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トイレの水漏れの原因と対処法を解説!自分で修理するリスクや費用相場とは?

公開日:2021.11.2 更新日:2026.6.9
トイレの水漏れの原因と対処法を解説!自分で修理するリスクや費用相場とは?

急なトイレの水漏れにどう対処すべきか悩む方も多いのではないでしょうか。自分で何とかしたいと思う反面、対処法がわからず水漏れが悪化したり、修理費がかさんだりしないか不安はつきものです。そこで大切なのが、今の症状が自分で直せるものなのか業者に依頼すべき状況なのか正しく判断することです。

本記事では、トイレの水漏れの原因別対処法から費用相場、信頼できる業者の見極め方まで詳しく解説します。
最後まで読めば、今すぐ取るべき正しい行動が分かり、納得して任せられる業者に出会えるはずですので、ぜひ参考にしてみてください。

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まずは応急処置!トイレが水漏れしたらすべき4つのこと

トイレが水漏れしたら閉める止水栓

トイレの水漏れが発生した際は、被害を最小限に抑えるために、すぐに応急処置することが大切です。突然のトラブルで何から手を付ければいいか迷ってしまう方も多いことでしょう。

トイレが水漏れしたらすべき応急処置は、以下の4つです。


  1. 止水線を閉める
  2. 濡れた水をふき取る
  3. 水漏れの広がりを防ぐ
  4. ウォシュレットのコンセントを抜いておく

それぞれ詳しく説明します。


1.止水栓を閉める


トイレから水漏れしているのを発見したら、まずは止水栓を閉めましょう。なぜなら、止水栓を閉めてタンクへの給水が止まることで、水が溢れ続けるのを防ぎ、周辺への被害や水道代の無駄も最小限に抑えられるためです。

止水栓の場所は、壁や床の給水管接続部、または便器やタンクの脇にあります。


  • 溝があるタイプ:マイナスドライバーを使って右(時計回り)に回す
  • ハンドルがあるタイプ:手で右(時計回り)に回して閉める


万が一、止水栓が固くて回らない場合や場所がわからない場合は、配管の破損を防ぐため無理をせず、家全体の水道の元栓を閉めて対応しましょう。


2.漏れた水をふき取る


止水栓を閉めたら、床や壁に漏れた水を拭き取ります。水で濡れた状態を放置すると、床材の劣化やカビの発生につながる恐れがあるためです。拭き取りには、古タオルや新聞紙など、そのまま捨てられるものを使うと衛生的です。

なお、汚水が漏れた場合は、水分を拭き取った後にアルコールやエタノールで除菌し、窓を開けたり換気扇を回したりして十分に換気・乾燥させましょう。


3.水漏れの広がりを防ぐ


一度拭き取って安心するのではなく、被害の拡大を防ぐための対策も必要です。濡れている面積が大きい場合は、バスタオルなどを敷いて水がこれ以上周囲に広がらないようにしましょう。

床を乾かした後も、再び水が漏れ出る万が一の事態に備えて、便器の周りに乾いた雑巾を敷き詰めておくと安心です。


4.ウォシュレットの場合はコンセントを抜いておく


ウォシュレット(温水洗浄便座)を設置している場合は、水漏れに気づいた段階ですぐにコンセントを抜きましょう。なぜなら、温水洗浄便座は電化製品であり、通電したまま水に濡れると漏電や感電、さらには火災を招く恐れがあり非常に危険なためです。

電源を抜く際は、必ずご自身の手が濡れていないことを確認し、感電に十分注意して作業しましょう。なお、小さなお子様が電源コードに触れないよう、周囲の安全確保も忘れずに行いましょう。


参照元:「温水洗浄便座による火災」独立行政法人 製品評価技術基盤機構

トイレの水漏れ時にやってはいけないこと

トイレが水漏れしたらすべき修理

トイレが水漏れした際は、誰しもが一刻も早く水を止めたいと思うものです。しかし、良かれと思って取った行動が、逆に被害を広げてしまうことは少なくありません。

取り返しのつかない事態を招かないために、次の行為は絶対に避けましょう。


  • 水漏れの放置:床材の腐食やカビを招き、結果として修理費用が高額になる
  • 固い止水栓の無理な操作:配管が破損する恐れがある
  • 無理な自己修理や分解:状況の悪化やメーカー保証の対象外になる可能性がある
  • 合わない部品の使用:修理できないうえ、水漏れが悪化する
  • 便器のひび割れの放置:ひびが広がっていき、水漏れが悪化する
  • 濡れた雑巾の再利用:カビや床材の剥がれの原因になる


