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ネズミを家から追い出すには?効果が出やすい順番と再発防止を解説

公開日:2023.3.9 更新日:2026.6.16
ネズミを家から追い出すには?効果が出やすい順番と再発防止を解説

家の中でネズミの気配がすると、
「とにかく早く追い出したい」
「くん煙剤や超音波を使えばすぐいなくなるのでは?」
と考える方も多いのではないでしょうか。

しかし、ネズミ対策は単に追い払えば終わるわけではありません。なぜなら、エサや隠れ場所、侵入口が残ったままだと、一時的に姿が見えなくなっても再び戻ってきやすいためです。

ネズミ対策は、どれか1つだけで解決するケースは多くありません。方法ごとの役割を理解し、順番どおりに進めることで、追い出しと再発防止の両方につながります。まずは、ネズミが住み着きやすい環境から見直していきましょう。

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ネズミを家から追い出すには住みにくい環境を先につくる

食品を収納してゴミをそのままにしない

くん煙剤や忌避剤だけでは、ネズミを完全に追い出せるとは限りません。なぜなら、家の中にエサ・巣材・隠れ場所が残っていると、多少嫌な刺激があっても居続けるケースがあるからです。
確認したいポイントは以下の通りです。

  • 食べ物を片づけてネズミのエサ場をなくす
  • 紙や布を減らして巣材になる物を片づける
  • 天井裏や物陰を見直して隠れ場所を減らす

まずはネズミが家の中を「ここには住みにくい」と感じる状態にしていきましょう。


食べ物を片づけてネズミのエサ場をなくす


ネズミを家から追い出したい場合、最初に見直したいのがエサ場です。家の中に食べ物があると、ネズミにとって居続ける理由になってしまいます。

エサ場といっても、注意すべきはキッチンにある生ごみだけではありません。ペットフードの出しっぱなしや、お供え物、花や植物、食べこぼしなどもエサになります。

また、米や乾麺を袋のまま置いていると、袋をかじって食べられることがあります。食品はフタ付きの容器へ入れ、ゴミ箱も密閉しやすいタイプへ見直しましょう。特に夜間の生ゴミ放置は、ネズミの活動時間と重なりやすいため注意が必要です。

さらに、ネズミは水も必要とするため、シンク下の水漏れや結露も放置しないことが大切です。


紙や布を減らして巣材になる物を片づける


ネズミは食べものだけでなく、巣を作れる環境も好みます。特に紙類や布類が多い家では、押し入れや家具の裏、屋根裏などへ巣を作る傾向があるのが特徴です。

なかでも新聞紙、段ボール、古着、ティッシュ、ビニール類などは、保温性があり巣材として使われやすい物です。これらがある状態では、多少の音や刺激を与えても居心地の良さが勝ち、ネズミが離れにくくなります。

不要な紙類や布類はできるだけ減らし、収納物は床へ直置きしないようにしましょう。


天井裏や物陰を見直して隠れ場所を減らす


ネズミ対策は、ネズミの餌となる食材を減らすだけでなく「ネズミが隠れやすい場所」を減らすことも重要です。なぜなら、忌避剤や音による対策をしても、ネズミが今の環境に適応してしまい、壁の中や天井裏へ移動するだけで状況が変わらないこともあるからです。

特に天井裏や床下、家具の裏、使っていない収納スペースなどは、人の気配が少なく、ネズミが好みやすい傾向にあります。「音がする場所だけ対策したのに改善しない」という場合は、別の場所へ移動している可能性も考えられるでしょう。

また、ネズミは壁沿いや物陰を移動する習性があります。家具と壁の間に隙間があると、裏側が通り道になることもあるので、収納スペースや家具裏は定期的に確認し、フンや黒ずみ、かじり跡がないかをチェックしてみてください。

ネズミを家から追い出すなら忌避剤やくん煙剤を補助的に使う

忌避剤をかけられるネズミ

ネズミ対策では、忌避剤やくん煙剤を使う方も多いですが、それだけで完全に解決するケースは少ないです。なぜなら、これらは「ネズミを外へ出すための補助」であり、侵入口やエサ場が残っていると再び戻ってきやすいためです。

