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もしかして漏電?!ブレーカーが落ちてないのに停電した時の原因や対処法について

公開日:2023.10.16 更新日:2024.4.22
もしかして漏電?!ブレーカーが落ちてないのに停電した時の原因や対処法について

停電が発生したらブレーカーのつまみを上げることで復旧するケースが多いですが、そもそもブレーカーが落ちてない場合はどう対処したら良いでしょうか。
この場合、もしかすると漏電している危険性があるため、できる限り早めの対処が必要になります。

この記事では、ブレーカーが落ちてないのに停電した際の対処法について解説します。
ブレーカーの機能の解説や、漏電の危険がある時の対処法などについても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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1.ブレーカーの役割とは?

安全に電気を使うために必要な装置

住宅のブレーカーの写真

そもそも、ブレーカーとはどういった装置なのかご存じでしょうか?

一般的に普段ブレーカーと呼ばれているものは、実際は「分電盤」という装置であり、分電盤の中にある複数の「入・切」のスイッチ群が本来の『ブレーカー』なのです。
一番使うであろう左側の大きなスイッチのほかに、中央と右側にある複数のスイッチも、それぞれ役割があるブレーカーになります。

この分電盤やブレーカーの役割とは、電気を安全に使用するための「配線用遮断器」です。
電気をたくさん使っている時にブレーカーが落ちて電気の供給がストップするのは、消費電力の多い電化製品を複数使用した際などに一時的な過電流によって発火や火災などが発生するのを防ぐためです。
分電盤やブレーカーは住宅の安全を守るうえで大切な役割を持っていると言えます。

また、ブレーカーは漏電(電気が配線から漏れ出ている状態)を検知した際にも過電流の時と同様に電気をストップします。
漏電も、過電流と同じく火災が起きる可能性のある状態ですので、検知した際には速やかに対処することが大切です。

このように、分電盤やブレーカーは電気を安全に使用するために欠かせない装置であり、ブレーカーが落ちた際にも各ブレーカーのどのスイッチが落ちているのかによって、適切な対応をすることが大切だと言えます。

一般的な分電盤の中には「左側の大きなスイッチ」「中央の小さなスイッチ」「右側に並んだ複数のスイッチ」が収まっており、それぞれ『アンペアブレーカー』『漏電ブレーカー』『安全ブレーカー』と呼ばれるブレーカーになります。

ここでは、それぞれのブレーカーの役割について解説します。

・アンペアブレーカー
「ブレーカーが落ちた」という場合は、ほとんどがこのアンペアブレーカーが落ちた状態を言います。
これは一定以上の電気量を同時に使用した際にアンペアブレーカーが落ちて電気がストップするように設計されているからです。

・漏電ブレーカー
漏電ブレーカーは漏電を検知した際に電気をストップする機能があります。
漏電は電気が漏れ出した状態であり、火災の危険があるため適切な対処が必要になります。

・安全ブレーカー
安全ブレーカーは建物の回路ごとの電気を管理するブレーカーであり、家全体の電気を管理するアンペアブレーカーと違って、細かく区切られたエリアごとの通電状況を知ることができます。

これらの3種類のブレーカーの役割を正しく把握することで、家の電気がストップした際にどのブレーカーが落ちているのかを確認し、適切な対応を取ることが可能になります。

2.ブレーカーが落ちてないのに停電した際の対処法

アンペアブレーカー以外が落ちている可能性も

アンペアブレーカーの写真

ほとんどのご家庭では、停電した際には分電盤のブレーカーを確認するかと思います。この際、いつも一番左の大きなスイッチの「アンペアブレーカー」だけを確認していないでしょうか。

アンペアブレーカーは、建物全体の使用電力量が一定基準を超えた際に電気をストップさせます。
ですが、停電しているにもかかわらずアンペアブレーカーが落ちていない場合、建物の中で漏電が発生しており中央の漏電ブレーカーが作動している可能性があるのです。

漏電の箇所を確認する場合は以下の手順で行いますが、対処に不安がある方は電力会社や電気屋さんなどに相談して対応してもらいましょう。

1.アンペアブレーカー(左側の大きなスイッチ)を「入」にする
2.すべての安全ブレーカー(右側の複数のスイッチ)を「切」にする
3.漏電ブレーカー(中央のスイッチ)を「入」にする
4.安全ブレーカーを1つずつ「入」にしていく
5.4の作業中に漏電ブレーカーが「切」になったら、その時に「入」にした安全ブレーカーの対応するエリアで漏電が発生しているということが分かる

漏電しているエリアが分かったら、その場所で使われている電化製品に問題があるか、配線自体がショートしている可能性があるため、専門の業者に相談してみましょう。

3.漏電以外にブレーカーが落ちてないのに停電する原因とは?

