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フローリングでの塗装の悩みに関する情報をご紹介

公開日:2022.11.8 更新日:2024.4.10
フローリングでの塗装の悩みに関する情報をご紹介

フローリング塗装のトラブル事例や原因、相場についてお伝えします。フローリングの表面がめくれて困ったという方は少なくないのではないでしょうか。フローリングの表面をきれいに維持するためには、こまめにワックスでの塗装を行うことが大切です。この記事ではフローリング塗装のトラブル事例や原因、塗装の相場について解説します。この記事を読めば塗装で何をするべきかわかり、フローリングをきれいな状態に維持できるでしょう。

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1. フローリングの塗装の悩み事例①

事例①:フローリングの塗装が剥がれてしまった

塗装が剥がれたフローリングの写真

フローリングでお困りの事例の一つがフローリングの塗装が剥がれてしまった場合です。ただし、無垢フローリングの場合を除いて、フローリングは塗装されているものではありません。一般的な合板フローリングと呼ばれるものの場合は、上に塗装ではなく、木目のプリントがなされているものなどで仕上げられています。そのため厳密には塗装が剥がれた訳ではありません。

このような場合は塗装ではきれいになりません。剥がれた場合は床の補修などを行うリペア屋さんに部分補修を依頼するか、根本的にきれいにしたい場合はフローリングの全面張り替えをする必要があります。

また簡易的な補修であれば、自分で補修してみるというのも選択肢です。床の補修用で利用できる筆ペンや補修用のシールなどが販売されています。これでパッと見ではわからないくらいには補修できるでしょう。ただし、床の補修を完璧にするのは非常に難易度が高く、どうしても補修した痕跡が残ってしまいます。リペア屋さんは見た目にわからないレベルでの補修が非常にうまく、傷をつけたことを忘れてしまいそうなレベルできれいになります。見た目をきれいにしたい場合はリペア業者に対応してもらいましょう。

2. フローリングの塗装の悩み事例②

事例②:無垢フローリングに汚れがついてしまった

汚れがついたフローリングの写真

フローリングのトラブルの事例で多いのが無垢フローリングに汚れがついてしまった場合です。

無垢フローリングは塗装方法にいくつか種類があり、塗装の仕方によっては汚れが落ちなくなってしまうことがあります。無垢フローリングの中には醤油などの液体汚れを内部に吸収してしまうことがあり、内部に入り込んでしまったものは拭き取っただけでは落ちません。できるだけ早く拭き取るか、できなかった場合はどうしようもないため、諦めるということも選択肢です。

無垢フローリングの場合は汚れがついても徐々に経年変化で目立たなくなります。合板フローリングの場合は、時間が経てば経つほど見た目の印象が悪くなりがちですが、無垢フローリングの場合はそうではなく、時間が経てば見た目にも味が出て、汚れもそこまでは目立たなくなります。ただし、どうしてもこのような汚れを回避したい人もいるでしょう。そのような場合は無垢フローリングにコーティング系の塗料を塗るのがおすすめです。このような塗料を塗れば、内部に水が染み込まなくなるため、フローリングに醤油などを落としても、きれいに拭き取れます。ただし、無垢フローリングが持つ足触りなどの特徴は失われるため、注意が必要です。

3. フローリングの塗装悩みの原因とは?

フローリングの塗装トラブルの原因は定期的なメンテナンスをしていないから

フローリングのワックス掛けをしている写真

無垢フローリングの塗装でのトラブルが起きるのは定期的なメンテナンスをしていないためです。無垢フローリングの場合は特に重要ですし、合板のフローリングでも、定期的なメンテナンスをしていなければ、劣化が進行しやすくなります。

合板フローリングの表面が剥がれているような場合、そのままの状態に放置しておくと、内部に水分が侵入しやすくなり、劣化スピードを早めてしまいます。定期的なワックスがけを心がけ、剥がれないようあらかじめ防止することが大切です。

無垢フローリングの場合は、よりこまめなメンテナンスが必要です。1年に1回程度の周期でワックス掛けを行いましょう。特にオイル塗装仕上げなどの塗料で仕上げている場合は、塗装の効果が薄れることで、水による劣化の影響を受け、ささくれなどが発生する場合もあります。

無垢フローリングの劣化が進行しており、ワックスで対応するのが難しいほどひどくなっている場合は、残念ですが、フローリングを張り替える以外にきれいにする方法はありません。そのため、余分な費用をかけないためにも、きれいな状態を維持するためにも定期的なワックス掛けが大切です。

4. フローリング塗装の修理相場

無垢フローリングはオイル塗装で平米あたり6,500円、そうでない場合はワックス掛けで1,000円程度から

フローリングのワックス掛けをしている写真

無垢フローリングでかつ現状の仕上げがオイル仕上げの場合、メンテナンスで自然塗料を塗ることも選択肢です。オイル塗装は木の内部に浸透する塗料で、木の本来持っている足触りを損なわずに塗装できるため、自然派の人におすすめの塗装法です。

使用する塗料にもよりますが、オスモの自然塗料の場合は平米あたり、6,500円程度かかります。ただし、これは最初にオイル仕上げになっていない場合は使用できないため、注意が必要です。

オイル仕上げの無垢フローリングではない場合、例えば、無垢でコーティング系の塗料を使用している場合や合板のフローリングの場合は塗料ではなく、ワックス掛けをして美観を維持します。ワックスは使用するものにもよりますが、安いものであれば1,000円程度から可能です。

ワックス掛けは大まかに1年に1回程度メンテナンスを行うことがおすすめです。ワックス掛けをすることで、木の表面をコーティングし、内部に水が侵入や表面の劣化を防ぎます。フローリングの見た目の美観をきれいに維持したい場合は、定期的なメンテナンスを行いましょう。

5. まとめ

フローリング塗装は適切なメンテナンスが大切

フローリングを掃除している写真

この記事ではフローリングで起こりがちなトラブルの事例や原因、対処するための相場についてお伝えしました。

フローリングは一般的な合板フローリングの場合、塗料ではなくワックスでの塗装を1年に1回程度行うことで、フローリングが長持ちます。

この記事を参考にフローリングの適切なメンテナンスをして、きれいな状態を長持ちさせましょう。

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