庭の雑草を生えなくする方法とは?具体的なやり方や業者の費用について
公開日:2022.8.23 更新日:2024.4.17
ガーデニングや家庭菜園をしていると悩まされることの多いのが雑草。
抜いてもいつの間にかまた生えてきているので、そのたびに草抜きをしないといけないのはとても面倒ですよね。
そこでこの記事では、庭の雑草を生えなくする方法についてご紹介します。
ぜひ参考にして快適なガーデニングライフをお過ごしください。
ガーデニングや家庭菜園をしていると悩まされることの多いのが雑草。
抜いてもいつの間にかまた生えてきているので、そのたびに草抜きをしないといけないのはとても面倒ですよね。
そこでこの記事では、庭の雑草を生えなくする方法についてご紹介します。
ぜひ参考にして快適なガーデニングライフをお過ごしください。
庭の雑草を生えなくする方法を実践するためには、まず庭に雑草が生える理由を知っておくことが大切です。原因を抑えておくことで対策が立てやすくなります。
そんな雑草が庭に生える主な原因は次の通り。
・外部から風などにより種が運ばれてくるため
植物は種から生まれるので、その種がどこからか運ばれてくることで、庭に雑草が生えます。
雑草の種が庭にやってく経路としては、風に乗って飛ばされ来きたり、鳥の糞に含まれていたり、動物の体に付いてきたりなどさまざまあります。
さらに、雑草は一つの株から撒かれる種が約5~20万粒と言われていて、その多くが発芽します。
・日照条件に恵まれているため
ほとんどの人は庭の植物を育てるために陽当りを重要視していると思います。ただ日照条件の良さは同時に雑草を生育させる要因にもなっています。
庭に生えてくる雑草の多くが「好光性種子」に該当し、光を与えることによって発芽します。
天候に左右されることはあるものの、晴れの日であればいつでも雑草は生えてきます。
・根や茎が残されているため
雑草除去をしたつもりでも、土の中に根や茎が残っていればすぐに再生されます。
また、寒い季節になると表面上の葉や根がなくなりますが、雑草の根は土の中に存在しています。
こうした生命力があることで雑草はすぐに再生します。
たとえ面倒に感じていても、庭の雑草を生えなくする方法を実践していかなければならなりません。
雑草除去をきちんとやっておかないと次のような悪影響を受けることになります。
・景観が阻害されてしまう
全く掃除がされていないままですと庭中が雑草に覆われることになります。
外からの見栄えが悪くなるだけでなく、草が伸び放題になっているお宅は空き巣から侵入しやすい家と判定されて防犯面でも危なくなってしまいます。
・植物の生育が阻害される
庭の雑草が生えっぱなしのままにしておくことは、育てている植物の生育を阻害することになります。
雑草があると必要な栄養分がそちらにばかり行ってしまい、育てている植物にまで行き渡らなくなります。
・害虫や害獣被害
雑草が生い茂る庭はゴキブリやハエなどの害虫にとって住みやすい環境となります。庭に住み着いた害虫は家の中に侵入してくる恐れも。
さらに害虫を餌にしているタヌキなどの野生動物が侵入するようになり、自宅の周りに糞をまき散らせば、そこから感染症が引き起こされることになります。
また、これらの被害は隣人トラブルに発展することもあるので、庭の雑草は放置しないようにしましょう。
最近ではホームセンターなどでさまざまなグッズが販売されていて、庭の雑草を生えなくする方法を個人でも実践しやすくなりました。
庭の雑草を生えなくする主な方法は次の通り。
・防草シートを敷いておく
庭に適切に敷設することで雑草が生えてこないようにします。太陽光を防ぐ素材でできているため、雑草が生育するのを防ぐことができます。
ただし夏日に高温になりやすい他、素材によってはすき間から雑草が生えてくることがあります。
・砂利を撒いておく
庭に砂利を撒くことで太陽光を当たりにくくし、雑草が生えてこないようにします。
防草シートと組み合わせることでより効果が高くなります。
・除草剤を撒く
少ない労力で雑草対策ができるグッズです。
除草剤には「液体タイプ」と「粒剤タイプ」があり、現在生えている雑草には液体タイプを、雑草予防には粒剤タイプを使用します。
ただし除草剤によっては人やペットの健康に影響を及ぼすものもあるので、使用の際は注意が必要です。
・人工芝を敷く
緑の景観を維持することにも役立つグッズですが、庭を完全に覆うことで雑草を半永久的に生えてこなくさせます。
個人でも設営できますが、業者でないときれいにできないことが多いです。
・固まる土を使用する
撒いて綺麗にならした上で水をかけることで雑草が根付かない土壌にします。低コストで水たまりもできにくいです。
ただし素人の作業ではムラか生じやすいです。
庭の雑草対策は必要なものを用意すれば個人で行うことが可能です。ただし作業に慣れない間はそれなりに時間がかかり、庭一面に雑草が生えていたりする時は面倒に感じるでしょう。
そんな庭の雑草を生えなくする方法をやってくれるのが庭木剪定業者です。業者をおすすめしたい理由は次の通り。
・プロの作業員が在籍している
生命力の高い雑草を徹底的に除去するとなると、知識と経験が求められます。
専門業者には経験豊富なスタッフが在籍しているので、安全かつ確実に作業してもらえます。
・電話1本で解決してくれる
専門業者に頼む大きなメリットはこちらの作業が不要なこと。個人で始めると道具の準備からゴミ出しまで、すべて自分でしないといけません。
業者であれば、電話1本ですぐに自宅まで駆けつけてくれるのでとても楽です。
・こちらの相談に乗ってくれる
業者では庭木に関する相談になんでも応じてくれます。掃除の仕方や庭の手入れの方法など、知りたいことがあれば何でも聞いてみましょう。
・アフターサービスが充実している
多くの専門業者では作業後の定期点検をはじめ、さまざまなアフターサービスがあります。実施しているサービス内容や保証期間は業者ごとに異なりますので、事前に確認しておきましょう。
庭木剪定業者に庭のお手入れを依頼する際に気になるのが作業費用。費用の目安は次の通りです。
・雑草の除去:1m²あたり2,000円~
・木の剪定:1本3m以下は1,000円~、3m~5mは6,000円~、5m~7mは15,000円~
・処分費用:ゴミ袋1袋あたり500円~、トラック1台あたり3,000~8,000円
・防草シート:500円〜800円/㎡
・砂利:3,000~4,000円/㎡
・除草剤の散布:300円/㎡
これ以外にも現場までの出張費用がかかる他、庭の状況や日当制で料金が割高になることもあります。
ただこうした雑草対策にかかる費用を少しでも安くする方法があります。
それは複数の業者の見積もりを比べること。
多くの業者では見積もりは無料であり、作業内容とその費用の詳細が掲載されています。見積もりを把握しておけば、作業後に不要なオプション料金を請求させる心配はありません。
費用が高いほど適正価格を理解しておくことは大切です。
万が一業者より提示された費用に納得できない場合は、その場でお断りすることもできます。
少なくとも3社以上から見積もりをとっておけば、お住まいの地域で一番安い業者を見つけられます。
また、業者によってはWEBサイト限定割引などの割引キャンペーンを実施しているところもありますので、必ず確認しておきましょう。