庭木の伐採にかかる費用はいくら?気になる料金を抑える方法や優良業者の選び方も紹介
公開日:2022.8.23 更新日:2024.4.15
「いつの間にか大きく生長した庭木をどうにかしたいけれど、自分では対処できない・・・」
そんな時に役に立つのが専門業者です。長く太い木でもあっという間に伐採してくれます。
今回は庭木伐採の費用や気になる業者選びのポイントについてご紹介します。
「いつの間にか大きく生長した庭木をどうにかしたいけれど、自分では対処できない・・・」
そんな時に役に立つのが専門業者です。長く太い木でもあっという間に伐採してくれます。
今回は庭木伐採の費用や気になる業者選びのポイントについてご紹介します。
庭木伐採を業者に依頼される場合、最も気になるのが作業費用です。多くの専門業者では庭木の伐採を1本から受け付けています。
庭木1本ごとの作業費用は次の通りです。
・低木(葉渡り0.5~1m、高さ0.5~1.5m):3,000円~
・中木(葉渡り2~3m、高さ1.5~3m):10,000円~
・高木(葉渡り3.5~4m、高さ3~4m):20,000円~
このように木の大きさや太さ、高さによって料金相場は異なります。また、庭木だけではなく、庭木周辺の状況によっても費用が変動します。
7m以上の高さのある木ですと、作業費用の見積もりを出しにくいことがあります。
その際は業者にご自宅まで来てもらい、実際に生えている木の状態やご自宅周辺の状況について詳しく確認してもらう必要があります。
さらに、大きい庭木の伐採ですと、重機が追加費用としてかかってきます。1日あたりの重機の追加費用は次の通りです。
ユンボ:8,000~18,000円
クレーン:35,000~100,000円
高所作業車:30,000~50,000円
この他、伐採した幹の処分費用についても考える必要があります。これについては各自治体によって異なるので、お住いの自治体のホームページを調べる、自治体へ直接問い合わせるなどして確認しておきましょう。
ただし、伐採作業が枝ゴミと幹のみであれば、堆肥やウッドチップを製造する処分場を持ち込むことで安く処分できる場合があります。
・作業費
庭木伐採にかかる人件費のことを指します。専門業者に料金の見積もりをお願いすると、人件費が作業費に含まれていることが多いです。
この人件費については、日当てで換算する場合と時給で換算する場合があります。この計算方法に関しては注意が必要で、悪い業者ですと時給で換算する場合に作業員を不必要に増員したり、わざと長時間作業したりします。
ですので、見積もりの作業内容はしっかり確認することが大切です。
・重機の費用
大きい木を伐採するとなると、重機の費用が含まれてきます。
伐採業者では作業で所有している重機を自社で所有しているところもあれば、作業ごとに他の会社からレンタルしているところもあります。
後者の場合ですと、重機のレンタル費用が料金に追加される可能性があります。
レンタル費用がどれくらい含まれているかどうか、作業を依頼される前に確認しておきましょう。
・出張費
この他にも、ご自宅まで来てもらうための出張費が加算されます。地域密着型の業者ですと営業担当エリア外で作業を行う場合、出張費が高くなります。
出張費をなるべく安く抑えたい方は、お住まいのエリアを担当している業者に依頼されるといいでしょう。
・綿密な計画を立てる
伐採作業を行おうと思ったら、まずは計画をしっかり立てることが大切です。ご自身だけでも伐採できそうと思っていても、ある程度の大きさの木なら業者に作業を委託した方がいいでしょう。
作業経験がないとわからないことが多いので、お電話やメールで業者に相談した上で計画を立てるのが望ましいです。
・作業期間は1~4月に行う
木は含まれている水分が少ないと伐採しやすいです。一般的に空気が乾燥している1~4月までの期間は木の水分量が少ないので、伐採を行うのに最適です。
・作業環境を確認する
木の大きさによっては、脚立を立てたり、重機を入れたりする必要があります。
庭が小さい場合ですと、チェーンソーを使った作業で細心の注意を払わなければならなかったり、重機の搬出入に時間がかかったりします。
そうなると、費用の見積もりが高くつく可能性があります。
・近隣への影響を考慮する
庭木を伐採するとなると、葉っぱや木が周辺に落ちてきたり、チェーンソーの音が響いたりしてきます。
伐採作業を開始される前に、あらかじめ近隣住民の方に作業内容と期間についてきちんと説明しておくことが大切です。
・庭木伐採に関する資格を持っている
伐採を行う際は危険な作業が伴いますので、専門資格を持っているスタッフがいなければなりません。
「伐木等作業従事者安全衛生特別教育修了証」や「チェーンソー作業従事者特別教育講習修了証」などはある程度の技術を持っている証拠となっています。
・作業実績が豊富である
優良業者と言われている会社はそれを裏付ける作業実績があります。
多くの業者では自社のホームページに作業実績や事例を掲載していますので、必ず確認しておきましょう。
・地域密着型である
いざという時に頼りになるのが地域密着型の業者。お住まいのエリアにある業者であれば、見積もりを行う際にご自宅まで直接来てもらえます。
また、作業後に何らかのトラブルが発生した場合でも、すぐに駆けつけてくれるので安心です。
・スタッフが真摯に対応してくれる
良い業者であれば顧客に対して真摯に対応してくれます。お電話でのやり取りや現場での打ち合わせの際にスタッフのやり取りに注目してみましょう。
また、インターネットの口コミも参考になります。 対応の良いとされる業者ほどきちんと作業してくれます。
・業者ごとの見積もりを確認しておく
伐採作業の費用は依頼される業者によって異なります。いきなりこの業者と決めずに、複数社で費用を比較することが肝心です。
最近では無料で見積もりをしてくれるところが多いので、積極的に活用していきましょう。
・追加料金を確認する
業者によっては作業後に高額な追加料金を請求してくる場合もあります。
見積もりの段階で追加料金があるかどうかきちんと確認しておきましょう。
・行政の補助を活用する
大きい庭木を伐採する場合ですと、お住まいの自治体から補助が受けられる場合があります。
切ろうと思っている木が倒れそうだったり、隣の住宅の日照を妨げていたりすると補助金を受給することが可能です。
補助金の受給基準については地域ごとで異なるので、お住まいの自治体のホームページで調べてみるといいでしょう。
・業者が損害賠償保険に加入しているか確認する
庭木を切り倒す際、近隣に被害を与えてしまう可能性があります。
業者が負担してくれるものの、場合によっては依頼者が費用を負担しなければならないこともあります。
そんな時に業者が損害賠償保険に入っていれば、賠償費用の全額をカバーすることができます。