1.春にカビが発生しやすくなる理由
春はカビが発生しやすくなるが、カビ対策にも適した季節
春にカビが発生しやすい理由としては、環境条件が関係しています。
カビにとって最適な環境は気温20~30℃、湿度70%以上になっていること。
3月を過ぎたあたりから気温が20℃を超える日が多くなり、カビの成育環境が徐々に出来上がっていきます。
平均気温が高い九州地方などでは特にカビが発生しやすくなっていて、天気によっては湿度が70%を超える場合もあります。
本州でも気温が高めになりやすいので、カビの発生しやすい環境が整っています。
また、春はカビ対策に適した季節でもあります。
3~5月にかけては日照時間が長くなりますが、梅雨の時期に入ると一気に短くなります。
降水量についても梅雨入り前であれば少ないので、その時期にお部屋の隅々まで掃除し、衣類や寝具を天日干ししてカビの原因を除去することが重要なポイントになります。
こうしたことから、梅雨や夏と比べるとカビの発生はまだそれほど多くなく、対策がしやすいと言えます。
早いうちにカビ対策をしっかりやっておけば梅雨の時期にカビのトラブルに悩まされなくて済みます。春のうちに自力で掃除する、もしくは専門業者に頼んで一通りハウスクリーニングしてもらいましょう。
2.カビの危険性
お部屋のカビをそのままにするとどうなる?
春に発生しやすくなるカビを掃除しないでおくのはとても危険です。カビによってもたらされる影響は次の通り。
・室内のカビ臭
湿度が高い環境にいるとカビの嫌な臭いを覚えることがあるかもしれません。中でもエアコンを稼働させていたり、シャワーを使おうとしたりする時に多いです。
カビ臭の元になっているのが、カビから生成されるメチルイソボルネオールやゲオスミンという物質。この物質から発せられるにおいが、あの嫌なカビ臭となります。
・アレルギー症状
空気中に浮遊しているカビの胞子を吸い込んでしまうことにより、くしゃみや鼻づまりといったアレルギー症状が引き起こされることになります。
・水虫
カビとは何の関係がないように思える水虫もカビが原因で発生することがあります。
水虫を引き起こす白癬菌はカビの一種であり、春になり湿度が高まるに連れて、現れるようになります。
・肺炎
カビの胞子を吸い込んでしまうと過敏性肺炎を引き起こされます。咳や発熱といった症状が現れることから、風邪に間違えられることもよくあります。
・シックハウス症候群
化学物質が原因とされるシックハウス症候群ですが、カビによってもたらされることも。カビの胞子を吸い込んでしまうとめまいや頭痛などシックハウス症候群が引き起こされます。
3.春にやっておくべきカビ対策
カビの予防方法
春のカビ対策は日頃からきちんとやっておくことが大切。きちんと予防しておけば梅雨入り以降のカビの発生を最小限に抑えられます。
主なカビ対策は次の通り。
・換気を行う
カビ対策で最も需要なのは換気です。雨が降っている日でも、お部屋の窓はなるべく開けましょう。
お部屋にある窓やドアを2カ所以上開けておくと、室内の換気効率は大幅に上げることができます。
こうすることで室内に空気の通り道が形成され、湿度を下げることができます。
ただ室内の窓が1箇所しか存在していなかったり、コンクリート住宅をはじめ機密性が高かったりするお部屋の場合は、扇風機やサーキュレーターを稼働させておくと効率良く換気を行うことができます。
・除湿剤を使う
湿気を取り除くための薬剤であり、置き型やつるして使うものなどが販売されています。
カビ対策としては防カビ効果が明記されているものが役に立ちます。
中でもおすすめなのが置き型であり、室内面積が広くても防カビ効果を発揮してくれます。
・炭を置いておく
除湿アイテムとしても利用できるのが炭。通常の除湿剤と違って長く使用できるので、とても経済的です。
また、脱臭効果にも優れているため、部屋にこもったカビ臭を取り除いてくれます。
4.カビに有効な掃除方法
お家の場所別の掃除方法をご紹介します!
春に発生するカビはまだあまり多くないので、カビを見つけたらすぐに掃除しておきましょう。場所別のカビの掃除方法は次の通り。
・窓
はじめにサッシのレールはアルコール除菌スプレーやエタノール水などを利用して掃除していきます。
パッキンについたカビはカビ取り剤を塗り、水で濡らして絞った雑巾で拭いておきます。
掃除の後は窓を開けて乾燥させます。
・台所
掃除を行うにあたって、まずは窓をあけるなどして換気します。
綿棒にカビ取り剤を付けて、それをカビ汚れが気になる箇所に塗っていきます。
しばらくしたら、水で濡らした雑巾を使って残っているカビ汚れを拭いていき、終わったら乾燥させます。
・トイレ
トイレについては便器とタンクの外側および内側を掃除していきます。
これらの箇所にはカビの元になる結露が付いているので、アルコール除菌スプレーやエタノール水を使って掃除し、乾燥させます。
・浴室
まず浴室内の換気扇を稼働させ、マスク、ゴム手袋、ゴーグルを身に着けます。
そうしたらカビのある場所に塩素系漂白剤をスプレーして、ぬるま湯で洗い流します。
パッキン部分はカビ取り剤を塗って濡らした雑巾で拭き、乾燥させます。
・靴箱
アルコール除菌スプレーやエタノール水を使って中を拭いていき、終わったら乾燥させます。
5.春のカビ対策はハウスクリーニング業者にお任せ
専門業者をおすすめする理由
このように春のカビ対策は個人で行うことも可能ですが、自宅内を一通り掃除する場合はハウスクリーニングの専門業者にお任せするのが望ましいです。
業者をおすすめする理由としては次の通り。
・プロの作業員が在籍している
業者にはカビ掃除の知識と経験を兼ね備えたスタッフが在籍しています。
また、専用の薬剤を使ってくれるので、なかなか落としきれないカビ汚れもあっという間に取り除いてくれます。
・事前準備をしなくてもいい
専門業者は電話1本ですぐにご自宅まで駆けつけてくれます。こちらは何も準備しなくてもいいのでとても楽です。
また、最近ではクレジットカード決済やQRコード決済にも対応してくれるところもあり、便利です。
・アフターサービスが付いている
ほとんどの専門業者には作業後に不備があった際の無償対応をはじめ、さまざまなアフターサービスを受け付けています。
サービス内容や保証期間は業者ごとに異なるので、前もって確認されることをおすすめします。
・無料で見積もりをしてくれる
業者では無料見積もりを行ってくれます。見積もりには作業の詳細や費用の内訳が掲載されていて、業者ごとに比較する時に役立ちます。
最低でも3社以上から見積もりをとれば地域で一番お得な業者を見つけられます。