使い分けのポイントは以下の通りです。

  • 忌避剤は通り道に置くと効果が出やすい
  • くん煙剤は屋根裏や床下に限定して使う
  • 超音波や光は補助と割り切る

どれか1つだけで対策するのではなく、環境改善や侵入口対策と組み合わせることが重要です。それぞれの役割を理解したうえで使い分けましょう。


忌避剤は通り道に置くと効果が出やすい


忌避剤には、主に置き型・スプレー型・くん煙型の3タイプがあります。中でも置き型やスプレー型は、適当に部屋へ置くのではなく、ネズミの通り道を意識して使うことで効果が出やすくなります。

ネズミは壁沿いや物陰を移動する習性があるため、冷蔵庫の横やキッチン裏、家具裏などは通り道になりやすい場所です。特にフンや黒ずみが見られる場所は、頻繁に通り道として使っている可能性が考えられます。

また、においタイプの忌避剤は、時間が経つと慣れてしまったり、スプレー型も作用が長続きしにくいため、定期的な使い直しが必要になったりと、どのタイプもネズミの移動する場所を意識して使うことが大切です。

関連記事:ネズミ駆除で使用される殺鼠剤の効果や費用などを詳しくご紹介します!


くん煙剤は屋根裏や床下に限定して使う


くん煙剤は、ネズミが嫌がるニオイのする煙を使ってネズミを追い出す方法です。リビングや寝室などの生活空間では、煙やにおいが残りやすく、家具や衣類への影響が懸念されます。そのため、くん煙剤は屋根裏や床下など、ネズミが潜みやすい場所へ限定して使うほうが現実的です。

一方で、煙だけで完全にネズミが追い出されるとは限りません。別の部屋や壁内へ移動するケースもあるため、くん煙剤だけで解決しようとしないことが大切です。

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超音波や光は補助と割り切る


ネズミ対策グッズとして、超音波機器や点滅ライトも販売されています。これらは、音や光でネズミに警戒心を与え、近づきにくくするための対策です。特に、ネズミが出始めた初期段階では、一時的に活動場所が変わったり、気配が減ったりするケースがあります。

ただし、これだけで完全に追い出せるとは限りません。ネズミは住みやすい環境へ適応し、エサ場や隠れ場所が残っていると居着き続けることがあるためです。

また、超音波は壁や家具を通り抜けにくく、設置場所によっては十分に届かない場合があります。物が多い部屋や壁を挟んだ場所では、効果が出にくくなることも考えられます。そのため、超音波や光は「ネズミを完全に駆除する道具」ではなく、追い出しを補助する対策として使うのが現実的です。

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ネズミを追い出したあとは侵入口をふさいで戻らせない

ネズミの侵入口を塞いでいる業者

ネズミ対策では、「追い出すこと」だけで終わらせないことが重要です。なぜなら、侵入口が残ったままだと、一時的に姿が見えなくなっても再び家の中へ戻ってきやすいためです。

確認したいポイントは以下の通りです。

  • 配管まわりや換気口などの隙間を確認する
  • かじられにくい材料で侵入口をふさぐ
  • 追い出したあとに最後の封鎖を行う

侵入口対策では、「どこを」「何で」「どのタイミングで」ふさぐかが重要になります。順番を間違えると、壁の中や天井裏へ閉じ込めてしまうこともあるため注意しましょう。


配管まわりや換気口などの隙間を確認する


ネズミは、小さな隙間から家の中へ侵入します。そのため、まずはどこから入っているのかを確認することが重要です。

特に注意したいのが、エアコン配管まわりや換気口、通気口、給排水管の隙間などです。基礎部分の穴や屋根際のすき間が侵入口になっているケースもあります。

ネズミは1cm程度の隙間から入り込むこともあるため、「こんな小さな穴なら大丈夫」と思って放置しないよう注意が必要です。

また、屋外からつながっている配管まわりや通気口は見落としやすく、侵入口になっているケースも少なくありません。室内側だけでなく、建物の外側からも隙間がないか確認しておきましょう。


