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ハウスクリーニング業者はどこまでやってくれるの?具体的な作業内容や費用相場などを解説

公開日:2021.12.9 更新日:2024.4.15
ハウスクリーニング業者はどこまでやってくれるの?具体的な作業内容や費用相場などを解説

自宅の掃除をあっという間にやってくれるハウスクリーニング。
そんな便利なハウスクリーニングですが、実際はどこまでやってくれるかわからない方も多いはず。
作業内容がわからないと、依頼するのも悩んでしまいますよね。

そこで今回は、ハウスクリーニングを依頼すると一体どこまでやってくれるのかについて解説します。
依頼にかかる費用相場についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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1.ハウスクリーニングの作業内容

ハウスクリーニングはどこまでやってくれる?

お風呂場の掃除を行う事業者の写真

ハウスクリーニングはご自宅のあらゆる個所をきれいに掃除してもらえます。
業者が作業してくれる箇所は主に次の通りです。

・フローリング
人の移動が激しい箇所ですので、細かい傷がついていたりほこりが溜まっていたりします。業者では傷がついた箇所をワックスがけしてもらえます。

・キッチン
キッチン回り全般も専門業者にかかればあっという間にきれいになります。
油汚れが気になるレンジフードは全てのパーツを外してきれいに清掃してもらえます。
ガス台やグリルなども汚れが頑固な汚れこびりついているので、専用の薬剤を使ってきちんと掃除してくれます。
また、なかなか手が届かない天井まできちんと作業してもらうことができます。

・浴室
浴室には水分によってできたカビ汚れが溜まっていて、個人ではなかなか落としきれなかったりします。
専門業者であれば頑固なカビまでもきちんと落としてもらえます。

・トイレ
トイレにはなかなか落としづらい尿石汚れが残っています。専門業者にかかれば、掃除はもちろん、コーティングまでしっかりとやってもらえます。

・エアコン
エアコンや室外機は稼働しているうちにほこりやちりが溜まっていき、いつの間にか落とすのが面倒になります。
業者では適切な器具を使用して本体を傷つけず掃除します。

2.ハウスクリーニングの種類

ハウスクリーニングは主に3種類

フローリングを掃除する事業者の写真

ハウスクリーニングには主に3種類あり、それぞれ作業内容が異なります。

・賃貸物件退去時におけるハウスクリーニング
これまで住んでいた賃貸住宅から引っ越すにあたってやってもらいます。
賃貸物件では、これまで住んでいた人がきちんときれいに掃除した上で物件所有者に返さなければならないとされています。もし清掃しないで物件を返却してしまうと、帰ってくる敷金からクリーニング代分が減額されてしまいます。
ただし、引っ越し作業が忙しくて自分で掃除している時間がない方も多いと思います。
そこでハウスクリーニング業者に引っ越し前の掃除を依頼することで負担をだいぶ減らすことができます。

・空室のクリーニング
前の入居者が退去してから行うハウスクリーニングです。賃貸所有者がハウスクリーニング業者に頼んで清掃してもらいます。
物件の借主が退去前に行うクリーニングが汚れを落とすのが目的なのに対し、こちらは部屋をよく見せるために行います。

・家事代行のハウスクリーニング
この他、家事代行サービスとしてハウスクリーニングを依頼することもあります。仕事で忙しくて掃除できない時や、落としにくい汚れがある時などに利用します。
業者によっては洗濯や料理の下ごしらえなど、清掃以外の作業も受け付けているところもあります。

3.ハウスクリーニングを依頼する手順

ハウスクリーニングしてもらうまでの流れ

綺麗に掃除された部屋の写真

ハウスクリーニング業者に室内の清掃を頼みたいけれど、どうしたらいいのかわからないという方もいらっしゃると思います。
作業をスムーズに依頼するには、業者に依頼してから清掃が終わるまでの一連の流れを押さえておくことが大切です。

