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自分でできるハト対策とは?具体的な追い出し方や予防策について

公開日:2022.4.14 更新日:2024.4.17
自分でできるハト対策とは?具体的な追い出し方や予防策について

「ベランダがハトの糞で汚れている…」「ハトの鳴き声がうるさい」など、ハトが自宅の庭やベランダに住み着いていてお困りではありませんか?
ハトは鳥獣保護法によって駆除作業が厳しく規制されているので、個人では対策がしにくい印象があります。しかし適切なやり方を押さえておけば、個人でも追い出すことは可能です。

今回はそんな自分でもできるハトの対策方法についてご紹介します。

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1.まずはハトの特徴を知っておこう!

ハトの生態について

石の花壇の上を歩くハトの写真

ハト対策において重要なことは生態について知っておくこと。行動パターンや生息場所を知っておくと対策がしやすくなります。

・種類
国内でよく見られるのはドバトとキジバトの2種類。
市街地でよく見られるのがドバトであり、黒や灰色、白といった色の羽根を持っている他、緑や赤が混じったものも存在します。
森林など郊外で見られるのがキジバトで、赤茶色の羽根と青い筋模様が入った首が特徴です。

・行動パターン
ハトは朝になると近くの場所に出向いてエサを探します。
昼間にはエサを見つけるために見晴らしのいい場所へと移動したり、水たまりで水浴びをしたり、休憩したりします。
夜には集団でねぐらを作って休みます。

基本的には数羽から数十羽単位で行動し、多い時は100羽以上になることもあります。

・生息地
農村地域はもちろんのこと、商業地、ビル街、住宅地などにもいます。特に駅前や公園など、エサを求めて人の多い場所に集まります。

・食性
ドバト、キジバトともに植物や穀類、豆を主に食べます。
最近では都市化に伴い、人間のが与えたものや道に落ちた食べ物くずも栄養源にしています。
ただ雑食ではないため、生ゴミを漁ることはありません。

・繫殖
ハトには繫殖期はなく、1年中繁殖ができます。
一夫一婦制であり、配管の上やベランダ、室外機の裏といった雨宿りできる場所に巣を作ります。

2.ハトによる被害はどんなもの?

主な被害

住宅の屋根の上にとまるハトの写真

可愛らしい見た目からあまり害のない鳥だと思われがちですが、きちんとハトの対策をしておかないと人間に対してさまざまな悪影響を及ぼすことになります。
ハトによる被害は次の通り。

・鳴き声
外で聞こえてくる分には不快に感じないハトの鳴き声ですが、これが自宅の敷地内となれば鳴き声が不快に感じられるでしょう。

また、巣の中にいるヒナは成長段階においては空へ飛ぶ訓練を行います。そのときに発生する羽の羽ばたく音は騒音になります。

・フン害
自宅近くにの巣があれば、その巣がある場所の周りにハトのフンがまき散らされることが多くなります。
ベランダ周りであれば干している洗濯物がフンによって汚されてしまうこともあるでしょう。
また、フンが蓄積していくことで自宅の外壁が腐食してしまうこともあります。

さらにハトの糞にはカビや細菌が大量に含まれていて、それらを媒介させています。
もし糞を片付けようと触れてしまうと、感染症やアレルギー症状といった健康面での悪影響を受けるおそれがあります。

・害虫被害
ハトに限らずほとんどの野鳥にはノミやダニ、シラミといった寄生虫が宿っています。
ハトを媒介にしてノミやダニが自宅にやってくると、それらの害虫によってペットが刺されてしまう可能性があります。

3.自分でできるハト対策とは?

