給湯器が壊れたけどお金がない時の対処法とは?安く修理・交換する方法も解説
公開日:2024.7.24
もしも給湯器が壊れてしまったら、本当に困りますよね。お風呂にも入れませんし、生活全体に影響があります。しかもお金がない状態だったらさらに深刻です。
この記事では、お金がないときに給湯器が壊れてしまった場合の対策などについて解説します。
もしも給湯器が壊れてしまったら、本当に困りますよね。お風呂にも入れませんし、生活全体に影響があります。しかもお金がない状態だったらさらに深刻です。
この記事では、お金がないときに給湯器が壊れてしまった場合の対策などについて解説します。
お金がないときに給湯器に不具合が起きた際は、壊れたのか大丈夫なのかが知りたいものです。
ただ、どういう状態なら大丈夫で、どういう状態なら修理するべきなのかの判断は素人には難しいです。
以下で、給湯器が故障した際の症状について紹介しますので判断材料のひとつにしてみてください。
・お湯が出ない、または温度が安定しない
お湯が出ずに水が出続ける場合は、給湯器が故障しているかもしれません。また、最初はお湯が出たものの冷たくなったり熱くなったりする場合もあります。
こうした症状が出る場合は、給湯器の本体や部品が劣化している状態が考えられます。
・水漏れしている
給湯器本体からの水漏れも、壊れているときに出る症状です。給湯器の周辺が不自然に濡れている場合は、配管の不具合が考えられます。
・異音がする
普段は聞かない音が聞こえる場合は、注意してください。
お湯を出した際に「ボンッ」「ガンッ」という音が聞こえた場合は、内部で不完全燃焼が起きている可能性があります。
・黒い煙が出ている
黒い煙が出ている場合は、すぐに使用を中止してください。内部で不完全燃焼を起こしていると考えられるからです。
ちなみに白い煙が出る場合もありますが、水蒸気による白いもやであるため問題はありません。
・給湯器が変形している
給湯器自体が変形している場合は、内部へのダメージが考えられます。
内部でガス漏れや水漏れ、腐食などが発生していると、変形する可能性があります。変形した給湯器は、使わないようにしましょう。
お金がない状態で給湯器の修理が必要になったら、事態は深刻です。ただし、給湯器の修理のなかには、修理費用が発生しない場合があります。特に、メーカーの保証期間内であれば、基本的に費用は発生しません。
■保証期間内は修理費用が発生しない
給湯器本体の保証期間は1〜3年程度がほとんどであり、その期間に壊れた場合は無償で修理をしてもらえます。
また、契約内容によっては3年以上の保証であったり、保証延長制度が用意されていたりします。
保証延長があれば、3年を過ぎている場合でも無償で修理してもらえたり、修理費用が安くなったりするため、契約内容を確認してみてください。
■内容によっては5年保証も
ある程度年数が経過して給湯器が壊れたあと、メーカーに問い合わせてみると、保証が適用されるケースがあります。
契約内容によっては、5年保証が適用されるケースがあるのが理由です。たとえば、熱交換器の水漏れであれば、5年保証が適用されるケースがあります。
給湯器が壊れた場合は諦めずに、何かしらの保証が使えないか、契約書を見たりメーカーに問い合わせてみたりしましょう。
給湯器の製品番号とエラー内容や契約内容を聞いてみたら、無償修理ができたケースがあります。
給湯器の修理を行う場合、修理業者に見積もりや作業にいたらなかった場合の出張費用などについて、事前に確認しておくことが重要です。
見積もり費用や出張費用が無料の修理業者もいるので、そのような業者に依頼するのがおすすめです。
しかし、たとえ見積もり費用や出張費用が無料でも、給湯器の保証期間が過ぎていれば修理にお金がかかります。お金がかかるからといって修理しないと、お湯が使えず不便です。
そのため、お金に余裕がないときの給湯器の修理費用の支払い手段を事前に考えておくことが重要です。
・クレジットカード
支払い方法は、専門業者ごとに異なるものです。修理費用の支払いは、現金での一括払いがほとんどですが、クレジットカード払いに対応しているケースがあります。
