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ネズミはどこから家に入る?侵入経路と駆除方法を徹底解説

公開日:2025.1.10
ネズミはどこから家に入る?侵入経路と駆除方法を徹底解説

家の中でネズミを見かけると、どこから入ってきたのか気になりますよね。ネズミは家の小さな隙間や通気口など、思わぬ場所から侵入してきます。

この記事では、ネズミがどこから入ってくるかや、ラットサインから侵入経路を突き止める方法などを詳しく解説します。

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1.ネズミは一体どこから家に入ってくる?

家のあらゆる隙間から侵入してくる

家の隙間の写真

ネズミは、建物の隙間や穴、排水管などから家の中に入ってきます。
大きなネズミでも2センチメートル、小さなネズミであれば1センチメートルほどの小さな隙間や穴から家に出入りできてしまいます。

そのため、家の通気口・壊れた壁・エアコン導入部・排水管・床下・換気扇・窓の隙間などは侵入口となります。
また、築年数が経っている家ほど屋根や瓦、家の基礎などに隙間ができやすくなります。そういった隙間から侵入してくることもあるので要注意です。

例えば、配線の引き込み口は隙間ができやすく、そこから床下や壁の中に侵入できます。また、増築をした家は屋根や壁につなぎ目ができるため、ネズミが入りやすくなります。
そして、ネズミは穴を掘って、侵入するケースもあるので、自宅の庭に不自然な穴がないかみてみましょう。

特に、ネズミはキッチンの水回りに侵入しやすいとされています。なぜなら、給水管・排水管・ガス管・電線と穴を開ける工事をし、設置するものが多いためです。
また、トイレや浴室の排水管も侵入しやすい箇所で、収納部の壁に穴を開けて家の中に侵入するネズミもいます。
そして、玄関にブレーカーボックスがある場合はそこもネズミの通り道になる可能性があります。

このように、ネズミは少しの隙間があれば家の中に入ることができるため注意が必要です。

2.ネズミの種類によって入ってくる経路が異なる

体の大きさや好む環境によって異なる

家に侵入しようとしているネズミのイラスト

日本の家に棲みつく代表的なネズミは、ドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミの3種類です。それぞれ見た目や大きさ、侵入しやすい箇所が異なります。

ドブネズミは、3種類の中で一番大きい体を持つネズミです。茶褐色や灰色で太めの身体をしており、18〜25センチメートルの個体が多いです。
壁を登るのが苦手なことや小さい隙間を通ることができないため、家の低い箇所で大きめの穴から入ろうとします。そのため、主に排水管・床下の通気口・基礎の隙間から入ってきます。
また、地面に穴を開けて侵入する場合もあります。

クマネズミは細くしなやかな体のため、細い電線や壁をよじ登って移動できることに加えて、小さい隙間を通り抜けられます。
そのため、電線の引き込み口・エアコンや給湯器の導入部分・壁のひび割れの小さい隙間から家に侵入してきます。
黒や茶褐色の見た目をしており、16〜23センチメートルの個体が多いです。

ハツカネズミは自然が多い農村部に生息し、10センチメートルに満たない大きさの個体がほとんどです。
換気扇やシャッターの隙間など、クマネズミと似たような箇所から侵入でき、宅配便の荷物に入り込んでいたケースもあります。
黒や灰褐色の見た目で5〜10センチメートルの個体が多いです。

3.ネズミの侵入経路が分からない場合の対処法

ラットサインから侵入口を突き止められる

ラットサイン(ネズミの糞)の写真

ラットサインとは、ネズミの痕跡のことです。ネズミが棲みついている家では、このラットサインがあらゆる箇所から発見できます。

ラットサインの代表的なものとして、ネズミの糞や尿が挙げられます。
ネズミの種類によって糞の形状や色が異なるため、見つけた糞からどのようなネズミが棲みついているのか特定が可能です。

一般的に、ドブネズミの糞は1〜2センチメートル程度のサイズで、先の尖った太めの形状をしています。
一方、クマネズミの糞は0.5〜1センチメートル程度のサイズで、パラパラと細かい糞であることが特徴です。
ハツカネズミの糞は米粒のような茶色で、0.4〜0.7センチメートル程度の大きさです。

