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着物保存に使うたとう紙とはなに?

公開日:2021.11.1 更新日:2024.4.5
着物保存に使うたとう紙とはなに?

着物に使うたとう紙とは?着物に使うたとう紙についてご紹介します。たとう紙とは、着物や帯を包む紙のことを指して言います。畳紙、多当紙などと書かれ、“たとうし”や“たとうがみ”と読まれます。ちなみに、関西のほうでは文庫紙と呼ばれることが多いです。和紙素材で出来ているため、ちょっと張りがあるのが特徴です。たとう紙はただ使っていれば良いというものでもありません。たとう紙にも適切な使い方や知っておかねばならない事柄があります。正しいたとう紙の使い方を知り、着物の保管に役立てましょう。

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1. たとう紙の役割を紹介します

たとう紙の役割についての情報をご紹介します。

たとう紙のイメージ絵

たとう紙は着物の保管に使用しますが、それには理由があります。たとう紙が用いられるメリットとしては、カビ発生の防止になること、シワにならないこと、そして経済的であるということが挙げられます。

先にも述べたように、たとう紙は和紙素材であるため、通気性ならびに吸湿性に優れており、カビ防止効果が期待されるのです。また、たとう紙は布のようにごわつかないので、着物を平らに保管するのに適しており、シワもつきにくくなります。

そして、何よりも嬉しいのは、たとう紙はほぼタダで手に入るということです。着物を購入すれば自動的にたとう紙が付いてくるので、それを再利用する形で使用すれば、たとう紙にかかるお金はかからず、経済的です。

たとう紙のデメリットには、着物を湿気から完全に守ることは出来ないこと、虫が付きやすいことなどがあります。たとう紙は確かに吸湿性に優れていますが、許容範囲以上の湿気には対処しきれません。また、たとう紙には糊が使用されているものが多く、この糊に虫が寄り付き、虫食いの原因となることがあります。

2. たとう紙の値段はいくら?

たとう紙の値段についての情報をご紹介します。

費用相場のイメージ写真

たとう紙の紙質は、高級和紙を使ったものから、普段使い用のクラフト紙、ウコン入りなどいろいろあります。

通常和紙は、耐久性・耐光性にすぐれるとされる中性紙に分類されるそうですが、一口に和紙と言っても、楮やミツマタといった天然素材を使ったお高いものから、ふすま紙や障子紙の落としを使ったリサイクル紙、化学繊維のレーヨン等が入ったもの、クレープ加工された改良紙など、いろいろな紙質があります。お値段はほとんどが一枚100円程度で10枚セットで1,000円で販売しているものもあります。少し高いものでは10枚セットで2,000円のものもありますが、たとう紙は定期的に交換が必要になるので、安いものを使用する人が多いようです。

吸湿性に優れ、カビ予防にもなるたとう紙は、使用方法さえ守れば、着物を保管する時のとても良い道具になります。たとう紙を長く使う最も有効な方法は、着物と一緒に天日干しさせるというものです。これによって、それまで吸収してしまった湿気を発散することが出来るのです。天日干しさせたたとう紙は、それからまた2年間ほど使用できるようになります。

3. 着物の保存にたとう紙を使う方法

着物の保存にたとう紙を使う方法についてです。

着物や小物をたとう紙に包んでいる写真

まず、たとう紙の中に入ってる薄紙はふんだんに糊を使っています。そのため、虫がその糊に誘引されてやってくるので、その結果着物にも穴を開けてしまうというのが虫食いの理由になります。そこで、それを防ぐためにたとう紙の薄紙を捨てるようにしましょう。そこに糊が沢山付着しているため、捨てることにより虫の発生率を大きく抑える事が可能になります。

次に、たとう紙は1年に1度交換を行いましょう。たとう紙の保管効果は、長くても2年程度で薄れてしまうと言われています。ですが、中には2年未満だけれどもシミが付着する場合があります。なので、定期的にチェックを行うことをおすすめします。

黄色いシミや箪笥シミが出始めたたとう紙は直ちに交換を行うようにしましょう。また、色が変わっているだけでなく膨らんでいるたとう紙の使用も控えるようにしましょう。たとう紙が膨らんでいるということは、そのたとう紙が湿気を含み膨張しているというサインになります。そのまま放置するとカビの原因となりかねないため注意が必要です。

4. たとう紙を使った着物保存の簡単なアドバイス

たとう紙を使った着物保存についてのアドバイスを紹介します。

たとう紙のイメージ写真

たとう紙は和紙で出来ています。和紙は通気性にとても優れていて除湿効果も高いので、着物を包むためにとても向いているため、着物の保存の際に用いられています。 関西出身の方はたとう紙という名前ではなく文庫紙と呼ぶため、そちらの方が馴染みが深いかもしれません。

着物の保管において、たとう紙を使用するメリットとしては、それはなんといっても湿気の予防になります。着物は湿気の影響をとても受けやすく、場合によってはカビが生えてしまうこともあるため、とても湿気に弱いと言えます。どんなに大切な着物であっても、カビがはえてしまうことで着られなくなり、処分するしか方法がないという事態になりかねないため、たとう紙は湿気防止のために必ず使うようにしましょう。

逆にデメリットもあります。着物を保管する上で湿気と同じく注意しなければならないのは虫食いになります。たとう紙は虫食いの予防にも高い効果を発揮しますが、たとう紙に保管しているのにも関わらず虫に食われてしまったという場合があります。その原因はたとう紙の中についている糊が原因と言われています。そのため、使用の際はたとう紙の中に入っている薄紙を取るようにしましょう。

5. たとう紙の情報まとめ

ここまでご紹介したたとう紙についての情報をまとめてご紹介します。

色々な柄の着物の写真

たとう紙には様々な役割が存在しています。着物の天敵である虫や湿気から着物を守ってくれている着物の保存には書かせない大切な物ということがわかっていただけたと思います。

たとう紙は100円ショップなどでも購入することが可能なため、気軽に手に入る便利グッズです。着物を保存する際は必ず使用することをおすすめします。その際にしっかりと使用方法、症状の注意をしっかりと確認して使用するようにしてください。

ご紹介した情報を是非参考にしていただけると嬉しいです。

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