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汚れによる障子の張り替えのタイミング

公開日:2021.11.2 更新日:2024.4.9
汚れによる障子の張り替えのタイミング

障子汚れの原因・対策・改善のポイントについて解説します。障子はほこりやカビ・紫外線が原因で汚れてしまいますが、その汚れは一度ついてしまうと、落とすことが難しいです。そのため、2〜3年でできた汚れはまだ落とせますが、10年以上たった汚れをなんとかしようとすると破れるリスクがあるため、貼り替えをした方が間違いありません。この記事では障子紙が汚れる原因や対策、改善方法について解説します。

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1. 障子が汚れる原因とは?

障子が汚れる原因は、黄ばみ・シミ・カビが原因

障子の前に置かれた掃除用具の写真

障子が汚れてしまう原因は黄ばみ・シミ・カビのどれかが原因のことが多いです。障子が黄ばむ原因は紫外線によって経年劣化してしまい、徐々に黄ばんでしまいます。経年劣化自体は避けられませんが、障子紙を紫外線に強いプラスチック障子紙にするなどで対策できます。

シミは主にほこりがその原因です。そのため、定期的な掃除を行うことが、シミの予防には効果的です。

また障子のカビの原因は湿気にあります。カビは湿度が一定以上になると発生しやすくなります。そのため、定期的な換気を行い、湿度が一定以上にならないようにしましょう。

夏場はもちろんのこと、冬も結露などにより、湿度が上がりやすいため注意が必要です。また張り替えの時に木枠のアクを拾ってしまうこともあります。木枠のアクはついてしまうと落とせないため、張り替えの際には注意が必要です。

障子の汚れに対策するには、まずその原因が何であるのか、適切に把握することが大切です。原因によって改善方法が異なるため、原因を把握せずに改善しようとしてもうまくいかないことがほとんどです。

2. 障子が汚れないための対策方法

障子の汚れ対策をするには、定期的な掃除と換気が第一。

定期的に掃除が行われている障子の写真

障子の汚れ対策をするには、定期的な掃除と換気が第一です。というのも、障子が汚れる原因はほこりとカビにあるからです。木枠を掃除し、定期的に換気を行うことで、カビが障子に繁殖する、ほこりでシミになってしまうという事態を防げます。ただし、黄ばみは現状の障子紙で対策をすることが難しいため、黄ばみを完全に防ぎたい場合には、基本的には張り替えがおすすめです。

また障子の張り替えをする時には木枠のアクで汚れてしまわないようにしっかりと対策をすることが大切です。木枠がアクで汚れていると、張り替えの際にアクで汚れてしまうため、木枠を掃除するなどの対策が必要です。

ただし、タバコを吸うなど、その木枠の状態で、適切な処理の仕方が変わります。アクで汚してしまうのが不安な場合には障子張り替えの業者に依頼し、しっかりと対策した方が間違いないでしょう。

障子の汚れを対策するためには、まずその原因が何かを把握することが第一です。経年変化で起きるものとしては黄ばみ・シミ・カビがあり、張り替えの時に生じる汚れは木枠のアクが原因です。それぞれで対処の仕方が変わるため、しっかりと確認しましょう。

3. 障子が汚れた時に自分で出来る改善方法

障子の汚れを改善するには、漂白剤が基本。ただし失敗のリスクも。

市販の漂白剤の絵

障子の汚れを改善するためには、漂白剤をつけて行う方法が主な方法です。障子に漂白剤を付ける場合には、綿棒と漂白剤を準備しましょう。また雑巾も準備しておきましょう。どちらも種類は問いません。綿棒に薄く漂白剤をつけ、綿棒で薄くつけていきます。畳やフローリングにつけると変色するため、汚れないよう対策しましょう。木枠につけると変色するため、木枠にはつけないでください。

黄ばみが原因の汚れであれば、大根のおろし汁を使って綺麗にする方法もあります。おろし汁の場合は大根おろしを作り、その絞り汁を雑巾につけて、軽い力で拭いていきます。木枠についてもそれほど問題はありません。また、水が多いと、カビで汚れる可能性があるため、しっかりと絞りましょう。どうしても落ちない場合には、無理になんとかしようとするより、張り替えをした方がよいかもしれません。

漂白剤を使う場合には、漂白剤を使うと、木枠などについて、変なシミがついてしまう可能性もあります。ただし、障子の張り替えは木枠のアクで汚れる可能性があるため、注意が必要です。また汚れがひどい場合には張り替えを検討しましょう。

4. 汚れによる障子張り替えのポイント

障子汚れのポイントは予防策が大事、改善策はリスクもあるため張り替えを

木枠に障子紙を張り付けている写真

障子汚れのポイントはまずしっかりと汚れないように予防することが大切です。予防方法としては、定期的な掃除と換気にありました。

定期的に掃除と換気をすることで、障子紙の汚れの原因になる、ほこりやカビを防ぐことができます。それで落ちないような汚れは漂白剤などで対処する必要がありますが、漂白剤で掃除をする場合には木枠に触れると色褪せのリスクがあり、また綿棒などで慎重な対応を要求されるため、難易度が高いです。それであれば、張り替えを行い障子紙を全て新しくしてしまうのがよいでしょう。

また障子紙を張り替えるのであれば、汚れにくい障子紙を選ぶのも選択肢です。プラスチック強化紙であれば、雑巾で簡単に拭け汚れを簡単に落とすことができ、紫外線で黄ばまないため、汚れにくくなります。

また汚れが進んでいる障子紙を張り替える際には、木枠に汚れが染み込んでおり、そこからアクが出てしまう場合があります。表面だけであれば、簡単に拭き取れますが、内部まで染み込んでいる場合、きちんと処理する必要があるため、DIYではなく、リフォーム業者に依頼し、対応してもらいましょう。

5. まとめ

障子紙の汚れは、予防策が大切、貼り替えで汚れにくいものを選ぶのもおすすめ

綺麗に保たれた障子の写真

この記事では障子紙が汚れてしまう原因や対策、改善方法、汚れ対策のポイントについて解説しました。

障子紙は汚れてしまうと、掃除できなくはないものの手間がかかるため、汚れないよう予防することが大切です。

また、汚れが落とせない場合には、綺麗にしようとするより、貼り替えを行うタイミングだと言えるでしょう。

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