金額が多い場合も、クレジットカードでの支払いが可能であるため、あとでお金が入るとわかっているときは利用しましょう。
取り扱っているクレジットカードは業者によって異なるため、修理してもらう前に事前に相談しておいてください。
・翌月払い
今月はお金に余裕はないけれど来月なら支払える場合は、あらかじめ、翌月払いが可能かを確認しておきましょう。
修理が終わったあとにいきなり「支払いは来月まで待ってください」といっても業者は困りますし、そのまま費用を払わないのではと思われてしまいます。
事前に相談をしておくと、費用を支払う際に話がスムーズに進みます。
修理事業者を依頼する電話の時点で、確認しておきましょう。
給湯器が壊れたときは、入浴ができません。ここでは、給湯器が修理できない間の入浴方法を紹介します。
・電気ヒーターでお湯を沸かす
電気ヒーターでお風呂を沸かすのがおすすめです。電気ヒーターは棒状の器具でお湯を沸かす道具であり、電気の力で温めます。
電気ヒーターを買うのであれば、安全装置がついているものを選びましょう。少料金が高くなりますが、漏電などが起こった際に対応できます。
お金がないからこそ、漏電などで事態が深刻にならないようにしましょう。
また、電気ヒーターは電気代がかかるうえに、冬場は温まるのに時間がかかるデメリットがあります。
電気ヒーターはさまざまなものが販売されていますが、数万円以上するものもあり、電気ヒーターの購入費用も決して安くはありません。
電気代が高額になると厳しい場合は、他の手段がおすすめです。
・蒸しタオルで身体を拭く
給湯器の修理が1日で終わるときは、蒸しタオルで身体を拭きましょう。1日程度であれば、蒸しタオルで我慢できる可能性があります。
汗のにおいが気になる場合は、重曹を使うのがおすすめです。
蒸しタオルの作り方は、以下のとおりです。
①濡らしたタオルを皿に置いて、ラップで包む
②500~600Wで30秒~1分程度温める
重曹を使う場合は、重曹大さじ1杯程度を水に溶かして、タオルを濡らしましょう。そしてラップでくるんでレンジで温めます。
・近所に親族や友人が住んでいる場合はお風呂を借りる
近所に親族や友人が住んでいる場合はお風呂を貸してもらえないか打診してみるのもよいでしょう。
お風呂を使わせてもらえば、道具を買ったり銭湯に行ったりするお金がかかりません。
ただし、長期の間毎日お風呂を借りるのは一般的に迷惑がかかるので、給湯器修理の目途が立っていない場合はおすすめできません。
お金がないときに給湯器の修理が必要になった場合は、相見積もりを取りましょう。
■相見積もりを取るべき理由
相見積もりを取るべき理由は、以下の3つです。
①費用相場がわかる
②施工日やサービスを比較できる
③業者の態度を確認できる
見積もりをもらったのが1社だけだと、その見積書の金額が適正なのかどうかが判断できません。
複数の業者から見積もりをもらえば、相場がわかります。
修理費用は工事内容によって変わりますが、工事内容から費用が適切かどうかを素人が判断するのは難しいものです。
そのため、相見積もりをとって適切な相場を確認する必要があります。
また、給湯器の修理や交換にかかる時間、サービスの内容、業者の接客態度も比較できます。
連絡が遅かったり質問への回答がなかったりする業者には、注意してください。
■相見積もりをするうえでの注意点
見積もりでは、以下に注意してください。
①同じ条件で見積もりを取る
②金額の詳細を聞く
相見積もりの際は、同じ条件で依頼しましょう。交換や修理工事の費用は、条件で大きく変わるものです。
A社には高性能の給湯器を、B社には普通の給湯器で見積もりを依頼すると、費用やサービスが変動してしまいます。
そのため、サービス内容や費用の比較になりません。
また、提示された金額の詳細を聞いてください。悪質な業者は、工事にかかる費用の詳細を隠すものです。
ただし素人では何を聞けばよいのかがわからないため、相見積もりが終わったあとに違和感がある箇所をあらためて聞いてみましょう。