1.秋に花粉症が起こる原因とは?
ブタクサやヨモギなどが主な原因
秋の花粉症の主な原因は、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラなどの植物から放出される花粉です。
特に、ブタクサやヨモギの花粉の粒子は18〜20マイクロメートルと小さく、気管に入って喘息のような症状を引き起こすケースもあり注意が必要です。
これらの植物は、道端や河原、公園、庭先など、生活圏内に多く生息しており、秋になると一斉に花粉を飛ばします。
また、背丈が低い植物のため靴や衣類に花粉が付きやすいので家の中に持ち込んでしまいやすいです。換気口の隙間などから家の中へ侵入する可能性もあります。
また、秋は空気が乾燥するため、花粉が空中に舞いやすい状況が続きます。それにより、私たちが屋外だけでなく、室内でも吸い込んでしまうリスクを高めています。
さらに乾燥した空気は、鼻や喉の粘膜を弱らせ、花粉が体内に入りやすくなり、アレルギー症状が出やすくなるのです。
そのほか、秋は気温の変動が激しいため、免疫力が低下しがちです。これにより、アレルギー反応が起こりやすく、花粉症の症状が長引くこともあります。
加えて、衣替えの季節でもあるため、クローゼットにしまっていた春の衣類に付着した花粉が再び室内に持ち込まれることも一因です。
このように、秋の花粉症は様々な要因が重なって発症しやすくなります。原因をしっかり理解しておくことで、効果的な対策が取りやすくなるでしょう。
2.日常でできる秋の花粉対策
花粉を室内に入れないことが重要
秋の花粉対策は、日常生活の中で少し意識を変えるだけでも大きな効果が期待できます。
まず、これは基本になりますが、外出時にはマスクを着用し、花粉の吸入を防ぎましょう。
特に、顔にぴったりとフィットするマスクを選ぶと、花粉の侵入をより効果的にブロックできます。
合わせて帽子やサングラスを使うことで、頭や目に付着する花粉を防ぐのも効果的です。
そして、帰宅時には玄関で衣服や髪に付いた花粉をしっかり払い落とすことが重要です。
そのまま室内に入ると、カーペットやソファ、ベッドなどに花粉が付着し、家の中でアレルゲンが蓄積してしまいます。
洗濯物を外に干す場合は、花粉の飛散が少ない早朝や夜間を選ぶのがポイントです。ただし、花粉が多く飛ぶことが予測される日には室内干しをおすすめします。
そのほか、空気中の花粉を除去するために、室内では空気清浄機を活用しましょう。特に、微細な物質でも捕集が可能なHEPAフィルターを搭載した空気清浄機は、粒子の細かい秋の花粉もしっかりキャッチしてくれます。
また、カーペットやカーテン、布製の家具などは花粉が溜まりやすいため、定期的に掃除機をかけたり、洗濯を行ったりすることが大切です。
花粉の付着しにくい素材の家具やカーテンを選ぶのも手です。
普段の生活にこれらの対策を取り入れて、室内外での花粉対策を徹底しましょう。
3.免疫力アップ!食生活で秋の花粉に負けない体づくりをしよう
花粉を室内に入れないことが重要
花粉症の症状を抑えるためには、外部からの対策だけでなく、体の内側からのケアも重要です。
特に免疫力を高めることで、花粉に対するアレルギー反応を和らげる効果が期待できます。
ビタミンCは、免疫機能をサポートし、抗酸化作用で体を守ってくれる重要な栄養素です。
レモンやオレンジ、キウイなどの柑橘類や、ブロッコリー、パプリカなどに豊富に含まれています。
ビタミンEも免疫細胞の働きを強化し、アレルギー症状の緩和に効果的です。
ナッツ類やアボカド、ほうれん草などを積極的に摂取することで、ビタミンEを効率よく補給できます。
また、青魚に含まれるオメガ3脂肪酸は、炎症を抑える効果があるため、花粉症の症状を軽減してくれると言われています。
サバやイワシ、サケなどを食事に取り入れてみましょう。さらに、腸内環境を整えることも免疫力アップには欠かせません。
ヨーグルトや納豆、キムチなどの発酵食品には、腸内の善玉菌を増やす効果があります。腸内環境が整うと、免疫機能が正常に働きやすくなり、アレルギー症状の緩和につながります。
毎日の食事にこれらの食材をバランスよく取り入れ、花粉に負けない体を作りましょう。
4.秋の花粉対策には家の掃除が欠かせない
掃除機の使用には要注意!徹底的に室内の花粉を除去したいならプロに依頼しよう
秋の花粉対策で忘れてはいけないのが、家の中の掃除です。
