春こそネズミ対策が必須!駆除方法や予防法について
公開日:2023.3.9 更新日:2024.4.16
季節に関係なく家に現れるネズミですが、中でも特に注意しなければならない時期が ”春” です。
春は気温が高くなり、ネズミが活動しやすくなる時期なので、きちんと対策しておきましょう。
今回は春に発生するネズミの駆除方法や予防法について解説していきます。
季節に関係なく家に現れるネズミですが、中でも特に注意しなければならない時期が ”春” です。
春は気温が高くなり、ネズミが活動しやすくなる時期なので、きちんと対策しておきましょう。
今回は春に発生するネズミの駆除方法や予防法について解説していきます。
ネズミは季節に関係なく繫殖を行い、年間にわたって警戒していく必要があります。
ただ1年の中でも特に気を付けておかなければならないのが春です。その理由としては気候が関係しています。
春は暖かくなり始める季節であり、ネズミたちの活動が活発になっていきます。こうしたことから、春は屋内外でネズミの姿を見かけることが多くなります。
この時期にネズミを駆除しておけば夏以降に被害に悩まされなくて済みます。
冬でも活動を行う個体も存在しますが、寒さが厳しくなることから春と比べるとあまり多くありません。
こうしたことから、ネズミ駆除業者では春が駆除作業のピークと言われることがあります。
個体数が増えることで駆除しやすくなるのは事実です。ただし、ネズミ駆除にあたっては注意しなければならないことがあります。
それはネズミの警戒心が強いことです。
ネズミの中でもクマネズミという種類は周囲に対する警戒を常に怠らないため、簡単に罠に引っかかってくれないこともあります。
最近ではホームセンターなどで手軽に駆除できるグッズが購入できますが、使い方をよく知っておかないとネズミに対処できません。
また、ネズミ駆除は業者に依頼することも可能ですので、きちんと対策をしておきましょう。
活動が活発になり始める春にネズミを退治しておかないと、騒音や経済面、健康面での被害を受けることになります。
ネズミによってもたらされる問題は以下の通り。
・騒音被害
ネズミは夜行性の動物なので、多くの人が寝静まった深夜に活動が活発化します。もし屋根裏や天井から足音が聞こえてくるのであればネズミである可能性があります。
・経済的被害
ネズミの前歯は伸び続ける性質があるので、硬いものをかじることで常に歯を削ろうとする習性があります。
そのため、一旦ネズミが住宅に住み着くと、家を支えている柱をかじられる可能性があります。特に木造住宅にお住まいですとその被害に遭いやすいです。
他にも電気部品やそのコンセントをかじられて故障させられることもあります。
コンセントの故障は漏電や火災といった被害の原因であり、住宅に対して大きな被害をもたらします。
・健康被害
野生の生き物ということもあり、ネズミはダニやノミといった害虫や病原菌を宿しています。
そのため家に侵入したネズミからダニや菌によるアレルギー症状や命にかかわるような病気が引き起こされることもあります。
他にも夜中に天井を走り回る音が聞こえてくると、うるさくて眠れなくなることになります。
快適な睡眠を送るためにも、ネズミ駆除をしておくことが大切です。
春から活動が活発になるネズミを駆除する方法は数多くあります。主なネズミの駆除方法は次の通り。
・粘着シートを設置する
ネズミ駆除専用に作られた特殊な粘着シートです。駆除業者でも使用しているところもあるほど、強力な効果が期待できます。
ネズミが出現した、もしくは現れそうな場所に設置し、後は置いておくだけでしっかりとネズミを捕えてくれます。
・捕獲器を使う
粘着シートと同じくネズミを生きたまま捕まえるためのもの。粘着シートよりも体の大きいネズミまで捕まえることができるのが利点です。
・殺鼠剤を使う
殺鼠剤はネズミ用の毒エサであり、ネズミが現れると思われるところに仕掛けておきます。費用については1,000円以下で購入することができます。
ネズミは体にエネルギーを貯蔵しておくのが難しいことから、一日中何かしらのもの食べている習性があるので、設置すれば勝手に食べてくれます。
殺鼠剤を食べたネズミが自分の巣に帰ってから数週間経過すると、自宅の周りにいたネズミが死滅していきます。
ただしスーパーラットと呼ばれる毒エサを食べてさせても効き目がないネズミも存在します。
・超音波装置を使う
畑などで活用されることの多い野生動物専用の超音波装置も個人で購入することができます。
人間が聞いてもこれといった違和感を感じませんが、ネズミが聞くと不快感があり、自然と自宅に寄り付かなくなります。
春以降にネズミの被害に悩まされないためには、駆除方法だけではなく、予防策もしっかり行うことが大切です。
主な予防策は次の通り。
・ネズミがエサにするものを片付ける
米や野菜、果物、ペットフードなど、台所や庭といった場所に置いてあるエサになりそうなものを処分しておきます。
ネズミの食べ物になる生ゴミをきちんと処分したり、生モノはネズミが食べられないように容器に入れたりするなど、しっかり保管します。
また、ダンボールや古い新聞紙は住処を形成することがあるので、そちらも片付けておきます。
・侵入経路を塞ぐ
屋根や床下の隙間、ヒビが入っている壁などはネズミの侵入経路となりやすいです。こうしたわずかなすき間がないか、自宅の周りを確認してみましょう。
侵入経路があれば、市販されている金網や防獣ネットを設置する、住宅用の補修パテですき間を埋めておくなどしておくなどしましょう。
他にもネズミは高い場所から侵入してくることもあります。その場合は、自分での対処はむずかしいため工務店などにリフォーム工事をしてもらう必要があります。
・忌避剤を撒いておく
忌避剤にはネズミが嫌いなにおいや成分が含まれていて、ネズミが寄り付きづらい家にしてくれます。
スプレータイプ、燻煙タイプ、設置タイプの3種類があり、中でも燻煙タイプは広い場所でも煙が行き渡りやすいのでおすすめです。
ネズミは市販されているグッズを使用することで対策できます。ただし、ネズミの姿をあまり見たくない、個体数が多くて対象しづらいという方もいらっしゃると思います。
また、感染症の問題から個人での駆除はリスクが伴います。
そこで頼りになるのがネズミ駆除の専門業者です。業者をおすすめする理由は次の通り。
・評判を確認できる
最近では業者のホームページや口コミサイトなどで実際に作業を依頼された方の声を閲覧することができます。
業者を選ぶにあたっては必ずチェックしておきましょう。
・プロの作業員が在籍している
専門業者にはネズミに関する知識と経験を兼ね備えたプロフェッショナルが在籍しています。
また、業者では個人では入手するのが難しい薬剤や道具を使用してくれますので、より確実に駆除してくれます。
・電話一本で駆けつけてくれる
業者のいいところは電話一本で済んでしまうところ。
最近では24時間電話対応を行っているところもあるので、ネズミを発見してすぐに依頼できるのはとても頼もしいです。
・アフターサービスが付いてくる
定期点検や駆除後すぐに侵入された際の無償駆除をはじめ、手厚いアフターサービスを実施しています。
実施しているサービス内容や保証期間は業者ごとに異なりますので、前もって確認しておくことが大切です。