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冬でもイタチに要注意!主な被害や具体的な予防方法について

公開日:2023.2.8 更新日:2024.4.18
冬でもイタチに要注意!主な被害や具体的な予防方法について

野生の動物は冬になると大人しくなるイメージを持たれている方も多いはず。しかし、イタチによる被害は冬であっても用心しておかなければなりません。

今回はそんなイタチが冬に活動するかどうかや、具体的な予防方法について解説していきます。

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1.イタチは冬眠する?

イタチは冬眠しないので、冬でも要注意!

イタチがアスファルトで歩いている写真

他の野生の哺乳類動物と同様に、寒くなるとイタチも冬眠に入ると思われている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実際のところイタチは冬眠することはなく、一年中活動を行います。

ただ、冬はイタチにとって低代謝期にあたるため、他の季節と比べると活動量が減ります。
イタチは他の哺乳類とは異なり高濃度の特有な脂肪を蓄えるため、褐色の脂肪が付いています。その脂肪を蓄えておくことで、冬になってもイタチは少ない食料でも過ごすことができます。
実際に春や夏など気温が高い時期は1日あたり自分の体重の約40%の食料を捕食するものの、冬には20%まで捕食量が減るといわれています。

こうしたことから、「冬のイタチによる被害は暖かい時期と比べてが少ないから、そこまで用心しなくても問題ないのでは?」と思う方もいらっしゃるでしょう。

答えはNOです。
寒い時期になると、イタチは暖かい場所を求めて建物の中へと侵入してくることから、住宅にイタチが棲みつくトラブルが急増します。
最近では屋根裏には断熱材がある他、暖房器具の性能も向上しているので、人間の住宅はイタチにとってますます居心地の良い環境になっています。

そのため、冬であってもイタチに警戒する必要があります。

2.イタチがもたらす被害とは?

主な被害

騒音を起こすイタチの絵

一度イタチが家に棲みつくと、健康面や経済面で損害を被ることになります。
そのため、存在を確認次第、すぐに駆除作業を行う必要があります。

・騒音被害を受ける
イタチが家に棲みつくと、天井から物音が聞こえてくることがあります。
天井は物音が伝わりやすく、特に人が寝静まっている夜中はその音が響きやすいです。
天井や屋根裏から怪しい物音が聞こえてくるようなことがあれば一度調べてみましょう。

・経済的被害を受ける
イタチが家に棲みつくと、建物内に糞尿をまき散らされます。
糞や尿をされると家の柱が痛んだり、床が腐食して抜け落ちたりするなどの経済的被害につながります。
また、冬に大活躍する断熱材もイタチに穴を開けられて、巣が形成されることもあります。

・健康被害を受ける
野生の生き物であることから、イタチはウイルス性の感染症の原因となる病原菌や害虫を媒介しています。
イタチから病原菌やダニが家に入ってくると、アレルギー症状やぜんそくといった健康被害につながります。
健康問題にかかれば生活に支障をきたすことになります。

また、凶暴な気性であることから、近づくと攻撃されるおそれがあります。

3.冬のイタチの侵入を防ぐ方法

主な予防方法

住宅の換気口の写真

このように、イタチ被害は冬であっても対策が必要です。
イタチの侵入を防ぐための具体的な予防策は次の通り。

・ネズミが住み着きにくい環境にする
イタチはネズミを好んで捕食します。そのため、お住まいがネズミを引き寄せるような環境ですと、必然的にイタチもやってきます。

ネズミを寄せ付けないための方法は以下の記事を参考にしてください。

ネズミを寄せ付けない方法とは?主な予防方法や駆除方法について

・イタチが苦手なニオイを活用する
イタチは嗅覚に優れていて、苦手なにおいに対して非常に敏感です。
木酢液や家庭でも常備されている酢・漂白剤はイタチにとっては大の苦手です。
それらを薄めておいて、スプレーボトルに入れて散布しておくとイタチを予防することができます。また、市販されている専用の忌避剤も役に立ちます。

ただし、ニオイがきつい場合は近隣住民の方への迷惑となりますので、ご注意ください。

・侵入経路になりそうな箇所をふさいでおく
イタチは、3cmほどの小さなすき間であってもそこから侵入できてしまいます。
床下換気口や配管ダクトの隙間といったイタチが入ってきやすい場所に、パンチングメタルや金網を設置しておきましょう。

4.冬のイタチ対策は専門業者にお任せ

業者をおすすめする理由

点検を行う事業者の写真

このように、市販されているグッズ等を使うことで冬のイタチ被害をある程度防ぐことは可能です。
ただ個体数が多いと個人では防ぎきれないことがあります。

また、イタチは鳥獣保護法の対象になっていることから、個人での殺傷を伴う駆除は認められていません。

そんな時に頼りになるのが害獣駆除業者です。専門業者をおすすめする理由は次の通り。

・高い駆除効果がある
知識と経験を兼ね備えている作業員が揃っていますので、イタチが潜んでいた場所の清掃や消毒作業まで行ってくれます。

・必要な手間を省ける
個人でしっかり対策をしようとすると、駆除剤を買い揃えるなど、何かと面倒なことが多いです。
業者であれば電話1本で巣がある現場まで駆けつけてくれるので、個人での作業の手間を省略できます。

・イタチに関する相談ができる
イタチ対策のプロなので、イタチに関するさまざまな質問に答えてもらえます。
イタチは冬眠しないことから季節を問わず気が抜けないので、疑問に思うことがあれば質問してみましょう。

5.冬のイタチ駆除にかかる費用はいくら?

具体的な費用相場

費用相場のイメージ写真

イタチを駆除する際に気になるのがその費用。
業者による主な作業内容と依頼した際にかかる費用相場はおよそ5~10万円です。
上記の金額には駆除以外に、現場の清掃や消毒、再発防止のための費用も含まれています。

ただこの金額は作業を行う環境や被害状況によって変動する場合があります。

業者によるイタチ駆除はある程度の費用がかかりますが、それを少しでも安く抑える方法があります。

一つは複数社の見積もりを比較すること。
見積もりには作業ごとの内容とその費用が詳しく記載されています。
作業の詳細をきちんと確認しておけば、後になって不要なオプション費用が発生する心配がありません。
駆除にかかる費用が高いほど、正確な相場を知っておくことは重要です。

お住まいの地域でなるべくお得な業者を見つけられるように、最低3社以上の見積もりを比較されることをおすすめします。

もう一つは自宅近くにある業者を選択すること。
業者では駆除作業の費用以外にも、交通費、駐車場代、移動経費などが別途加算されることもあります。
こうしたことから、自宅からなるべく近いところにある業者に頼んでおくのがいいでしょう。

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