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イタチの繁殖期とは?主な特徴や自分で追い出す方法について

公開日:2022.4.5 更新日:2024.4.17
イタチの繁殖期とは?主な特徴や自分で追い出す方法について

可愛らしい見た目をしているイタチですが、最近では屋根裏など民家に現れてさまざまな被害を及ぼしてます。
そんなイタチは繁殖期を迎えると動きが活発になり、相手を求めて家の屋根裏や自宅周りなどに複数現れることも…。
そのため、事前に繁殖期がいつなのかを知って対策をしておきましょう。

今回はイタチの繫殖期や自宅に出たイタチの追い出し方などについてご紹介します。
自分や家族の安全を守るために、イタチについて理解し、対策に役立ててください。

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1.イタチの繫殖期はいつ?

繫殖期は3~5月

こちらを見ているイタチの写真

年間を通して活動しているイタチですが、繫殖期が存在します。

イタチの繫殖期とされているのは3~5月にかけて。この期間に交尾を行い、メスのイタチは約1ヶ月後には出産の段階に入ります。
出産時には平均4.5頭もの子どもを出産し、40日前後の授乳期間が存在します。

また、基本的にメスのイタチは自分の生活圏において子育てを行います。
イタチは一夫多妻制の生き物であり、オスは繁殖期には数頭のメスと交尾を行い、子育てについてはメスのみが担うかたちとなります。
ただし、チョウセンイタチについてはオスが子育てをする場合もあります。

イタチの子どもは成長が早く、5月頃に生まれた子どもは生後70~80日経過すると大人と変わらない体重になり、8月頃になると母親の元から離れて、子どもたちだけで生活するようになります。
そして10月ごろにはそれぞれが別々に分かれ、単独行動をとるようになります。
オス・メスとも約1年ほど経つと成熟し、イタチの平均寿命は野生ですと1.9歳です。

このように、繫殖期が3~5月であるため、春にイタチの被害が多くなる傾向があります。

春先になると、自宅内にいつのまにかイタチがいる、ひどい悪臭がする、置いていた生ゴミが荒らされていた、といった被害が報告されています。
このような場合は、自分でイタチを予防したり、駆除業者に依頼したりするなどしてしっかりと自宅のイタチ対策をしておきましょう。

2.自宅に出たイタチを放っておくとどうなる?

健康被害の原因に

配管から出てくるイタチの写真

イタチは小柄な体格を活かして俊敏な動きをするため、対応に手間取ることが多いです。
ただ繫殖期などにイタチを見かけたらすぐに対処しておくことが大切です。そのまま放置しておくと、騒音や健康被害といったトラブルに悩まされることにつながります。
イタチによってもたらされる被害は次の通り。

・騒音被害
イタチは夜行性のため、夜間に活動を行う習性があります。深夜になって天井や屋根裏部屋から怪しい物音が聞こえてきたら、すでにイタチが活動していると考えていいでしょう。
基本的に外敵から身を隠すために暗い場所を選んで住処にしているので、気がつかないうちに民家に入ってきているという場合が多いです。
もし立て続けに怪しい音がするようであれば一度調べてみましょう。

・悪臭の被害
イタチには自分が住み着いたエリアの周りに糞尿を撒き散らすという習性があります。
また、住み着いたところに溜め糞をするため、それによって糞尿が蓄積されていくと天井や屋根裏が腐食してしまいます。

・アレルギー症状による被害
野生の生き物であるため、ダニをはじめとした害虫や病原菌を宿っています。
一度イタチに侵入されてしまえば、イタチを通してダニや病原菌が広まり、アレルギー性鼻炎や気管支喘息といった症状を引き起こすことになります。

3.自宅にイタチが出たら個人で対処できる?