鳥獣保護法に違反しない限りの具体的なハトの追い出し方

田んぼに設置された鳥よけ風船の写真

ハトは「鳥獣保護法」により保護されている動物です。
鳥獣保護法では、鳥獣と鳥類の卵を捕獲や採取・損傷してはならないと定められており、許可なくハトを捕獲したり、ケガを負わせたりしてしまうと、処罰の対象となります。

ただし、そんなハト対策は注意を払うことで、個人でも行うことができます。
ホームセンターやインターネット通販などでアイテムを購入できますので、試してみるといいでしょう。

・忌避剤を使う
ハト対策ではコーキングガンと呼ばれる工具にジェルのボトルを取り付けて使用します。ベランダなどハトが来そうな場所に塗布しておき、後はそのままにしておきます。
全体にまんべんなく塗布すると効果を最大限発揮してくれます。

・ネットを設置する
ベランダや軒下といったハトがやって来そうなところにネットを設置します。ネットを張りめぐらせておけば、物理的に鳩の侵入を妨げることができます。

ただし、網目が粗かったり、縁に隙間があったりすると簡単に侵入されてしまうため、設営時には注意が必要です。

・スパイクを設置する
鳩がよく止まりそうな場所に設置し、侵入するのを防ぎます。
設置する際には土台に両面テープを貼っておき、その上にスパイクを乗せます。効果を発揮するコツとしては、すき間を作らないように設置することです。

・フン掃除をする
フンが残っていると再びハトが来ます。
フン掃除の際は、使い捨てのマスク、手袋、ゴーグルをきちんと装着し、窓を閉めておきます。
そうしたら、フンにぬるま湯をかけ、キッチンペーパーを乗せます。フンが柔らかくなったら、キッチンペーパーを取って拭き取ります。
その後は消毒用エタノールで除菌します。

使用した道具は密閉して捨てましょう。

4.ハト対策なら専門業者にお任せ

業者がおすすめな理由

依頼者宅に訪問するハト対策事業者の写真

上記の通り、市販されているアイテムを使用することでハトの対策は可能です。
しかし鳥獣保護法による規制や、感染症のリスクもあるため、個人での対策は難しいのが実情です。
そこで頼りになるのが害鳥駆除の専門業者です。

業者をおすすめする理由は次の通り。

・評判を確認できる
最近では業者のホームページや口コミサイトなどで実際に害鳥駆除を頼んだ人の感想を閲覧することができます。
業者を選ぶにあたっては必ずチェックしておきましょう。

・プロの作業員が在籍している
業者には害鳥駆除の知識と経験を兼ね備えたプロフェッショナルが在籍しています。

また、業者では個人では入手するのが難しい薬剤や道具を使用してくれますので、より確実に駆除してくれます。

・電話一本で駆けつけてくれる
業者のいいところは電話一本で済んでしまうところ。自宅近くにある業者なら最短30分で到着します。
依頼者側がすべきことは見積もりの確認および料金の支払いのみです。

・アフターサービスが付いてくる
定期点検や駆除後また巣作りされた際の無償駆除をはじめ、手厚いアフターサービスを実施しています。
具体的なサービス内容や保証期間は業者ごとに異なりますので、前もって確認しておくことが大切です。

5.ハト対策の費用相場

具体的な費用相場

費用相場のイメージ写真

ハト対策を専門業者に依頼する際に気になるのがその費用。主な費用相場は作業を行う場所によって異なります。

一般的な住宅のベランダ
・駆除、清掃、除菌:20,000~30,000円
・再飛来防止対策:10,000~30,000円

太陽光パネル
・駆除、清掃、除菌:30,000~50,000円
・再飛来防止対策:20,000~50,000円

上記の費用相場は目安であり、ハトの被害が広範囲にまで及んでいる、高所ではしごや足場の設置が必要といった場合はさらに費用が高くなります。
また、これ以外にも業者が現場まで駆けつける際の出張費用も別途加算されます。

ただこうした費用を少しでも安く抑える方法があります。

一つは見積もりを比較すること。
見積もりには作業内容とその費用の詳細が掲載されています。作業費用が高いほど、相場を把握しておくことは重要です。
もし業者より提示された費用に納得できない場合は、その場でお断りすることもできます。

少なくとも3社以上から見積もりをとっておけば、お住まいのエリアで一番安い業者を見つけられます。

もう一つは業者による割引キャンペーンを活用すること。
オンライン申し込み限定価格や期間限定割引など、割引キャンペーンが適用されるところもあります。
お近くでこうしたキャンペーンを実施している業者があるか調べてみましょう。

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