしまうことがあります。
また、タブレットはガラス部分の面積が大きいことも、画面が割れが起こりやすい要因の一つとなっています。
スマホ以前のガラケーの画面はプラスチックが一般的でした。
しかし、スマホやタブレットは画面を直接触って操作するタッチパネルになっていますので、プラスチックよりもガラスの方がタッチした際の感度が良いという理由でガラスが使われています。
メーカーも強化ガラス等を採用して割れ難いようにしていますが、扱いやすさと重さを考慮して薄型のタブレットが主流になっていますので、今も昔も画面の割れやすさはあまり変わらない状況です。
ひび割れの度合いが軽い場合は、液晶や内部基盤に傷がついてないこともあるので、そのまま使い続けることが可能な場合があります。
しかし、タッチパネルを操作し続けていればひび割れが広がり、結果液晶や内部基盤まで傷がついてしまう可能性があります。
また、割れたガラスの破片など指を怪我をしてしまうリスクも考えられます。
そのため、タブレットの画面が割れてしまったら、早めの修理をおすすめします。
修理までの間のタッチパネルの応急処置としては、タッチパネルを保護する為に、保護フィルムを貼ったり、サランラップを巻いたりする方法があります。
ひび割れ箇所が小さいようであれば、その箇所だけセロハンテープを貼るのもよいでしょう。これらはあくまで応急処置ですので、修理にはできる限り早く出すようにしましょう。
タブレットの画面が割れたら修理に出す必要がありますが、その前に、データのバックアップが取れているか確認しましょう。
Androidのタブレットであれば、SDカードを挿入できることが多いと思いますので、SDカードにデータを保存してバックアップを取っておきましょう。
SDカード以外にも、パソコンにUSBケーブルで接続して、データを取ることも可能です。また、写真や動画等のデータはGoogleドライブを使用してもデータを保存できます。
iPadはSDカードを挿入できませんので、iCloudを経由してバックアップを取るとよいでしょう。
Androidのタブレットを使用していて、自宅にパソコン用の有線マウスがある場合は、このマウスで操作ができます。
ただ、操作するには標準USBに変換するアダプタが必要です。
AndroidタブレットではUSBの規格により異なるので「microUSB」の場合は「microUSB→標準USB(A)」のタイプを、Type-Cの場合は「Type-C→標準USB(A)」のタイプを用意してください。
100円ショップでも変換アダプタを販売している場合がありますので、確認してみましょう。
iPadの場合は残念ながらこの方法は使えません。有線のマウスを使用するためには、画面操作で設定を変更する必要があるからです。
そのため、画面の操作ができずにiPadのバックアップが取れていない場合は、修理に出す際にお店の方に相談をしましょう。
自分でタブレットの画面割れを修理することは、やろうと思えば可能です。
実際にインターネットで検索をすると、YouTubeで修理方法の紹介動画を作成している方もいます。
たしかに、自分で修理すれば、費用を安く抑えられるメリットがあります。
しかし、自分でタブレットの画面割れを修理することはおすすめはできません。
タブレットは基盤からのケーブルで液晶画面に情報を映しています。画面が基盤と関係しているので、修理の為に割れたガラスを外すことが原因で本体が故障する可能性もあります。
専門知識がない場合は、非常に扱いが難しいです。
また、画面が割れた際に基盤も故障している場合があります。この場合は自分で画面を修理しても直りません。基盤の修理が必要になります。
割れたタブレットの見た目では、基盤までもが故障しているかどうか判別するのは困難です。自分で修理をするのは難易度が高いと言えるでしょう。
そのため、タブレットの画面割れの修理はプロに任せることをおすすめします。
タブレットの画面割れを修理する方法として、最も確実なのがメーカーへの修理依頼です。製品に最も詳しいプロが修理しますので、安心してお任せできます。
・Androidタブレット
メーカーや機種によって修理費用が異なります。費用相場は5千円から2万円くらいの間が多いようです。
修理前に見積もりも取れますので、金額を確認してから修理に出すと良いでしょう。
・iPad
機種によって修理費用には幅があります。おおよその費用相場は公式サイトから確認することが可能で、数万~十数万円となっています。
実際の金額は製品到着後に実機検査を行った上で確定されます。AppleCare+に加入されている場合は、過失や事故による損傷に対して、1回につき4,400円で修理が可能で、最大2回までの対応となっています。
ご自身が加入されている保証サービスを確認のうえ、依頼された方が良いでしょう。
メーカーへ修理依頼をした場合、基本的には修理の際にタブレットを預けるようになります。
修理完了までに1週間程度かかることもあるので、その期間はタブレットが使用できないことになります。
また、メーカーの保証サービスに入っていない場合や保証に入っていても保証期間が切れている場合は、「費用を安く抑えたい」と思う方もいると思います。
このような方はタブレットの修理専門業者への依頼を検討してみることをおすすめします。
一般的にメーカーの保証がない修理に関しては、修理専門業者の方が安価に修理できる場合が多いです。
また、修理内容によっては即時修理が完了するのも大きなメリットです。
端末のバックアップが取れていない場合は、データの件もあわせて相談することが可能です。
注意点としては、修理専門業者で修理した場合はメーカーの保証が受けられなくなることです。
ご自身の保証内容をご確認のうえ、メーカー保証がないタブレットであれば、タブレット修理専門業者への依頼を検討してみてはいかがでしょうか。
総務省登録修理業者(2017/9/15)