イタチの捕獲・駆除は法律による規制が設けられています。

丸くなって寝ているイタチの写真

人間の生活圏を脅かす存在となっているイタチですが、鳥獣保護管理法の対象に指定されているため、許可を得ずにイタチを駆除や捕獲することは禁止されています。

鳥獣保護法は森林や山などで生活している生物たちを守ることを目的として制定されたものです。実際にニホンイタチおよびチョウセンイタチはレッドリストにも記載されています。

仮に許可を得ずにイタチを駆除したり捕獲したりすると、1年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金を課せられることになります。

そのため、もし個人でイタチの駆除作業をしたい場合には、あらかじめお住まいの自治体の役所へ捕獲許可をもらいに行かなければなりません。
さらに、個人で捕獲するにあたっては原則として猟銃免許が必要条件になります。

ただし自治体によっては自宅敷地内なら免許の有無にかかわらず駆除作業をしていいとされるところもあります。
そのほか捕獲に成功した野生動物の扱いについては自治体によって異なるので、あらかじめ役所に確認しておく必要があります。

以上のことから、自治体の許可なしで個人ができるイタチ対策は、追い出すか、入ってこないように予防するかのどちらかになります。

4.自宅に出たイタチを追い出す方法

具体的な方法

罠にかかったイタチの写真

ここでは自宅に入られた時にイタチを追い出す方法をご紹介します。使う道具はホームセンターやインターネット通販などで気軽に購入することができます。

・忌避剤を撒いておく
忌避剤などイタチには苦手とするにおいがあります。それ以外でも燻製、漂白剤、お酢などの香りを苦手としていて、苦手なにおいを感じるとその場所に近づけなくなります。

使い方としては、イタチが出入りしていると思われる場所に忌避剤を撒いておきます。基本的にはそのまま様子を見るだけなので、維持がしやすいです。
ただし置いておくと人間である我々にとっても不快に感じることがあるかもしれません。使用する際は隣人トラブル等に気を付けましょう。

・捕獲器を設置する
イタチを外へ逃がすためのアイテム。ただしこちらを使用するにはあらかじめ自治体から許可をもらう必要があります。

捕獲機の中には果物野菜といったなどイタチが好みそうなものを入れておびき寄せます。捕獲したら、山奥など人里から遠く離れた場所へ逃がしてあげます。

・超音波を使う
最近では野生動物専用の超音波装置が市販されているため、超音波装置も利用しやすくなりました。人間であれば何も感じない音でもイタチはとても敏感です。

・光で追い払う
夜行性であるためイタチは強い光を苦手とします。LEDのセンサーライトなどをぶら下げておくだけでも一定の効果があります。

5.繫殖期のイタチ対策は専門業者にお任せ!

業者をおすすめする理由

点検を行うイタチ対策事業者の写真

前述の通り、イタチは市販されているグッズを使用することで対策できます。ただ繫殖期のように活発な時期になると個人でのイタチ対策は難しくなってきます。
また、感染症の観点から個人で追い出すのはリスクが伴います。

そこで頼りになるのが害獣駆除の専門業者です。業者をおすすめする理由は次の通り。

・評判を確認できる
最近では業者のホームページや口コミサイトなどで実際に害獣駆除を頼んだ人の感想を閲覧することができます。
業者を選ぶにあたっては必ずチェックしておきましょう。

・プロの作業員が在籍している
専門業者には害獣に関する知識と経験を兼ね備えたプロフェッショナルが在籍しています。
また、業者では個人では入手するのが難しい薬剤や道具を使用してくれますので、より確実に駆除してくれます。

・電話一本で駆けつけてくれる
業者のいいところは電話一本で済んでしまうところ。
最近では24時間電話対応を行っているところもあるので、発見してすぐに依頼できるのはとても頼もしいです。

・アフターサービスが付いてくる
定期点検や駆除後すぐに侵入された際の無償駆除をはじめ、手厚いアフターサービスを実施しています。
具体的なサービス内容や保証期間は業者ごとに異なりますので、前もって確認しておくことが大切です。

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