天窓からの雨漏り修理!対処法や費用相場などをご紹介
公開日:2022.7.26 更新日:2024.4.12
天窓からの雨漏りにお困りではないでしょうか。天窓はおしゃれで光を取り入れやすいですが、雨漏りを起こしやすい点がネックです。
ここでは天窓の雨漏り事例、原因、対処方法、費用相場について解説します。ぜひ参考にしてみてください。
天窓からの雨漏りにお困りではないでしょうか。天窓はおしゃれで光を取り入れやすいですが、雨漏りを起こしやすい点がネックです。
ここでは天窓の雨漏り事例、原因、対処方法、費用相場について解説します。ぜひ参考にしてみてください。
天窓はトップライトとも呼ばれ、明かりが取り入れにくい場所やおしゃれな空間作りにこだわりがある場合に、採用されることが多いです。
この天窓は施工不良で自然の影響で雨漏りを起こしてしまうことがあります。例えば自然災害で見ると、台風や強風、積雪による影響が挙げられます。
トップライト周りに積雪が積もることで負担がかかり、それにより、雨水が進入してしまうケースです。少々の雪で影響を受けることはないものの、大雪が降った場合には注意が必要となります。
次に台風や強風による雨漏りです。住宅の屋根は台風や強風などにより、かなり強い負荷がかかっています。その結果天窓周りの雨漏れ防止用のルーフィングが破れてしまうことで雨漏りが起きてしまうのです。
天窓は屋根のみの場合と比べると雨風の影響を受けやすく、雨漏りを起こしやすいのは事実です。
雨漏りの補修のためには、天窓やその周辺の屋根材を取り除き、原因となる部分を修理する必要があります。この修理には10万円を超える費用がかかることも珍しくありません。天窓に憧れて導入したが、雨漏りの問題から、天窓を潰してしまうケースもあります。
天窓の採用は雨漏りの影響も考え、慎重に考える必要があるかもしれません。
天窓は雨の影響を受けないよう、天窓周辺の雨漏り対策を念入りにする必要があり、わずかな施工不良が雨漏りに発展します。
また、天窓は上記で紹介したような天候の影響を強く受けやすいため、施工不良とは関係なしに雨漏りが起きる可能性も0ではありません。
天窓は屋根材よりも出っ張った存在のため、雨水がその周辺に集中します。そのため、天窓工事をするときは、天窓の周辺に捨て板金を施行し、その周辺にルーフィングを重ねます。ルーフィングは屋根用の防水紙のことで、屋根全体に施工するものですが、天窓周りは2枚重ねなければいけません。次に雨水がスムーズに排出されるよう、水勾配を作りながら板金を施工します。
最近ではカラーステンレスと呼ばれ錆びない材料が登場しているため、依然と比べると雨漏りしにくくなっているとはいえるでしょう。 ただし、天窓は台風や風の影響を強く受けるため、天窓をつけていない場合と比べると雨漏りが起こりやすいという事実は変えられません。
雨漏りの修理は1回あたりに10万円近くかかることも多く、それ以上の費用がかかることも珍しくありません。天窓を採用する場合は、雨漏りが起きていないか、通常の屋根以上に警戒する必要があるでしょう。
ただし、天窓は台風や風の影響を強く受けるため、天窓をつけていない場合と比べると雨漏りが起こりやすいという事実は変えられません。雨漏りの修理は1回あたりに10万円近くかかることも多く、それ以上の費用がかかることも珍しくありません。天窓を採用する場合は、雨漏りが起きていないか、通常の屋根以上に警戒する必要があるでしょう。
天窓が原因の雨漏りに対処する方法としては天窓の防水工事をすることです。
ただし、天窓付近から雨漏りしていても原因が天窓にない可能性もあります。そのため、まずは雨漏りの原因を突き止める必要があります。
原因箇所を突き止めるために行われるのが、散水検査です。天窓が原因の場合であれば、天窓付近にシャワーホースで水を流し、実際に雨漏りが起きているかどうかを確認します。
実際に水をかけてみて、内部に水が侵入していることが確認できたら、天窓の補修を行います。
天窓以外の部分に水をかけても雨漏りする場合、天窓以外の部分から雨漏りしている可能性もあります。雨漏りの原因となる部位が複数あることも珍しくありません。
天窓の雨漏りの補修は、天窓周りの屋根材を取り外し、天窓を取り外して行います。天窓を取り外し、ルーフィングの状態を確認、ルーフィングを重ね貼りします。このとき天窓の立ち上がり部分まで念入りに貼り付けなければいけません。角の部分はルーフィングを切る必要がありますが、このとき隙間を作らないようシーリング材で隙間をふさぎます。
あとは天窓を取り付け、カラーステンレスなどを取り付けつつ、元の形に戻します。ただし、上記で紹介したように雨漏りしやすい部位であることは変わらないため、雨漏りに悩まされたくない場合、天窓をふさいでしまうのも選択肢です。今後余分な費用をかける心配をしたくない場合は、ふさいでしまうとよいでしょう。
天窓からの雨漏り修理の費用相場は、天窓1つにつき、10万円前後から40万円ほどかかることが多いです。
部分補習で済む場合であれば、10万円前後かそれ以下で補修できることが多いでしょう。しかし、天窓の撤去や交換をする場合、40万円程度のお金がかかってしまいます。天窓の撤去や交換を行う場合、危険が伴う作業のため、仮設足場が必要になることも高額になる要因です。天窓が複数あり、そこからも雨漏りしているような場合はこちらの修理にも別途費用がかかってしまいます。
また、天窓以外の部分が雨漏りに関係している場合、修理費用はより高額になります。具体的な工事内容の例としては屋根材の葺き替え工事やルーフィングの張り替え、屋根全体の補修などが挙げられます。この場合、100万円近くの修理費用がかかることも珍しくありません。
雨漏りの原因となる天窓をつぶす方法もあります。この場合、修理費用の相場としては30万円から40万円ほどが大まかな相場です。費用としては安くはありませんが、1度の雨漏りで数10万円支払うリスクを考えれば、天窓をふさいでしまうのも選択肢になるでしょう。ただし、部屋が暗くなるというデメリットもあるため、どちらがよいとは一概にいえません。
この記事では天窓からの雨漏り事例や原因、対処方法、修理費用の相場について解説しました。
天窓は雨風の影響を強く受ける部分で、他の部分と比べても雨漏りの原因になりやすい部分です。この記事を参考に天窓からの雨漏りに慌てず対処しましょう。