漏電以外に、自然災害やブレーカーの故障なども考えられる

自然災害が原因で停電している写真

ブレーカーが落ちていないのに停電している場合、漏電以外にも以下の原因で発生することがあります。

・自然災害(雷や地震など)
雷や地震といった自然災害の影響で、電力供給に問題が起きたり、電線柱が損傷したりすると、該当する地域全体で停電が起こります。
自然災害が原因で停電が起こった場合、電力会社での復旧作業が完了次第、復旧しますが、その際に発火や火災といった二次被害を防ぐために、コンセントから電源プラグを抜き、ガスを切って元栓も閉めておくようにしましょう。

また、雷が直撃したのに他の家の電気が点いている場合、漏電ブレーカーが作動している可能性があるため、今一度ご確認ください。

・計画的な工事
電柱や電線の修理、あ​​るいは建物の点検工事のために計画的な停電を実施する場合もあります。
このような場合、通常は地域全体や建物全体で停電が発生します。事前に告知が行われることが多いので、情報を確認しておくことが重要です。

・ブレーカーの故障
ブレーカーは電気回路を保護するための重要な要素で、故障時に電源が切断される可能性があります。
ブレーカーの寿命は約10年間で、それを上回ると誤作動のリスクが増加します。ブレーカーが頻繁に誤動作する場合、専門事業者に点検を依頼することを検討しましょう。

・照明機器の故障
照明設備の故障により、建物内の特定のエリアで電力供給が中断する可能性があります。
電気の接触不良、電球の寿命切れ、または配電設備のトラブルなどが考えられます。

・建物内の送電の問題(集合住宅の場合)
集合住宅に住んでいる場合、建物全体への電力供給に問題が起きて停電している可能性があります。
まず、周囲の状況を確認してみてください。共用部分の電気も消えている場合や近隣の他の建物では通常通りに電力供給が行われている場合、建物内に問題があるかもしれません。

このような場合、建物の所有者である大家さん、または管理会社に連絡し、状況を報告して対処してもらいましょう

4.一瞬だけ停電してからすぐ復旧する時の原因とは?

スマートメーターの作動や落雷の可能性あり

停電したリビングにいる家族の絵

一瞬だけ停電してすぐに復旧するといった現象が見られる場合は、「スマートメーター」が設置されている可能性があります。

スマートメーターとは、電気の使用量を自動的にカウントする機能を持った電力メーターです。
このスマートメーターの内部にはアンペアブレーカーの機能も搭載されており、一定量を超えた電力使用量を感知した際に自動的に電気をストップします。
これは通常の停電と違い、10秒ほどで自動復旧するため、ブレーカーを上げに行く作業が必要ありません。

ですが、引き続き消費電力の高い家電を複数使うなど、高い電力使用量が継続している場合は自動復旧しないため、使用している電化製品の一部を止めるなどの対応をしましょう。
また、ご家庭で契約しているアンペア数を上げることでも、ブレーカー機能が作動するラインを引き上げることができます。

そのほか、落雷が発生した際には一瞬だけ暗くなった後に復旧することがあるかもしれません。
これは停電ではなく、落雷の一時的な負荷から電力系統を守るために送電線を自動的に切り離したことによって発生する現象です。
切り離しの際にはわずかに時間がかかるため、この間に電圧が低下することで一瞬暗くなるのです。

5.漏電の復旧やブレーカーの修理はプロに依頼するのがおすすめ

プロに依頼するメリットや費用相場

ブレーカーの修理事業者の写真

停電が起きてブレーカーを上げに行った際に、左側のアンペアブレーカーではなく中央の漏電ブレーカーが作動していた場合、漏電が発生している可能性があります。

漏電は発火や火災の原因となるため、発見した場合はすみやかに専門事業者に連絡をとるようにしましょう。

漏電ブレーカーや安全ブレーカーによって漏電しているエリアが分かったとしても、配線が漏電の原因であった場合は、「電気工事士」の資格を持った人間でなければ修理することができません。

資格や知識がない人間が配線に触れると感電のリスクがあり、怪我をしたり最悪の場合は命を落としたりする危険性もあります。
プロの事業者であれば、電気工事などの対応実績も豊富であり、漏電の発生箇所を突き止めて適切な復旧作業や配線の修理を行ってもらえます。

漏電修理をこうしたプロの事業者に依頼する際の費用相場は、およそ7,000~30,000円ほどですが、悪質な業者からの不当な高額請求を避けたいと思う場合は複数の業者に相見積もりをとるのがおすすめです。
予算やスケジュールなどの質問に答えることで自動的に見積もりをとってくれるサービスなどもあるため、活用してみてはいかがでしょうか。

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