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【たぬきの嫌う匂いなど】タヌキの駆除方法をくわしく解説します

公開日:2019.5.14 更新日:2024.4.4
【たぬきの嫌う匂いなど】タヌキの駆除方法をくわしく解説します

タヌキの駆除について様々な情報を分かりやすく紹介します。
この害獣は雑食性であり放っておくと酷い食害に悩まされることになるので、発見し次第早めに追い出すことをおすすめします。
特に近年では開発に伴う森林減少で住宅地にも頻繁に姿を現すようになってきているので注意しましょう。
そこでこの記事では、タヌキの習性を利用した対策や駆除方法について詳しく解説します。
駆除を行う際の危険性についても簡単に紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

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1. タヌキの駆除方法の種類とは?

4つのタヌキの駆除方法をご紹介します!最新方式も

電気柵が設置された畑の写真

この害獣の駆除方法の種類は大きく分けて4つあります。

まずは「電気柵の設置」です。タヌキが触れると高圧の電気が流れ、畑などに侵入させない方法です。
イノシシなどの大型害獣でよく用いられている方法ですが、タヌキの場合は少しの隙間からでも侵入してきますので、設置する際は工夫が必要です。

次に紹介する方法は、「罠の設置」です。罠で捕らえることにより他のタヌキに危険な場所だと認識させる効果があります。

ただし、これら二種類の方法は狩猟免許が無いと実行することが出来ません。
さらにタヌキは鳥獣保護法で指定されている動物なので、禁止区域では捕獲、駆除出来ませんし、秋から冬以外の季節でも捕獲、駆除禁止です。

また、自分の畑の近くでも他人の敷地にタヌキがいる場合は、追い出す際にその土地の所有者の許可が必要になります。

三つ目に紹介する駆除方法は、「音」と「臭い」を使用した方法です。
タヌキの天敵であるオオカミの尿をぶら下げておくことでタヌキを追い出すことができます。それに加え、センサーで反応してオオカミの鳴き声の出る装置などを準備しておくとより効果的です。
この音はあくまでタヌキが近づいた時に鳴るようにしておかなければ効果が減少しますので、ご注意下さい。

最後に紹介する駆除方法が、「水」を使った方法です。
タヌキが近づいてくるとセンサーが反応して、高圧の水を噴射する装置がネット通販などで購入可能です。
効果の高さから最近注目を集めている駆除方法です。

2. タヌキを駆除する際の危険性

タヌキの駆除を行う際の危険性について分かりやすくお伝えします

こちらを見ている野生のタヌキの写真

この害獣を駆除する際の注意点として、愛らしい見た目のため、見かけると思わず近づきたくなりますが、決して触らないで下さい。

理由としては、秋や繁殖期、子連れのタヌキは非常に凶暴になっており、噛みついてくることがあるからです。
また、野生のタヌキは狂犬病や様々な雑菌を持っている恐れがありますので、万が一噛まれたら速やかに傷口を流水で洗い流し、病院を受診して下さい。

事例として報告されているのは、噛まれた翌日に発熱し、傷口から黄色ブドウ球菌と大腸菌が検出されたケースです。

仮にタヌキに噛まれていなくても、ヒゼンダニに噛まれて、激しいかゆみに襲われることがありますのでご注意下さい。ヒゼンダニの種類によっては、ペットにうつり疥癬症を引き起こすこともあります。

タヌキが家に住み着いた場合は、断熱材などを食い破られる危険があります。タヌキは一度その場所を気に入ると、そこで繁殖活動もしますので、発見したら出来るだけ迅速に追駆除しましょう。

この害獣を駆除する際の危険性として、いくつか紹介してきましたが、それらを回避するためにもできれば専門の業者に依頼しましょう。
免許を保持している業者でしたら、法律を気にすることはありませんし、何より安心・確実にタヌキを駆除することができます。
怪我をしてしまってからでは遅いので、お金で安心を買うのも一つの方法です。

3. タヌキの駆除方法①

タヌキの駆除方法その① 柵やネットを使用する際のコツも紹介します

侵入防止ネットの写真

この害獣を駆除するためには様々な方法があるのですが、一般的に使われているネットや柵から紹介します。

柵やネットを使ってタヌキを駆除するには、色々なことに気を付けなくてはいけません。
まず、柵の支柱になるポールは20㎝以上を土の中に埋めたブロック塀に差し込んで、しっかりと固定しましょう。
そこに高さ130㎝以上あるネットを張り巡らし、さらにその上に30~40㎝のトタンを設置します。

これで上は完璧ですので、次はネットの下の部分です。
少しの隙間があってもタヌキは侵入してきますので、雨が降った次の日などには隙間が出来ていないか、こまめにチェックしましょう。

また、せっかくネットを設置しても、周辺に高い木などがあるとそれを伝って侵入されますので、あらかじめ伐採しておくことをおすすめします。

ナイロン製のネットが不安な方は、ステンレス製の柵や有刺鉄線を使用しましょう。

この害獣を駆除する方法として、ネットや柵の使用をお伝えしてきましたが、それでも解決しないという方は罠の設置など別の方法を検討する必要があります。

タヌキは昔から人間生活と関わりがあり、賢い動物ですので追い出すには一苦労です。
どうしても自分で解決できない場合は、行政機関や専門業者に相談することをおすすめします。

4. タヌキの駆除方法②

タヌキの駆除方法その② いろいろな駆除グッズを使用してみる

崖で遠吠えするオオカミの写真

この害獣を駆除するために色々な商品が販売されていますので、ご紹介します。

まずは家の屋根裏からタヌキを追い出したい場合に使用する「燻煙剤」です。
屋根裏に通じている部屋を完全に閉め切り、燻煙剤を焚きましょう。一回で効果が無くても、繰り返し使用することで徐々に効果が表れることがあります。

次に紹介するのが忌避剤です。
タヌキの天敵であるオオカミの尿を土に撒いたり、ペットボトルに入れて吊るしたりしておくことで、その場所から撃退することが出来ます。
ただし、臭いがあまりにもきついので、家の中では絶対に使用しないで下さい。

習性を利用した光を発する機械もあります。タヌキは疥癬症にかかっていない限り夜行性ですので、青色の光に対し警戒感を持っています。センサーで反応すると発光しますので、その場からすぐに逃げます。ただし先ほども紹介した通りタヌキは賢い生き物ですので、繰り返し使用しているとすぐに慣れてしまいます。

この害獣の駆除法として最後に紹介するのは、犬を飼う事です。
この方法は日本で昔から行われてきたもので、家の敷地で犬を飼う事でタヌキを寄せ付けないといったものです。性格にもよりますが、一般的な犬は知らない動物が自分のテリトリーに侵入してくると吠えて威嚇します。常にその状態が続くとタヌキにとっては住みにくい環境になりますので、ある程度追い出すことが可能となります。

5. タヌキを駆除する際のアドバイス

タヌキを駆除する際のアドバイス・ポイントとここまでの情報まとめ

草むらに生息するタヌキの写真

この害獣を駆除するための方法や注意点などを紹介しましたが、最後にアドバイスも兼ねてポイントを整理していきます。

まずタヌキは見た目とは裏腹に攻撃性が高い動物ですので、追い出す際は十分注意して作業にあたって下さい。

いろいろな駆除法がありますので、被害の状況や場所に応じて適切なものを選ぶことが重要です。いずれにしてもエサとなるものを放置していては追い出してもきりがありませんので、片付けから始めましょう。

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