トイレの水漏れ時にやってはいけないことを把握できたら、次は被害を最小限に抑えるための正しい対処法を確認しましょう。トイレの水漏れを確実に止めるためには、まず「どの場所から、なぜ水が漏れているのか」という原因を特定し、状況に沿った適切な処置することが欠かせません。

次の章では、トイレが水漏れする主な8つの原因と、それぞれの状況に合わせた最適な対処法を詳しく解説します。

トイレが水漏れする8つの原因と対処法

トイレが水漏れする様子

水漏れ原因対処法
トイレが詰まっている・軽度の詰まりなら、ラバーカップ(スッポン)で解消を試みる
・自力で直らない、または詰まりの原因が異物なら、業者へ依頼
トイレタンク内の部品の故障・新しい部品に交換する
ウォシュレット(温水洗浄便座)の故障・コンセントを抜き、止水栓を閉める
・業者に連絡する
給水管・止水栓の劣化、緩み・ナットを締め直す
・新しいパッキンに交換する
排水管の破損・トイレを取り外して修理する

密接パッキンの劣化
・タンクを外して密結パッキンを交換する
便器本体のひび割れ・便器の本体を交換する
便器と排水管のつなぎ目のずれ・トイレ本体を取り外してずれを解消する

トイレの水漏れを確実に解消するためには、まずは原因を正しく突き止めることが大切です。原因が分からないまま闇雲に手を加えてしまうと、かえって状況を悪化させ、余計な修理費用や手間がかかってしまう恐れもあります。

ここからは上記の一覧表に基づき、8つの原因別の詳細な解説と、具体的な対処法をご紹介します。


トイレが詰まっている


多量のトイレットペーパーや本来流すべきではない異物(おむつや生理用品など)をトイレに流してしまうと、排水路が塞がって水漏れの原因になります。
詰まっている時に、焦って何度もレバーを回すのは厳禁です。行き場を失った水が逆流し、さらなる水漏れを引き起こすため注意が必要です。


対処法:詰まりを解消する


詰まりの原因がトイレットペーパーなど水溶性のものであれば、まずは家にある道具で解消を試みましょう。


  1. ラバーカップ(スッポン)を用意し、便器の排水口に密着させる
  2. ゆっくり押し込み、勢いよく引く動作を数回繰り返して、水圧で詰まりを動かす
  3. バケツなどで少量の水を流し、スムーズに排水されるか確認する


もし2〜3回試しても解消しない場合や非水溶性の異物が詰まりの原因の場合は、専門業者へ詰まり除去を依頼しましょう。
無理に自分で解消しようとすると、詰まりの原因が配管の奥へ押し込まれ、大掛かりな修理や高額な修理費用が必要になる恐れがあります。


関連記事:トイレが詰まる原因とは?つまりの対処法などもご紹介します


トイレタンク内の部品の故障


「タンクの中からポタポタ音がする」「流していないのに便器に水がチョロチョロ流れる」といった症状は、タンク内の部品が寿命を迎えたり、故障したりしていることが原因です。
放置すると、床の浸水拡大や床下の腐食を招く恐れがあるため、まずはどこで水漏れが起きているかを確認しましょう。


  • タンク内でポタポタ音がする場合(給水トラブル):給水管からタンクに流れる水の量を調節するボールタップ(※1)や浮き球(※2)の故障
  • 便器内でチョロチョロ水が流れる場合(排水トラブル):タンクから便器へ流れる水をせき止めるフロートバルブ(※3)や鎖(※4)、オーバーフロー管(※5)の故障


※1:ボールタップ:タンク内の水位に合わせて、水の出し止めを管理する
※2:浮き球:水面に浮かんで水位をボールタップに伝える
※3:フロートバルブ:タンク内の底にあるゴム栓で、便器へ流れる水を調節する
※4:鎖:レバーと連動してフロートバルブを引き上げる
※5:オーバーフロー管:タンクに水が溜まりすぎた時、あふれないように便器へ水を逃がす筒状の管


対処法:トイレタンク内の部品交換


タンク内の部品が故障している場合は、原因となっている箇所を特定し、新品の部品に交換する必要があります。ご自身で故障した部品に適合する型番を購入して修理することも不可能ではありません。

