冬でもゴキブリ対策は必須!隠れやすい場所や駆除方法について
公開日:2022.10.14 更新日:2024.4.17
ゴキブリは湿気の多い梅雨入り以降に発生しやすいイメージがありますが、実は冬にも注意が必要です。
近年では住宅環境の変化に伴って、冬場でもゴキブリが現れることがあります。
今回は冬にやるべきゴキブリ対策について解説していきます。
ゴキブリは湿気の多い梅雨入り以降に発生しやすいイメージがありますが、実は冬にも注意が必要です。
近年では住宅環境の変化に伴って、冬場でもゴキブリが現れることがあります。
今回は冬にやるべきゴキブリ対策について解説していきます。
ゴキブリは冬にあまり見かけないことから、全く対策をしていないという方も少なくありません。
しかし、そんな冬の季節でもゴキブリ対策はきちんとやっておかなければなりません。
冬にゴキブリ対策が必要な理由は次の通り。
・ゴキブリは越冬する
ゴキブリの寿命は想像している以上に長く、一般的なチャバネゴキブリでは約1年、クロゴキブリでは約2年も生き延びます。
さらに最近では気温の温暖化の影響もあり、昔と比べるとゴキブリは簡単に越冬できてしまいます。
住宅環境の改善により、冬でも暖かい場所に身を隠して活動しています。
・繫殖能力が高い
「ゴキブリを1匹見つけたら100匹いる」と言われるほど、ゴキブリは高い繫殖能力を持っています。
そのため、夏や冬に関係なく、複数個の卵から新たなゴキブリが誕生します。
また、冷蔵庫の裏などに隠れていることもあり、ゴキブリの姿は見えないけど実は繁殖していたケースも多いです。
・活動が本格化していない
冬に活動できるとは言えど、夏のように活発に動き回っていません。
そのため、活動が活発になる夏と比べると、冬は駆除作業をスムーズに行うことができます。
また、家で見かけるゴキブリも、成虫ではなく幼虫であることが多いです。
幼虫はほとんど繫殖力がなく、それほど脅威とはならないので、活動を本格化させる前に対策をしておきましょう。
冬であってもゴキブリは身近な場所に潜んでいます。
主な隠れ場所は次の通りです。
・冷蔵庫や電子レンジの下
冷蔵庫をはじめ、家電製品の下や裏側は薄暗くゴキブリが身を隠すのに最適な場所です。
特に冷蔵庫は常時稼働していることから熱を帯びていて、暖かい場所を好むゴキブリたちにとっては理想の住処となっています。
冷蔵庫にあるプラスチックのカバーの内側には糞や卵鞘が存在していることもあります。
・キッチンの収納
キッチンの収納は暗くて人の目が届きにくいことから、ゴキブリが潜んでいることが多いです。
また、保管しておいた食べ物や調味料の匂いがゴキブリを引き寄せてしまいます。
・家具の下や裏側
人の目が届きにくく、薄暗いことから家具の下や裏側は要注意です。
特に木製の家具は湿気を含んでいるため、湿度の高いところが好きなゴキブリを寄せ付けやすいです。
・ゴミ箱の周り
生ゴミをきちんと密閉しておかないと、ゴキブリを寄せ付けることにつながります。
また、狭いすき間にゴミ箱があると、そこにゴキブリが隠れることがあります。
・エアコン
暖房でお世話になることも多いエアコンも、実はゴキブリの隠れ場所になっていることがあります。
フィルター部分や本体の裏側に潜んでいることが多いです。
ゴキブリ対策については夏冬に関係ありません。
日頃から身の回りの環境を整えることで、発生リスクを抑えることができます。
・室内の清掃をしっかりやる
ゴキブリは雑食性の害虫であることから、抜けた髪の毛やこぼした食べカス等のゴミがエサになります。
ゴキブリを寄せ付けないためにも、きちんと掃除をしてきれいな状態にしておくことが大切です。
・お部屋を片付けておく
前述したように、ゴキブリは家具や使わなくなったものの裏に潜んでいることが多いです。
大型の家具や家電、いらない段ボールなどゴキブリが隠れやすいものは見落とすことなく、きちんと処分するようにしましょう。
また、台所には生ゴミなどゴキブリのエサになるものを放置しないようにしておきます。
・換気をしておく
前述したようにゴキブリは湿気の多い場所を好みます。
日頃から浴室やトイレ、押し入れなど、年間を通して湿度が高くなる場所はきちんと換気しておきましょう。
・置き型の駆除剤を設置する
ゴキブリの姿を見ることなく、しっかり駆除してくれるアイテムが置き型駆除剤です。
燻煙剤タイプや毒エサタイプなどがあり、ご自身にとって使いやすいものを選びましょう。
毒エサタイプの駆除剤は食べたゴキブリはもちろんのこと、その糞や死骸を食べたゴキブリにも効果を発揮します。
スプレータイプのものですと、隙間用ノズルがあるものが使いやすいです。
個人でも冬のゴキブリ対策をしておくことは不可能ではありません。
ただ潜在する数によっては手に負えない場合があります。
冬であってもゴキブリの繫殖能力は衰えず、駆除したつもりでもすぐにまた姿を現すことがあります。
そんな時に頼りになるのが害虫駆除業者です。業者をおすすめする理由としては次の通り。
・ゴキブリ対策に詳しいスタッフがいる
専門業者には害虫駆除を知り尽くしたプロスタッフが在籍しています。
長年の経験により、ゴキブリの生態や行動パターンを熟知しているので、個人で作業するよりも確実に退治してくれます。
・専用の薬剤を使ってくれる
業者では個人では手に入らない薬剤を使用しています。毒エサについてもあらゆるゴキブリに対応できるように、日々改良を重ねています。
・即座に駆けつけてくれる
最近では24時間年中無休で対応している業者もあります。
自宅から近ければ30分~1時間で駆けつけてくれるため、すぐにでも対処して欲しい時でも安心です。
・損害保険に加入している
プロの業者であっても、もしものトラブルがあった時のことが気になる方もいらっしゃるでしょう。
多くの専門業者ではもしものために損害保険に加入しているため、仮に駆除している間に住宅が傷ついてしまった時は補償を受けることができます。
保険の加入の有無について気になる方は業者に確認しておきましょう。
冬のゴキブリ対策を業者にお願いする際に気になるのが駆除費用の金額。
お部屋の間取り別で見た費用相場は次のようになります。
1R・1K:10,000円〜23,000円
1DK・2K:12,000円〜35,000円
1LDK・2DK:13,000円〜40,000円
2LDK・3K・3DK:20,000円〜45,000円
3LDK・4K:23,000円〜45,000円
4LDK以上:26,000円〜56,000円
ただし、上記の金額は目安であり、依頼される業者の技術レベルや使用される薬剤の種類によって金額が上下する場合があります。
また、自宅まで駆けつけて際の出張費用も別途加算されます。
このようにプロにゴキブリ対策をお願いすると費用がかかりますが、それを少しでも抑える方法があります。
一つは割引やキャンペーンを利用すること。
業者によっては期間限定で割引や費用がお得になるキャンペーンが適用されることもあります。
お近くの業者でそうした割引を実施しているかどうか調べてみましょう。
もう一つは早めに駆除してもらうこと。
自宅内に潜んでいるゴキブリが多ければ、それだけ駆除にかかってくる金額は高くなります。
被害を拡大させ、余計な出費を発生させないようにするために、なるべく早めに依頼されることをおすすめします。
この他、複数社から見積もりをとることも大切です。
なるべく多くの見積もりを見比べることで、お住まいの地域でお得な業者を選ぶことができます。