外から持ち込まれた花粉は、カーテンやカーペット、ソファ、ベッドリネンなどに付着し、時間が経つと部屋の中に蓄積されてしまいます。
室内に花粉が溜まると、くしゃみや鼻水、目のかゆみといった症状を引き起こすだけでなく、症状が長引く原因にもなります。
特に、掃除機をかける際には、花粉の粒子が細かいため、普通の掃除機ではすべて吸い取ることが難しい場合があります。
また、掃除機をかけるときに床に蓄積した花粉が舞い上がってしまう可能性が高く、掃除機によっては排気口から花粉が出てしまう機種もあります。
舞い上がった花粉を吸い込むと症状が悪化するかもしれません。掃除機の機種を確認したうえで必要に応じて買い替えるとともに、床は掃除機ではなく濡れた雑巾やフローリング用のワイパーを使って水拭きするようにしましょう。
また、エアコンのフィルターや換気扇の掃除も大切です。エアコンの内部には花粉やホコリが溜まりやすく、フィルターが汚れたまま稼働すると、部屋中に花粉を撒き散らしてしまいます。月に一度はエアコンフィルターを取り外して洗い、清潔な状態を保つようにしましょう。
さらに、室内の湿度を50~60%に保つことで、花粉の飛散を抑えられます。加湿器や観葉植物を活用して、適度な湿度を維持することも効果的です。
なお、掃除を行うのは花粉の飛散量が少ない時間が適しており、午前9時から11時頃のほか午後3時から5時頃までに行うとよいでしょう。
時間がなくて家全体の掃除が難しい場合は、ハウスクリーニング業者に依頼するのも一つの方法です。
プロにお願いすれば、普段手の届かない場所まで徹底的に掃除してくれるので、秋の花粉症対策に大きな効果をもたらしてくれます。
5.秋の花粉対策を行うならプロの業者へ依頼がおすすめ
ハウスクリーニング業者を選ぶときのコツ
引越しなどの際に活躍するハウスクリーニング業者ですが、近年は、ハウスクリーニングで花粉対策を行うケースも増えています。
家の掃除で花粉を完全に取り除くのはなかなか難しいですが、ハウスクリーニング業者は掃除のプロなので、様々な技術を駆使して家の中の花粉を除去してくれます。
ただし、業者選びの際にはいくつか注意したいポイントがあります。
まず、花粉対策に特化したプランを提供しているかどうかを確認しましょう。業者によっては、花粉やハウスダストを徹底的に除去するための専門的な掃除メニューを用意しているところもあります。
また、利用者の口コミや評判をチェックすることも大切です。実際に花粉症の症状が緩和されたという声が多い業者であれば、信頼して依頼できます。
次に、使用する洗剤や機材についても事前に問い合わせてみると安心です。アレルギー対策に適した洗剤や、高性能な掃除機を使用している業者であれば、より安全で効果的な花粉除去が期待できます。
さらに、見積もりをお願いする際には、具体的な掃除箇所や料金を明確に説明してくれる業者を選びましょう。料金が不透明だと、後から追加費用が発生してトラブルになる可能性があります。
最後に、掃除後のアフターケアや、どの程度花粉を除去できるかについても確認しておくと良いでしょう。
プロのハウスクリーニングを上手に利用して、秋の花粉シーズンを快適に過ごす準備を整えておくと安心です。
6.秋の花粉対策をハウスクリーニング業者に依頼したときの費用相場
エアコンや換気扇の掃除は必須
花粉症対策としては、床のほかエアコンや換気扇など部屋の中でも花粉が集まりやすい箇所を重点的に掃除してもらうのが効果的です。
エアコンの奥や換気扇の隙間など自分では手が届かない箇所であっても、プロの技術により洗浄・除去してもらえます。
通常の壁掛けエアコンは約8,000〜12,000円、分解するときに手間と専門知識が必要になる掃除機能付きのエアコンは約13,000〜18,000円が相場価格です。
プロペラファンの換気扇は約8,000〜10,000円が必要であり、レンジフード・浴室換気扇・乾燥機になると約12,000〜18,000円がかかります。
専門業者のクリーニング作業によって花粉症対策が施されるとともに、落としにくい油汚れがなくなり見違えるようになるでしょう。
床も含めて室内全体をクリーニングしてもらうときは、アパートに比べると階段などがある一戸建てのほうが高額になる傾向があります。例えば、3LDKの一戸建てのときには約80,000〜120,000円程度が相場になります。
依頼先のハウスクリーニング業者や部屋の間取りなどによっても料金が異なるため、電話などで確認してください。