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冬場でも害虫対策は必要!侵入されやすい箇所や具体的な対策について

公開日:2022.2.1 更新日:2024.4.16
冬場でも害虫対策は必要!侵入されやすい箇所や具体的な対策について

害虫と聞くと高温多湿な環境を好むことから夏場をイメージされる方が多いと思います。しかし、近年は住宅環境の改善やライフスタイルの変化により、冬場でも害虫が発生しやすくなっています。

今回は冬の害虫の侵入経路や具体的な対策をご紹介します。

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1.冬に害虫が発生する原因とは?

冬でも住みよい住居環境の変化に要因あり

ストーブが焚かれている絵

害虫というと高温多湿な環境を好むイメージから、梅雨の始まりから秋にかけて多く見られると思われる方が多いと思います。
しかし、実際には冬になっても害虫の脅威はなくなりません。実際に1年中害虫に悩まされている家庭も数多くあります。
その要因は次の通り。

・住宅環境の変化
外部の気温こそ変わらないものの、最近の住宅環境は人々にとって格段に住み良くなっています。
暖房器具が室内にあることで、寒さが厳しくなっても春や秋のように快適に過ごすことができます。
また、高気密高断熱住宅ではその構造上外の冷気を通さないようになっていて、室内を暖かくしてくれます。
しかし、その恩恵を受けているのは人間だけではありません。

建物の中にはゴキブリをはじめ、さまざまな害虫が潜んでいて快適な環境の中越冬しているのです。
こうして越冬した害虫は春先に活動を再開し、梅雨から害をもたらすようになります。

・生活スタイルの変化
私たちの生活スタイルの変化も害虫が冬を越せる要因となっています。
かつては家には常に誰かしらいることが多く、窓を開ける機会がありました。
しかし近年では夫婦共働きの世帯が増えたことにより、1日中家に人がいないことから、密閉した空間になりがちになっています。

このことで湿度が上昇し、冬でも害虫が過ごせるようになっているのです。

2.冬に害虫が発生しやすい箇所

注意すべき場所

様々な種類の害虫の絵

冬においても害虫が現れる場所は数多くありますが、中でも特に注意しなければならないところは次の通り。

・玄関や窓の周辺
玄関および窓は外と直接接している場所であることから、害中にとって侵入がしやすいです。
玄関であれば、家から帰ってきてドアを開けた時に侵入されていることもあります。
窓であれば換気の際に窓を開けている間に侵入されるケースが多いです。

ただ、窓に関しては網戸をしていれば入ってこないと思われるかもしれません。しかし、現実には網戸だけでは対策が不十分です。
害虫によってはサイズが小さい個体もあり、網戸のちょっとした隙間や破れた箇所から入ってくることがあるからです。

その他、外出先で衣服に知らないうちに虫の卵や幼虫が付着することがあります。特にダニの場合はこのパターンが多いです。
この状態で帰宅するとそこから自宅に住み着いてしまいます。

・エアコンや換気扇
エアコンや換気扇、排水溝なども外につながっていることから、害中の侵入経路となります。
エアコンの場合ですと室外につながっている通し穴が大きめに設計されていることから、害中に入られるリスクが高いです。
換気扇については室内の空気を外へ送る役割を果たしていることから、外から害中に入られることがあります。

3.冬の害虫の予防策

具体的な予防策

部屋の掃除をしている絵

そんな厄介な冬の害虫ですが、きちんと対策することで侵入を防ぐことができます。

・部屋の掃除をする
害虫にとって成育しやすいのが汚れた部屋。
室内には塵やホコリ、フケといった害虫が食べるものが数多く落ちています。
害中に侵入されないためには、こうしたエサになるものを取り除いておくことが大切です。

・こまめに換気する
これも基本的な対策ですが、こまめな換気は必要不可欠。
害虫は高温多湿な環境を好むことから、換気をして湿度を下げるようにしましょう。

冬なので室温の低下が気になるとは思いますが、窓やドアを最低でも2カ所は開けておくことをおすすめします。こうすることで室内に空気の通り道が形成され、湿度を下げることができます。

もし室内に窓が1箇所しか存在していなかったり、住宅の機密性が高かったりする場合は、扇風機やサーキュレーターを活用することで換気の効率を高めることができます。

・侵入経路となる隙間を埋める
家の中にはさまざまなところに小さな隙間が存在するため、侵入経路になりやすいです。
こうした隙間を埋める際には隙間テープが役に立ちますので、窓をはじめさまざまなところに貼っておきましょう。
また、網戸が破けているようであれば新しいものに交換します。

4.冬の害虫を駆除するには

殺虫剤がお手軽

ゴキブリに殺虫スプレーをかけている絵

最近ではさまざまな害虫駆除グッズがあり、冬の時期でも害虫駆除に役立ちます。ここでは代表的な駆除対策としては次の通り。

・殺虫スプレーをかける
家に侵入してくるあらゆる昆虫を退治する際に一番使いやすいアイテムが殺虫スプレー。ドラッグストアやホームセンターなどで購入することができます。

ゴキブリなど特定の害虫を退治するのであれば専用のものを選ぶのが望ましいです。その害中に対して効く成分が多く含まれていますので、高い殺傷能力が期待できます。
ただし専用の殺虫スプレーでも1回使用しただけでは効かないこともあります。ですので、使用する際にはなるべく数回程度はスプレーしておくといいでしょう。


・植物の周りを掃除する
ガーデニングが趣味で庭木がある場合は植物を水洗いしておく必要があります。
観葉植物にはハダニや小さな虫が付いていることがありますので、水洗いして落としておきましょう。
もし水洗いしても駆除しきれない時は、中性洗剤を薄めた液を含ませた雑巾を使って拭いていき、それを水洗いすることで落とせます。

また、木の枝や幹についても虫の卵やサナギが付着しているため、ブラシやヘラを使って落しておくようにしましょう。

この他、落ち葉も害虫が隠れやすいので、掃き掃除をしておきます。

5.冬の害虫駆除は業者にお任せ

専門業者をおすすめする理由

害虫駆除事業者の絵

冬に限らず自宅周辺の害虫対策を行うのは難しい場合もあります。
もし害虫が家の中で巣を作り大量繁殖していれば通常の殺虫スプレーでは対処しにくいです。
そこでおすすめなのが害虫駆除の専門業者。業者をおすすめする理由としては次の通り。

・プロの作業員が在籍している
専門業者には害虫駆除に熟知したプロスタッフが在籍しています。長年作業を経験してきているので、素人が作業するよりも確実に駆除にしてもらえます。

・専用の薬剤を使ってくれる
業者では個人では手に入らない薬剤を使っています。こうした効果が高く、対策がしにくい場合でもあっという間に駆除します。

・アフターサービスが付いている
プロの業者であってももしものトラブルがあった時のことが気になる方もいらっしゃるでしょう。
多くの専門業者は損害保険に加入していますので、駆除作業の最中にお部屋が傷ついてしまった場合でも安心。
保険の加入の有無が気になる方は業者に問い合わせてみましょう。

・無料見積もりに対応してくれる
作業前には料金の見積もりを提示してくれます。
作業の詳細とその費用を確認しておくことで不要なオプションを申し込まずに済みます。
最低でも3社以上見積もりをとっておけば、地域で一番お得な業者を見つけられます。

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