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建売住宅をリフォームするメリットは?デメリットや費用相場もあわせて紹介

公開日:2025.3.11
建売住宅をリフォームするメリットは?デメリットや費用相場もあわせて紹介

建売住宅は注文住宅より安く購入できるなどのメリットがある一方で、好みではないデザインやライフスタイルに合わない間取りの場合、リフォームが必要になることがあります。

この記事では、建売住宅をリフォームするメリットやデメリットを紹介します。リフォームする際の費用相場や注意点も解説しますので、ぜひ参考にしてください。

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1.建売住宅のリフォームを考える人が多い理由は?

主に3つの理由がある

住宅模型と住宅図面の写真

建売住宅のリフォームを考える人が多い理由は3つあります。

一つ目の理由は、間取りが使いにくいことです。
注文住宅を購入する場合はライフスタイルや希望の間取りを元に設計士が設計を行いますが、建売住宅は完成した住宅を購入することがほとんどなので、「実際に住んでみたら使いにくかった」と感じるケースも少なくありません。

また、子供が増えたり成長したりしていく中で部屋数が足りなくなって、リフォームを検討する人も多くいます。

二つ目の理由は、内装が好みでないことです。
建売住宅は内装まで全て完成した状態での販売になるため、万人受けするようなデザインで作られています。
そのため、購入時は間取りや部屋の数など内装以外の面を重視して、入居してから内装を自分好みにアレンジして楽しむ人もいます。

そして三つ目の理由は、生活動線が機能していないことです。
建売住宅の動線と実際の生活動線は完全に一致しないことがあります。最初は気にならなかった箇所も、長年暮らしていく中でストレスを感じることも。
しかし、動線を変える工事は非常に大掛かりになるため、建売住宅を購入する際は、すでに定められた動線と実際の生活動線が合っているかをチェックしましょう。

2.建売住宅をリフォームするメリットは?

費用を抑えられるなど、3つのメリットがある

メリットのイメージ画像

建売住宅をリフォームするメリットは3つあります。

まずは、注文住宅を購入するよりも費用を抑えられることです。
注文住宅は「こんな家に住みたい」「憧れのデザインを反映させたい」など、夢や希望を元に一から家づくりを行うことができますが、その分費用が高くなります。
一方で建売住宅はこの工程がない分、費用を抑えやすいのです。そのため、建売住宅を安く購入してから好きなようにリフォームを行う人が多くいます。

また、構造部のリフォームが不要な点もメリットです。
建売住宅のリフォームは、内装や間取りの変更がメインで行われるため、大掛かりで費用のかかりやすい構造部まで及ぶリフォームはほとんどありません。そのため、構造部のリフォームが多い中古物件と比較しても費用を抑えられるのです。

そして、工事期間が短い点もメリットといえます。
注文住宅は一から間取りや内装を考えていくため、時間がかかります。また、中古住宅はリフォームが大掛かりになりやすく、工事の時間が長期にわたることがほとんどです。
しかし、建売住宅は、完成している住宅に少々の手間を加えるだけなので、工事が長期化する可能性を低くできます。

このように、建売住宅のリフォームは費用や期間の面で大きなメリットがあります。

3.建売住宅をリフォームするデメリットは?

3つのデメリットがある

デメリットのイメージ画像

先に建売住宅のメリットについてご紹介しましたが、デメリットもいくつかあるので注意しましょう。ここからは、デメリットを3つご紹介します。

まず、大掛かりな改修が難しいことです。
間取りの大きな変更や構造部を変形させるような工事の場合は、リフォームの範囲外になることがあります。
この場合、リフォームではなくリノベーションや建て替えという扱いになるため、この規模の変更が可能な業者に依頼する必要があります。

次に、建物の保証を受けられないことがある点です。
一般的に新築の住宅を購入して引き渡しから最低10年間は「瑕疵担保責任」といって、無償の修繕や損害賠償を請求できます。
しかし、大きなリフォームをしてしまうと、最初に住宅を建てたときの瑕疵なのか、リフォームによる瑕疵なのかが判断しにくくなるため、瑕疵担保責任による保証を受けられなくなる可能性があります。

そして、大幅に予算を上回ってしまう場合があることもデメリットです。
先ほど、建売住宅はリフォーム費用を抑えられるとご紹介しましたが、あちこちをリフォームしてしまうと予算よりも費用がかさんでしまうことがあります。
最終的に、注文住宅と変わらないくらいの費用になってしまうこともあるため、計画的にリフォームを進めるようにしましょう。

4.建売住宅のリフォームにかかる費用はどれくらい?

費用は工事内容によって異なる

家のリフォームのイメージ画像

建売住宅のリフォームは場所や内容によって異なるため、見積もりを依頼して費用を把握するようにしましょう。
ここでは、工事の内容と費用の相場をご紹介します。目安として参考にしてください。

・間仕切りの新設:約15〜20万円/箇所
・間仕切りの撤去:約7〜23万円/箇所
・キッチン:約50〜150万円
・浴室:約50〜150万円
・洗面所:約15〜50万円
・トイレ:約15〜50万円
・リビング:約15〜150万円
・壁付けクローゼットの設置:約10〜48万円/箇所
・ウォークインクローゼット設置:約18〜80万円/箇所
・和室から洋室への変更:約25〜100万円
・外装塗装:約50〜180万円
・屋根塗装:約30〜80万円


上記のように、同じ工事でも数十万円の振り幅があります。
設備や素材ごとに価格は異なるため、キッチンやトイレでどのメーカーのどのランクのものを採用するか、どんな素材の内装を採用するかなどによって費用は変わり、このような振り幅が生まれるのです。

費用が限られている場合は、リフォームする箇所に優先順位をつけたり、場所ごとに予算を設定してその予算を超えない内容で依頼したりするなどの工夫が必要になります。

工事内容を見直すだけでも費用を抑えられることがありますので、無理のない範囲でリフォームができるように、あらかじめ計画をきちんと立ててから進めていきましょう。

5.建売住宅をリフォームする際の注意点

相見積もりで信頼できる業者を選択する

リフォームの相談をする女性と業者の手元写真

建売住宅をリフォームする際は、必ず相見積もりを行って信頼できる業者を選ぶようにしましょう。
見積もりをとったときは最終的な費用の合計だけでなく、一つひとつの工事がいくらするのかまで細かくチェックしてください。

もしあまりにも現実的でない費用を提示された場合は、断ってしまっても大丈夫です。不明な費用がある場合は相談して、納得してから依頼するようにしましょう。

見積もりと同時に、業者の保証内容やオプションを確認することも大切です。
保証内容やオプションは業者によって異なるため、同じ内容でも有料で行う業者と無料で行う業者などそれぞれです。工事内容だけでなく保証内容とオプションも一緒にチェックしてください。

そして、アフターケアというサービスがあるためリフォームは工事をして完了ではなく、業者とはその後何年ものお付き合いになります。信頼できる業者を見極めて、依頼するようにしましょう。
具体的には、相談しやすいかどうか、連絡に対するレスポンスが早いか、金額に関する説明が十分にあるかなどを細かくチェックするのがおすすめです。

満足のいくリフォームをするためには、工事内容だけでなく、信頼できる業者選びが重要です。上記でご紹介した注意点を、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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