このようなネズミの糞の特徴を覚えておくことで、どのネズミが棲みついているかを判断する手助けになります。

また、ネズミは壁にそって家中を行き来するため、ネズミの体に付いた汚れが壁や床・収納部に付着すると、黒い汚れとして残ることがあります。このような黒い汚れや配線が噛まれた痕もラットサインとしてあげられます。

他のラットサインを探し出すことで、侵入口からどのようにネズミが移動したか、またネズミの行き来した場所を追跡できるでしょう。

4.家に入ったネズミを駆除する方法

粘着シートや毒エサを仕掛ける

ネズミ捕りの写真

自分でできるネズミ駆除にはさまざまな方法があります。それぞれの特徴や使用時の注意点を踏まえ、効果手段を選びましょう。

粘着シート


ネズミがシートに接触すると動けなくなるトラップです。安価で入手しやすく、設置も簡単です。

設置の際は壁沿いや狭い場所など、ネズミが通る通路に設置しましょう。ネズミの糞や足跡があった場所に設置するとより効果的です。

ただし、この方法は捕獲後に生きたままのネズミを処理する必要があります。長時間放置すると不衛生になるため、定期的な確認も必要です。



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捕獲器


ネズミを生け捕りにしたい場合は、捕獲器の使用がおすすめです。捕獲器内にエサを置き、ネズミの通り道に設置すると、エサに誘き寄せられたネズミを捕まえることができます。
エサはナッツなどの香りの強いものを使用しましょう。

ネズミが再び戻ってくる可能性があるため、侵入経路の封鎖が必須になります。



毒エサ(殺鼠剤)


ネズミに毒を含んだエサを食べさせる方法です。ネズミの毒エサ(殺鼠剤)は市販で購入することが可能です。
毒エサには大きく2つの種類があります。ネズミが食べてから約3日程度で死亡する急性毒の毒エサと、ジワジワと死亡させる蓄積毒の毒エサです。

急性毒の毒エサは毒性が強いため、お子様やペットのいる家で設置する際には、十分な注意が必要です。
反対に、蓄積毒の毒エサは毒性が弱く、ネズミが食べてもなかなか死なないことがあります。



超音波忌避装置


ネズミが嫌がる高周波音を発する装置も存在します。ただしネズミによっては効果が薄い場合もある点に注意が必要です。

上記の方法を用いて、ネズミを自分で駆除することは可能ですが、ネズミがなかなか捕まらないといったケースが多く、テクニックと根気が必要になるでしょう。
確実にネズミを駆除し、素早く済ませたい方は、専門的な業者に依頼するのがおすすめです。

5.ネズミが家に入ったら業者に依頼を

相見積もりで業者の比較をしよう

ネズミ駆除事業者のイラスト

相見積もりとは、複数の業者に見積もりを依頼することです。費用相場が分かることで、適正価格を把握できるだけでなく、悪徳な業者かどうかを見極めることもできます。

また、業者によって作業内容や専門的知識の理解度も異なってくるため、複数の業者に見積もりをお願いすることで、適切な業者にネズミ駆除を依頼することが可能になります。

複数の業者に依頼する際には、作業内容について質問してみることもポイントです。
質問に丁寧に答えてくれるか、話をしていて嫌な気分にならないかなど、業者の対応をしっかりとチェックしてください。誠実な業者に適正価格でネズミ駆除の依頼をしましょう。

ネズミの駆除を業者に頼むことで、自分で駆除を行うより、スピーディーに対応してくれるだけでなく、ネズミの死骸を自分で触る必要がないので衛生面も安心です。
自分でネズミ駆除をするとなると、ネズミの体には糞や尿だけではなく、ノミやダニも付いており、皮膚炎を起こす危険性も考えられます。

また、ネズミの駆除に失敗すると、ネズミに警戒され余計に捕獲するのが難しくなる場合もあります。業者なら豊富な知識と経験で、徹底的に駆除をしてくれるでしょう。

駆除には保証期間を設けている業者も多く、駆除後にネズミが再発見された際、一定期間は無料で駆除を行ってくれることもあります。

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