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古いドアクローザーは自分で調整できる?調整方法や業者の費用相場を解説

公開日:2026.1.28
古いドアクローザーは自分で調整できる?調整方法や業者の費用相場を解説

「ドアがギシギシと鳴る」「急にドアが閉まるのが遅くなった」など、使っているうちにドアの動きに違和感が出てきて、不具合なのか迷っている人もいるのではないでしょうか。見た目は変わっていなくても、長年使ってきたことで内部の状態が変化しているケースは少なくありません。
こうした症状が出ている場合でも、古いドアクローザーは調整によって改善できることがあります

この記事では、古いドアクローザーの調整方法や注意点、あわせて業者に依頼する場合の費用相場について整理し、修理や交換を判断するための目安を確認できる内容をまとめています。

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1.ドアクローザーとは

扉の開閉スピードをコントロールする装置

ドアクローザーの写真

ドアクローザーという言葉はあまり聞き慣れないかもしれませんが、ご自宅のドア上部に付いている箱状の本体と金属製のアームを見て、「これのことかもしれない」と思い当たるかたもいるのではないでしょうか。
この部品は、ドアが勢いよく閉まってしまうのを防ぎ、指を挟んでけがをするといった事故を防ぐために取り付けられています。

ドアクローザーには、ドアを開いた位置で止める、強風で急にドアが開かないようにする、閉まる速度を段階的に調整するといった役割があります。
見た目はシンプルでも、日常の使いやすさや安全性を支える重要な装置です。

取り付け方法や位置によって、「スタンダード型」「パラレル型」「コンシールド型」などの種類に分かれており、ドアの開く角度や構造に違いがあります。
以前は屋外側に取り付けるスタンダード型が多く使われていましたが、現在は室内側に取り付けるパラレル型が主流になっています。

こうしたドアクローザーは、毎日ドアを開け閉めする中で内部のスプリングや油圧が少しずつ劣化していきます。
古いドアクローザーの場合、調整で改善するケースもありますが、劣化が進んでいると調整では対応できず交換が必要になることもあります。
不具合のサインに気付いた時点で、調整で済むのか、それとも交換が必要なのかを見極めることが大切です。

2.ドアクローザーの調整や交換が必要な時のサインとは

ドアの開閉に違和感があったら確認する

ドアクローザーの写真

ドアクローザーはドアの開閉を補助する装置ですが、日々の生活の中で何度もドアを開け閉めすることで、内部の部品は少しずつ消耗していきます。
そのため、経年劣化や故障が進むと、これまでと違う動きや異変を感じることがあります。

経年劣化や不具合によって症状が出ている場合は、症状の内容によって調整で対応できるケースと、交換が必要になるケースに分かれます。
まずは、どのような症状が出ているのかを落ち着いて確認することが大切です。

・ドアが閉まる速度が速くなった
ドアクローザーが正常に効いておらず、ドアが勢いよくバタンと閉まってしまう状態です。
この場合は、最初にドアクローザー本体から油が漏れていないかを確認します。

油漏れが確認できた場合は内部の油圧機構が機能していないため、本体の交換が必要になります。
一方、油漏れがない場合は、ドアクローザー本体側面にある速度調節弁を回して調整することで改善することがあります。

・ドアが閉まる速度が遅くなった
ドアがゆっくり閉まる原因として、内部の油が気温の影響で固くなっているケースが考えられます。
特に冬場は気温が下がることで、ドアが重く感じられることがあります。

この場合は、速度調節弁を使って閉まるスピードを調整することで対処できることが多いです。
古いドアクローザーでも、状態によっては調整だけで動きが改善する場合があります。

上記の調整を行っても症状が改善しない場合や、以下のような状態が見られる場合は、修理ではなく交換を検討したほうが安全です。
無理に使い続けると、突然ドアが閉まるなど思わぬトラブルにつながる可能性があります。

・ドアクローザー本体から油が漏れている
・調整を行ってもドアの開閉スピードが変わらない
・15年程度と、長期間使用している
・速度調節弁が1つしかなく、細かな調整ができない

3.初心者でもできるドアクローザーの調整方法

ドライバーだけで調整が可能

色とりどりのドライバーの写真

ドアクローザーの調整は、本体の仕組みを把握していればドライバー一本で行えます。古い ドア クローザー 調整でも、基本構造は大きく変わらないため、初めてでも落ち着いて作業すれば対応できるケースがあります。
基本的な調整方法はメーカーごとの差が少なく、一度流れを理解すれば、別のドアクローザーにも応用しやすい点が特徴です。

