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もしかして蛇口の凍結?!原因や対処法などをご紹介します

公開日:2023.1.23 更新日:2024.4.2
もしかして蛇口の凍結?!原因や対処法などをご紹介します

蛇口が凍結してしまうと、水道が使えなくなってしまい不便ですね。
凍結すると水道が使えなくなるだけではなく、さらに水道管が破裂してしまう恐れも…。この場合水道の修理費用で思わぬ出費で痛い目にあう可能性もあります。
そうならないためには蛇口の凍結を予防する方法と、凍結した場合に慌てずに対処できることが大切です。

そこでこの記事では水道管蛇口が凍結する原因や予防する方法、凍結した場合の対処法について詳しくご紹介します。
水道蛇口の凍結は予防策が大切!もし凍結しても慌てずに対処しましょう。

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1. 蛇口の水回りで凍結トラブルが発生する原因は?

水道の蛇口が凍る原因は気温がマイナス4度を下回る場合!

根元が凍ってしまった蛇口の写真

水道の蛇口は気温がマイナス4度を下回ると凍結しやすくなります。水道の場所がこの条件を満たしている場合には凍ってしまいやすくなります。

①北側の日が当たりにくい部分の蛇口
②風がよく当たる場所
③水道管がむき出しになっている場合

これらの条件を満たすと水道が氷つきやすく蛇口が凍結 なってしまう原因となるため注意が必要です。

水道が凍結し中に水が溜まった状態になっていると、水道管が破裂してしまう可能性も。そうなってしまうと水が使えないだけではなく修理費もかかってしまいます。そうならないために水を抜く必要があります。

しばらく家を空ける場合には使わない水道や給湯器、ボイラー、洗濯機などを必ず水抜きしましょう。これらのものには水が止まらなくなったときのための止水栓や凍結対策のための水抜きが欠かせません。

止水栓は水道管が破裂してしまったとき、水抜きは水を抜くことで、凍結したときの水道管などの破裂原因となることを防ぐ効果があります。特に気温-4度を下回り、水道が凍結することを理解していない人の場合は、特に注意が必要です。うっかり忘れると大変なことになります。そのため、事前の予防策をしっかりとしておきましょう。

2. 蛇口の水回りの凍結トラブルを予防する方法

水道の蛇口凍結を予防するには水抜きと水を流す、保温の3つ

先端から水漏れしている蛇口の写真

水道の蛇口凍結予防の方法は3つあります。

①水抜きをすること
②水道から少量の水を流すこと
③水道管を保温すること

水道管の水抜きをすることで水道の中の水が凍結したときに破裂することを防げます。水道管だけではなく、給湯器など水を使う機器全てに対して行いましょう。水を抜いておけばしばらく家を空けていても安心です。

水道から少量の水を流すことで水道の蛇口の凍結を防げます。この場合水が細く糸を引くくらいの水量で流し続けます。水が流れていることで水は凍結しなくなりますので効果的です。

「水道代が気になる」という人もいるかもしれませんが、水道管が破裂するよりは費用がかかりません。ただし、給湯器が作動しているとガス代が高すぎるため流し続ける場合には電源を落としておきましょう。

水道管がむき出しになっている場合には、保温することも効果的です。市販の保温材を使うのもよいですが、なければタオルを巻くだけでも効果があります。この場合にはタオルをしっかりと巻き、それをビニールテープで固定することで安定します。

水道が凍結してしまうと、水が使えなくなるだけではなく、最悪の場合は破裂してしまい、本来負担する必要のなかった費用が発生してしまいます。そのような事態を避けるためにも、水道管が凍結しないよう対策しておくことが大切です。


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3. 蛇口の水回りの凍結トラブル対処策

水道蛇口の凍結対処はぬるま湯で!熱湯はNG

電気ケトルから水を注いでいる写真

水道蛇口が凍結した場合には凍った原因として考えられる水道管に、40度くらいのぬるま湯をゆっくり全体にかける ことが正しい凍結対処方法です。「水道管のどこで凍結したかわからない!」と慌てる必要はありません。

原因として考えられる場所は限られています。水道管の中の水が凍ったと疑われる場所は、「寒い場所でむき出しになっている水道管」の可能性が高いです。

室外の水道管が凍結しやすいですが、室内でも窓が開いている場合などには凍結する可能性は十分にあります。

解決法として、「ぬるま湯じゃなく熱湯じゃダメなのか?」と考える人もいますよね。ぬるま湯より温度が高い分熱湯をかけたくなる気持ちはわかります。ですが、熱湯をかけると水道管が破裂やひび割れを起こす恐れがあり、絶対にやってはいけません。

出ないかと思って動かない蛇口を無理に回すのも禁物です。内部の部品は繊細なため破損する可能性があります。できることをは凍結したと考えられるところを気長に温めること。シンプルですが、これしか方法はありません。

最悪の場合「水道管が破裂した!」というときもあります。そんな場合は止水栓を止め水道業者を呼びましょう。水道管の修理は難易度が高く難しいため、自分で行うことはできません。トイレやキッチンの水道管には止水栓というバルブかコック状のものがあります。その止水栓を回せば止まるため、水道管の手前の止水栓を止めて、あとは水道業者の到着を待ちましょう。

4. 業者に依頼した場合の費用は?蛇口の水回りの凍結トラブル編

水道管蛇口が凍結し破裂したときの修理費用は部分修理15,000〜30,000円程度!

貯金箱に蛇口の水がかかっている写真

修理費用は、水道管蛇口のどこが凍結によって壊れたのかによってかかる費用が変わります。部分修理で済む場合はその手間によって15,000円〜30,000円程度かかるのが一般的です。

ただし直す規模によっては材料費や工事費用がもっとかかるケースはあります。中でも費用がかかるのは給湯器につながる水道管が破損した場合です。

その場合にはガス工事も関係してしまうからです。さらに壁や床を開く必要がある可能性もあり、その場合にはより費用がかかります。工事そのものも1日では終わらず、4、5日かかってしまう恐れも。

この場合には修理に20万円以上かかることも考えられます。水道管の凍結は修理費用がかさんでしまうため、こうした事態を避けるようにしましょう。

水道管が凍結しただけであれば、温めて水が出るようになれば特に何かする必要はありません。ただし対処を間違えて熱湯をかけてしまうなどして破損させてしまうと、このような事態に発展します。無理な対処は行わず、破損させないように水道管を温めることが大切です。

5. まとめ

水道蛇口の凍結は予防策と慌てない対処が大切!

虫眼鏡を持っている洗面台の絵

水道蛇口の凍結は破損してしまうと大変なことになります。自分での修理は難しく水道業者に直してもらうまでは破損した部分の水道は使えなくなりますので、こうした事態を予防することが大切。

まずは気温-4度を下回りそうなときには水道を少し流しておく、しばらく離れるときには水抜きを忘れないようにする、むき出しの水道管に保温材を巻く、これらの対処をしておけば凍結しにくくなり、凍結した場合でも 水道管蛇口が 破裂する可能性はぐっと少なくなりますよ。

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