1.業者を選ぶ
まずはハウスクリーニング業者を選びます。自宅近くにどのような業者があるか探してみましょう。
料金プランやサービス内容などを細かく調べておきます。

2.作業の日時を指定する
業者と料金プランを選んだら、次に作業してもらう日時を選択します。業者によっては即日ハウスクリーニングを行ってくれるところもあります。

3.業者が訪問してくる
作業日時が決まったら、ハウスクリーニング業者がご自宅まで見積もりに訪れます。作業日が近くなると担当者から事前訪問の連絡が来ます。
もし見積もりの金額が希望通りでなければ作業をお断りすることができます。

4.クリーニングしてもらう
見積もりの金額に納得できたら、当日作業してもらいます。作業状況によってはクリーニングを行う以外の場所を使用することもありますので注目しましょう。

5.作業後に立会いを行う
クリーニングが完了したら立ち会って一通りきれいになっているか確かめます。エアコンや換気扇は実際に動かしてみて確認しておきましょう。

4.気になるハウスクリーニング費用の相場

ハウスクリーニングにかかる料金

電卓を操作している写真

それでは実際に業者に依頼した場合、いくらくらいの料金が請求されるのでしょうか。一般的なハウスクリーニングの料金相場は次の通りです。

・部屋の大きさで見たハウスクリーニング料金
ワンルーム・1K:20,000~30,000円
1DK・1LDK:30,000~40,000円
2DK・2LDK:30,000~70,000円
3DK・3LDK:50,000~85,000円
4DK・4LDK:70,000~100,000円

こちらの金額はあくまで目安ですので、お部屋の状態によってはこれよりも高くつく可能性があります。

また、特定の箇所だけハウスクリーニングを依頼された場合の費用は以下のようになります。

レンジフード:10,000~20,000円
換気扇:8,000~10,000円
フローリング:1帖あたり2,500~4,000円
トイレ:8,000~10,000円
浴室:14,000~17,000円
エアコン:12,000~15,000円

ただし、賃貸物件によってはハウスクリーニング業者が指定されていて、上記の金額と異なる場合もあります。
その際は契約書を読んでおきましょう。

ハウスクリーニングは特定の箇所だけやってもらうよりも、複数箇所掃除してもらった方がお得です。
自宅の掃除がどうしても面倒な時は作業をすべて業者にお任せしてみるのも手です。

また、業者では料金体系をはじめハウスクリーニングに関する質問に答えてもらえます。料金についてわからないことがあれば、遠慮せずに相談してみましょう。

5.ハウスクリーニング費用を安く抑える方法

ハウスクリーニング代を安くするポイント4選

費用相場のイメージ写真

ハウスクリーニングにはある程度の費用はかかるものの、できるだけ安く抑える方法があります。

・自分で部屋を片付けておく
見積もりで業者に来てもらう間にお部屋はなるべく片付いた状態にしておくことが大切です。
家具を始めとした所有物がたくさんあるような状態ですと、業者がどかしたり養生したりする作業が必要となります。そうすると後から追加料金が請求される可能性があります。
できる範囲で構いませんので、業者が来る前にお部屋は一通り片付けておきましょう。

・閑散期に依頼する
ハウスクリーニング業者には忙しくなる時期とそうでない時期があります。一般的に大掃除が行われる年末や引っ越しシーズンである春頃は繫忙期にあたり、料金が高く設定されていることが多いです。
逆に9~10月にかけては閑散期にあたり、料金が比較的安い傾向があります。

・お得なキャンペーンを活用する
ハウスクリーニング業者によっては水回り限定プランや早割など期間限定のキャンペーンを実施しているところもあります。
業者選びの際にはそうしたところを探してみるといいでしょう。

・相見積もりをとる
業者選びでは見積もりが大切であり、できれば3社以上から比較させるのが望ましいです。 金額だけではなく追加料金や作業範囲も合わせて比較すると、よりお得な業者を見つけることができます。

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