かじられにくい材料で侵入口をふさぐ


侵入口をふさぐ際は、素材選びも重要です。柔らかい素材だけでは、再びかじられてしまうことがあります。特に、テープやスポンジだけで塞ぐと、短期間で再侵入されるケースも少なくありません。

侵入口対策では、


  • 金網
  • 防鼠パテ
  • 金属プレート
  • 金属たわし

など、かじられにくい材料が使われています。

また、穴の大きさによって使い分けることも大切です。小さな隙間なら防鼠パテ、大きな穴なら金網や金属板を組み合わせるなど、侵入口の状態に合わせて対策しましょう。

「とりあえず埋める」だけでは再発しやすいため、ネズミが壊しにくい素材を選ぶことがポイントになります。


追い出し後のタイミングで最後にしっかり閉じる


侵入口は、最初から全部ふさげばよいわけではありません。特に、くん煙剤や忌避剤を使った直後は、ネズミがまだ屋内へ残っているケースがあります。

ネズミが屋内に残っている状態で完全封鎖すると、壁の中や天井裏へネズミを閉じ込めてしまい、別の場所へ移動したり、死骸による悪臭につながったりすることもあります。

そのため、侵入口は「追い出す→気配が減る→最後に封鎖する」という順番で進めることが大切です。

焦って全部ふさぐのではなく、天井裏の音やフンの量が減ったかを確認しながら、最後に侵入口をなくすようにしましょう。

ネズミが戻ってくるのは家の中に原因が残っているから

ぐったりしているネズミ

ネズミ駆除を行ったあと、「一度は静かになったのにまたネズミの気配がする」ことがあります。これは、追い出し自体が失敗したというより、ネズミが戻りやすい原因が家の中や家の周りに残っていることが原因です。

確認したいポイントは以下の通りです。

  • 食品や生ゴミの管理が甘いと戻りやすい
  • フンや巣の跡を放置すると再発しやすい
  • 家の外まわりにエサ場や隠れ場所があると入りやすい

「追い出したら終わり」ではなく、戻ってこない環境まで整えることが重要なので、再発につながる要因を減らしましょう。


食品や生ゴミの管理が甘いと戻りやすい


ネズミは、エサを求めて家の中へ入り込みます。そのため、追い出したあとも食品や生ゴミの管理が甘いと、再び戻ってくる原因になりやすくなります。

なので、食後の食器についた汚れもネズミのエサになることがあるため、早めに洗っておきましょう。また、ジュースの空き缶も甘いニオイにつられて近づくことがあるため、中身を水で流してから捨てることが大切です。

食品は密閉容器へ入れ、生ゴミはフタ付きのゴミ箱で管理することを習慣づけて、追い出したあとも継続して環境を整えていきましょう。


フンや巣の跡を放置すると再発しやすい


ネズミを追い出したあとでも、フンや巣の跡を放置すると再発につながることがあります。

特にフンや尿の跡が残っていると、以前活動していた場所として再び近づいてくる可能性があります。また、紙くずや布などの巣材が残っている場合、戻ってきたネズミにそのまま使われるケースも見られます。

「ネズミがいなくなったから終わり」と思って掃除を後回しにすると、再度侵入につながるため、追い出したあとは、フンや巣材を早めに片づけ、活動していた痕跡を残さないよう意識しておきましょう。


家の外まわりにエサ場や隠れ場所があると入りやすい


家の中だけ対策しても、屋外環境がそのままだと再侵入されることがあります。

特に、放置したゴミ袋や段ボール、雑草、物置まわりなどは、ネズミの隠れ場所になりやすく、雑草や植木鉢まわりへ潜み、そこから家の中へ入り込むケースもあります。また、庭木が外壁へ接していると、屋根や換気口付近へ移動する足場になることもあります。

「室内のネズミ対策をしているのに再発する」という場合は、家の外まわりに原因が残っている可能性も考えられます。建物の中だけでなく、周囲の整理整頓やゴミ管理まで見直すことで、ネズミが近づきにくい環境を作りやすくなります。

