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お風呂の排水溝が髪の毛で詰まった!つまりの対処法や予防法をご紹介します

公開日:2022.3.2 更新日:2024.4.5
お風呂の排水溝が髪の毛で詰まった!つまりの対処法や予防法をご紹介します

お風呂掃除でも面倒なのが排水溝です。しばらく掃除をサボっていると、汚れや髪の毛が中に詰まって水があふれてきて驚いた経験のある方も多いのではないでしょうか。そこで今回はそんな排水溝につまってしまう髪の毛の掃除方法や予防方法などについて紹介します。

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1. 髪の毛により排水溝が詰まる原因

お風呂の排水溝のつまりが生じる原因としては、実にさまざまな要因が存在します。

お風呂の排水溝に髪の毛がつまっている写真

一番多いのが髪の毛によるつまりです。排水溝の穴が小さく、水が流れる勢いが弱いことから、お風呂を使用している中で抜け落ちた髪の毛が詰まりを引き起こしているのです。

排水溝は掃除を行うのが難しく、お風呂場の排水溝は石鹸や髪の毛など、多くの詰まりの原因が毎日発生してしまいます。これが蓄積されることによって詰まりを引き起こしてしまいます。

また、排水溝の排水トラップやトラップをつないでいる排水管に髪の毛が付着することで、水の流れる管を塞いでしまうため、詰まりが発生し、水が流れなくなります。詰まりができてしまうことで、塞がれた水が洗い場まで逆流するといった問題が起こるのです。さらに排水管の内側に髪の毛や石鹸カスといったものが付着していると、それが原因で菌が繁殖してヌメリが発生するようにもなります。

このようにして髪の毛が引っかかりやすく、引っかかった髪の毛には汚れが蓄積されるといった流れが続いていきます。排水溝に付着している髪の毛をそのままにしておくと、さまざまな弊害が出てきます。ですので、髪の毛のつまりの掃除はなるべく早く行うようにしましょう。

2. 排水溝につまった髪の毛を取り除くために必要なもの

お風呂場の排水溝を掃除するには、まず溝に蓄積されている髪の毛を取り除くのが一番のポイントです。

お風呂の排水溝の髪の毛を掃除している写真

ただし、ヘドロだと手では触れないという方も多いでしょう。そこで汚れの感触を伝わりにくくするために、ゴム手袋やビニール手袋を用意しておきましょう。排水溝の表面のみならず、外からは確認しづらい溝の奥のところまで、手作業で掃除する際は別に道具を用意します。またパイプまで掃除をするのであれば専用の掃除道具、手を汚さないで溶かして掃除をするなら、溶解能力のある洗剤が必要になります。

取り除いた汚れは、用意しておいたビニールのゴミ袋に捨てておきましょう。捨てる際にはしっかり汚れを乾燥させてから、燃えるゴミと一緒に捨てることが大切です。

ティッシュも用意しておくと役に立ちますし、ティッシュで汚れを取るだけでも十分に排水溝をきれいにすることができます。排水溝が乾いていれば、簡単に付着した髪の毛を取ることができるはずです。

また、排水溝についた髪の毛を溶かしたい時は、中性洗剤を利用します。特にアルカリ性洗剤や水酸化ナトリウムの洗剤が髪の毛を溶かすのに役立ちますので、中性洗剤を使用して掃除する場合は、使い捨てのマスクを着用されると安全です。

3. 排水溝の髪の毛を取る方法

排水溝が乾燥している場合であれば、ティッシュなどでつまんで取り除くだけで掃除は完了します。

排水溝の掃除用具が置かれている写真

もし髪の毛のゴミが濡れている場合は、まずそのゴミを乾燥させます。乾燥し終えたら、それを燃えるゴミと一緒にゴミ箱に捨てましょう。

ただ1年以上も排水溝を掃除していない、もしくは排水溝の中が直線的になっていることがあります。そうした場合には専用器具で掃除されることをおすすめします。

入口に溜まった髪の毛だけを取り除くのであれば、ティッシュだけでも十分です。しかし排水溝の奥を掃除しようとすると、深くて掃除しにくく、誤って用具を排水溝の奥に落としてしまうこともあります。

そうした場合は、先端に長いノズルがある専用器具で掃除されることをおすすめめします。排水溝に先端を差し込むことに成功したら、ゆっくり回しながら奥へと器具を突っ込んでいきます。あとは、奥に詰まっている髪の毛をまとめて引き抜くだけです。ただし、パイプの長さや形状によっては使えない器具もあります。購入される前にあらかじめ商品を確認しておくことが必要です。

もしどうしても排水溝の奥が掃除しづらい、あるいは掃除するのが手間であれば専門業者に依頼するのが確実です。

4. 排水溝の髪の毛を溶かす方法

排水溝の表側に付いている髪の毛を取り除いたとしても、溝の隙間から流れた髪の毛が排水管内でたまってつまってしまう可能性があります。

お風呂の排水溝を掃除している写真

排水管は定期的に中性洗剤を使用して髪の毛を溶かす必要があります。

髪の毛はタンパク質でできているので、アルカリ性洗剤や水酸化ナトリウムが含まれている洗剤で溶かすことができます。

こうした洗剤はスーパーやドラッグストアなどで購入が可能です。洗剤を定期的に使用して内側の排水パイプをきれいにすることで、髪の毛やヌメリなどによる厄介なつまりを取り除くことができます。

洗剤の使い方は至ってシンプルです。いつも通り表面の髪の毛を取り除いてから、排水溝に中性洗剤の液を垂らすだけで十分です。掃除の頻度としては1~2週間に1回ほど行っておけば問題ありません。

ただし、既につまりが発生している場合は洗剤だけでは汚れを取り除くことができない場合があります。特に水が流れない場合や水が逆流してしまっている場合、排水管や排水枡でつまりが発生している場合には、洗剤でも解消できないことがありますので、排水パイプに詰まりが見られる場合には、先ほど紹介した方法で排水パイプを取り外しての掃除が必要になります。

5. 排水溝のつまりを予防する方法

お風呂の排水溝は、髪の毛のつまりなどさまざまな汚れが出てきてしまう場所です。

お風呂の排水溝トラップを持ち上げる写真

しかし予防することによって、溝につく汚れを最小限にとどめることができます。通常お風呂の排水溝は蓋やヘアキャッチャーによって守られていますが、髪の毛の付着を防ぐには不十分です。そんな時はシート型になっている排水溝用のグッズをヘアキャッチャーに貼っておくといいでしょう。紙ごと剥がして捨てるだけですので、付着した汚れの処理がとても楽になります。また、伝線したストッキングを排水溝にネットとして取り付けておいても、髪の毛をキャッチすることができます。

排水溝のつまりの原因は髪の毛だけではありません。細菌やカビもつまりの原因となります。お風呂の排水溝はキッチンや洗面台よりも湿度が高く、細菌やカビが繁殖し、ヘドロ汚れにつながります。お風呂やシャワーを使った後は、窓を開けたり換気扇を回したりして湿気を外に出すようにしましょう。

排水溝の受け皿にアルミホイルを入れておくのも、菌の繁殖を防ぐのに有効です。アルミホイルから金属イオンが発生し、雑菌の増殖を抑えることができます。細菌やカビの発生を食い止めることによって、排水溝に髪の毛がつまりにくくなります。

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