ただし、本体から油が漏れている場合は調整では直らず、ドアクローザー自体の交換が必要になります。
作業を始める前に、必ず本体周辺に油染みや液だれがないかを確認してください。

調整を行う際は、まずドアクローザーの調整弁の形状に合ったドライバーを用意します。
調整弁は本体の側面に付いており、製品によって1個から3個ほど設けられているのが一般的です。

調整弁には「1」「2」「3」などの数字が刻印されており、それぞれドアが閉まる動作の区間を示しています。
ネジを締める(時計回り)と閉まる速度はゆるやかになり、ネジをゆるめる(反時計回り)と閉まるスピードが速くなります。

調整する際は、一度に大きく回さず、少し回してはドアを開閉し、動きを確認しながら進めてください。
ネジを回しすぎると調整弁が本体から外れてしまうおそれがあるため、必ず少しずつ回すことが重要です。

ドアが閉まり切るまでの目安は、5~8秒程度が一般的とされています。
調整が終わったあとは、丁番部分に潤滑剤を差しておくと、ドア全体の動きがよりスムーズになります。

4.ドアクローザーの調整で気をつけるポイント

一気にネジを締めるのはNG

ポイントのイメージ写真

ドアクローザーの調整はドライバー一本で行えますが、自分で作業する場合、やり方を誤ると失敗につながることがあります。
特に多いのが、調整弁のネジを回しすぎてドアが動かなくなったり、逆にドアクローザーの効果がほとんど感じられないほど軽くなってしまったりするケースです。

ネジをゆるめすぎて外れてしまうと、そこから油漏れが起こり、調整では対応できず本体交換が必要になることがあります。
こうしたトラブルを防ぐためにも、調整時にはいくつかの注意点を必ず押さえておきましょう。

・ドアの調整は10度〜20度ずつ行う
ドアクローザーの調整弁は、一般的なネジのように強く締め込むものではなく、少しの力でも回りやすい構造です。
一度に大きく回さず、10度〜20度ほど回してはドアを開け閉めし、開閉スピードを確認しながら少しずつ調整してください。

・ゆるめすぎない
調整弁を必要以上にゆるめると、ネジが外れて内部の油が漏れてしまいます。
油が漏れると油圧が保てなくなり、ドアクローザー本体の機能が失われるため、修理ではなく交換が必要になります。

・バックチェックが作動している状態を理解する
開け閉めの途中でドアが極端に重く感じる場合、ドアクローザーのバックチェック機能が作動していることがあります。
これは強風などでドアが急に開閉するのを防ぐための正常な機能で、この区間では油圧の影響でドアが動きにくくなります。

無理に押したり勢いをつけたりせず、バックチェックが効いている区間であることを理解したうえで、ゆっくり動かすようにしましょう。

5.プロの業者に修理や交換を依頼する際の費用について

症状ごとの修理・交換の費用事例

費用相場のイメージ写真

ドアクローザーを修理や交換する際は、経験のある専門業者に依頼するという選択肢もあります。
調整作業は自分で行える場合もありますが、本体交換が必要な状態だったり、調整中にネジを回しすぎて故障させてしまったりするケースも少なくありません。

特に古いドアクローザーでは、調整だけで直るのか、本体交換が必要なのかの判断が難しく、無理に触ることで状態を悪化させてしまうこともあります。
作業経験が豊富な業者であれば、ドアクローザーの状態を見極めたうえで、適切な方法で修理や交換を行ってもらえるため、失敗のリスクを抑えられます。

参考として、業者に依頼した場合の費用事例を以下にまとめました。
実際の金額は、使用しているドアクローザーの種類や症状、設置状況によって変動するため、作業前に必ず見積もりを確認してください。

・ドアクローザー 調整のみ 18,500円
取り付け状態に問題があり、本体交換は行わず、調整作業のみで対応したケースです。

・ドアクローザー 本体交換 17,500円
 部品代 24,500円
本体から油が漏れており油圧が機能していなかったため、経年劣化と判断して本体を交換したケースです。

・玄関ドアクローザー 本体交換 15,500円
 部品代 19,500円
15年以上使用していた玄関ドアのドアクローザーが故障しており、寿命と判断して本体を交換したケースです。

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