ネズミを家から完全に追い出したいなら業者に相談を

ネズミ駆除の事業者

すでに天井裏や壁の中へネズミが住みついている場合、自力では状況を把握しきれないケースがあり、特に、侵入口が複数あったり、壁内部で繁殖していたりすると、一時的に静かになってもネズミ被害が再発することがあります。

業者に相談を検討したいケースは以下の通りです。

  • 天井裏や壁の中で動いていると自力では対処しにくい
  • 何度対策しても気配がなくならないなら早めの相談が必要
  • 調査から封鎖までまとめて任せると再発防止につながる

ネズミ対策では、「追い出す」だけでなく「戻らせない状態まで作れるか」が重要になります。被害が長引いている場合は、無理に自力対応を続ける前に状況を見直してみましょう。


天井裏や壁の中で動いていると自力では対処しにくい


ネズミが天井裏や壁の中で動いている場合、自力では対処が難しいことが多いです。特に、壁内部や断熱材の奥へ入り込んでいるケースでは、実際の居場所や侵入口が特定しにくく、音が聞こえる場所と、ネズミがいる場所が一致しないことも少なくありません。

また、高所や狭い場所での作業には危険もあります。無理に天井裏へ入ろうとして、踏み抜きや転落につながるケースもあります。さらに、配線まわりをかじられている場合は、漏電や火災リスクにつながる可能性もあります。


何度対策しても気配がなくならないなら早めの相談が必要


忌避剤やくん煙剤を使っても、何度もネズミの気配を感じることもあります。

その原因として多いのが、


  • 侵入口が残っている
  • 別ルートから再侵入している
  • 壁の中で繁殖している
  • エサ場が残っている

といったケースです。

特に、最初は静かになっても数日後にまた音がする場合は、一時的に他の場所に移動していただけの可能性が高いといえます。

また、自力での対策を長期間続けることで、被害範囲が広がることがあります。フンや尿による衛生被害が増えたり、断熱材が荒らされたりするケースも少なくありません。

「対策しても改善しない状態」が続く場合は、原因を正しく特定できていない可能性があるため、被害が大きくなる前に、早めにネズミ駆除の業者に相談することも選択肢の1つです。


調査から封鎖までまとめて任せると再発防止につながる


ネズミ対策では、追い出しだけでなく再侵入防止まで行うことが重要です。

業者へ依頼する場合は、


  • 侵入口調査
  • 追い出し
  • フン清掃
  • 封鎖作業
  • 再発防止対策

までまとめて対応してくれます。

特に、侵入口は1か所だけとは限りません。屋根際や床下、配管まわりなど、複数箇所からの侵入や、自力では見つけにくい場所が原因になっていることもあります。

根本の原因がわからずに状況に合わない対策方法を続けると、時間や費用がかかるだけで改善しません。「どこから入っているかわからない」「何度も再発する」という場合は、調査から侵入口の封鎖まで業者に頼むことで、再発防止につながりやすくなります。

ネズミを家から追い出すには正しい手順で順番どおりに対策し再発を防止しよう

ネズミ対策では、忌避剤や超音波だけで解決しようとしても、再発するケースがあります。なぜなら、エサ場や隠れ場所、侵入口が残ったままだと、一時的に姿が見えなくなっても再びネズミが戻ってきやすいためです。

先に侵入口を全部ふさいでしまうと、壁の中や天井裏へ閉じ込めてしまうこともあります。そのため重要なのは、「住みにくい環境を作る→追い出す→侵入口をふさぐ」という順番で進めることです。

また、追い出したあとも、フンや巣材を放置したり、屋外へゴミや段ボールを置いたままにしたりすると、再侵入につながるケースがあります。

ネズミ対策は、どれか1つだけ行えば終わるものではありません。エサ場を減らし、隠れ場所を片づけたうえで、忌避剤やくん煙剤を補助的に使い、最後に侵入口を封鎖することが重要になります。

さらに、天井裏や壁の中で音が続いている場合や、何度対策してもネズミが再発する場合は、侵入口調査や封鎖作業まで含めて業者へ相談するのがおすすめです。まずは、ネズミが住みにくい環境を作ることから始め、順番どおりに対策を進めていくことが再発防止につながります。

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