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もしかしてエアコンの雨漏り?困った時の見分け方や対処法などをご紹介します

公開日:2023.7.19 更新日:2024.4.12
もしかしてエアコンの雨漏り?困った時の見分け方や対処法などをご紹介します

「エアコンを設置している周りの壁が濡れている」「雨の日だけ、エアコンから水漏れしている・・・」
そんな症状はエアコンからの雨漏りが原因かもしれません。 雨漏りを放っておくと様々なリスクが伴い、最悪の場合、家の倒壊につながることも・・・。

雨漏りを発見したらすぐに対処するようにしましょう。 この記事では、エアコンの雨漏りの見分け方や対処法などについてご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

1.雨漏りかも…?と思ったら

設置部分の壁が濡れていたり、雨の日だけ水滴が発生している場合は雨漏りの可能性大!

雨が降っている写真

雨漏りといえば、天井や壁が濡れているのを想像する方も多いでしょう。しかし、エアコンの周りも実は雨漏りしやすい箇所だということをご存じでしょうか。

夏など、冷房を使用していると結露が発生することも多く、エアコン周辺が濡れていても雨漏りだとはすぐには気づけないことが多いです。また、実際に水漏れなどのエアコンの不調の場合もありますが、床が濡れるほどの水滴が落ちている場合などは雨漏りが疑わしいです。

以下に、雨漏りか水漏れかを判断するためのチェックポイントをご紹介します。

・雨が降った後、水滴が発生している
晴れた日は水滴が発生せずに、雨が降ったあとに限り発生している場合は、雨水が原因である可能性が高いです。

・水滴がエアコンを取りつけている壁の周辺から発生している
雨漏りの場合は、設置している壁の隙間から雨水が浸入してきます。
どれだけ大量の雨が降ったからといって、雨水がエアコン本体から漏れ出てくることはまず考えられません。 そのため、本体が濡れずに壁から水滴が発生している場合は雨漏りであるといえます。

これらのポイントを確認することで、雨漏りか水漏れかの判断材料となります。 もし自分で判断するのが難しいようであれば、業者に点検の依頼をしてみてください。

雨漏りは、家の耐久性を下げて、最悪の場合倒壊のリスクがある恐ろしいトラブルです。そのほかにも、部屋の湿気が高くなるのでカビが繁殖しやすくなり健康面に影響を及ぼしたり、漏電してしまったりといった恐れもあります。
そのため、見つけた場合は早めの対処が必要です。

2.エアコンの雨漏りの原因

原因の多くは、設置の際の施工不手際!新築であっても注意が必要!

エアコンの据付板の写真

エアコンで雨漏りが発生する原因としては、エアコンを取り付ける際の配管処理に問題がある場合がほとんどです。

設置の際に配管を通すための穴を壁に開けますが、その際に余分な隙間が残らないような施工が必要です。その施工がきちんとされていない場合、配管を通すために開けた穴の隙間から家屋に雨水が流れ込み、結果的に雨漏りが発生してしまいます。

また、新築の場合でも、エアコンの設置は後付けの場合がほとんどのため、雨漏りのリスクは発生するので注意が必要です。

3.雨漏りがあった場合の対処法

雨漏りを見つけたら専門業者へ依頼!賃貸住宅の場合は、大家さんか管理会社まで連絡しましょう!

エアコンのホースが通る穴の写真

前項で紹介した通り、施工不良によるエアコンの取り付け穴の隙間が原因である場合がほとんどです。 この雨漏りは、自分で対処することは非常に難しいので、専門業者へ依頼しての修理が必要です。

依頼をする際は、雨漏りを起こしているエアコンを取り付けた業者へ相談することをおすすめします。 当時の施工状況を理解しているのでスムーズな修理が期待できるほか、アフターサービスがあれば無償や割引価格で対応してくれる場合があります。

前回どこに依頼したか覚えていない場合や、家電量販店で購入して保証サービスがついていなかった場合などは、お近くの修理業者へ相談しましょう。

先ほどもお伝えしましたが、雨漏りは放っておくと大惨事を招いてしまうような恐ろしいトラブルです。 発見した際は、速やかに対応するようにしてください。

また、賃貸住宅でエアコンの雨漏りがあった場合は、管理会社又は大家さんへ連絡しましょう。
自分の持ち家ではないからといって雨漏りを放置していると、退去の際に修繕費用を請求されてしまう恐れがあります。 賃貸住宅であっても、雨漏りが発覚した場合はすぐに対処するようにしてください。

4.エアコンの雨漏りに関する注意点

時間が経過すると雨漏りリスクは高くなる!10年を目安にメンテナンスがおすすめ!

外に繋がっているエアコンの配管の写真

エアコン設置の際に穴をあけた壁は防水機能を失っており、防水のためにシーリング材などが使用されます。そのシーリング材にも寿命があり、大体3~5年で劣化が始まります。
そのため設置当時は、十分に防水されていても、長期的に見ると雨漏りの可能性が残ってしまいます。

シーリング材は、場所によって差異はありますが、だいたい10年が打ち直しの目安になっています。 点検の際に劣化症状がみられたら、シーリングの打ち替えを行うことが大切です。

5.まとめ

エアコンの雨漏りに関するお役立ち情報まとめとポイントのおさらい

正常に動作しているエアコンの写真

エアコンの雨漏りが起こる原因や対処法などについてご紹介しました

天井から起こることが多い雨漏りですが、実はエアコンからも起こり得ます。エアコンからの雨漏りが起こった場合、自分では対処ができないので設置してもらった業者か、お近くの業者へ依頼して早めに修理してもらいましょう!

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