しかし、失敗のリスクを最小限に抑え、確実に直すためには、専門の業者に相談して修理してもらうことをおすすめします。なぜなら、タンク内部は非常に狭いうえに構造が複雑で、不慣れな作業中に他の正常な部品まで破損させてしまう恐れがあるからです。

無理に自分で対応すると、選んだ部品の型番がわずかに違うだけで取り付けられなかったり、設置時のわずかなズレから水漏れが悪化したりして、結果的に部品代や時間が無駄になってしまうケースも少なくありません。


ウォシュレット(温水洗浄便座)の故障


ウォシュレット(温水洗浄便座)本体やノズル付近から水が漏れている場合、内部にある止水弁の不具合や、電気系統の故障、あるいは給水管との接続部にあるパッキンの劣化を疑いましょう。

ウォシュレット(温水洗浄便座)の内部は複雑な配管と電気回路が組み合わさった精密な電化製品であるため、取り扱いに注意が必要です。


対処法:感電や火災の危険があるため業者に相談する


水漏れを発見したら、まずは手が濡れていないことを確認したうえで、すぐに電源プラグをコンセントから抜き、止水栓(または水道の元栓)を閉めましょう。

ウォシュレット(温水洗浄便座)は水と電気を同時に扱うため、通電したまま放置したり自力で分解したりすると、ショートによる感電や火災を招く恐れがあります。そのため、無理に自分で直そうとせず、専門業者へ修理を依頼しましょう。


参照元:「温水洗浄便座による火災」独立行政法人 製品評価技術基盤機構


関連記事:ウォシュレットの水漏れ原因とは?対処方法や業者の修理費用も解説


給水管・止水栓の劣化、緩み


給水管や止水栓の接続部から水が漏れている場合、接続部のナットの緩みやパッキンの劣化が主な原因と考えられます。なぜなら、給水管などの接続部には水漏れを防ぐためにゴム製のパッキンが挟まれており、パッキンが経年劣化によって次第に弾力を失い、硬化やひび割れを起こすためです。

その結果、本来塞いでいるはずの配管の接続部に隙間が生じてしまい、隙間から水が漏れ出してしまいます。


対処法:パッキンの交換やナットの締め直し


まずは、止水栓(または水道の元栓)を右に回して閉めてから作業を開始しましょう。


  • ナットの緩み:レンチなどを使って締め直す
  • パッキンの劣化:ナットを緩めて、古いパッキンから新しいパッキンに交換する


作業自体は比較的簡単でDIYでも対応可能ですが、適合するパッキンのサイズ選びを間違えると隙間から漏水し、かえって被害を広げる恐れがあるため注意が必要です。

なお、経年劣化で止水栓が固くなっている場合、無理に回すと破損する恐れがあります。固いと感じたら作業を中断し、すぐに専門業者へ依頼しましょう。


排水管の破損


便器と床の隙間から水が漏れている場合、床下にある排水管の劣化や破損を疑いましょう。
排水管の寿命はおよそ40年といわれており、築年数が経過した一軒家では、経年劣化や長年の汚れの蓄積(詰まり)が原因で水漏れが起きやすくなります。


参照元:「実使用年数に基づく更新基準の設定例」厚生労働省


対処法:トイレを取り外す


排水管を修理するためには、重い便器本体を一度床から取り外す必要があります。非常に難易度が高い作業なため、必ず専門業者に連絡して修理を依頼しましょう。
なぜなら、陶器製の便器は想像以上に重く、不慣れな方が動かそうとすると床材を傷つけるだけでなく、破損させてしまうリスクがあるためです。

なお、トイレの本体交換に伴う排水管の新設や移設は、各自治体の水道局から認定を受けた「水道局指定工事店」でなければ施工できないと定められていますので、併せて注意しておきましょう。


密接パッキンの劣化


トイレタンクと便器の間から水漏れしている場合は、密接パッキンの劣化が主な原因です。
密接パッキンとは、タンクから便器へ流れる水が外に漏れないように密閉するための、ドーナツ状の大きなゴム部品です。
長年の使用でゴムが硬くなったりボロボロになったりすると、密閉力が失われて隙間から水が染み出してきます。



対処法:タンクを外してパッキンを交換


タンクと便器の間からの水漏れ修理には、一度タンクを取り外すという大掛かりな作業が必要です。

具体的には、「タンクを空にする→接続ナットを外す→タンクを取り外す→パッキンを交換する→再度組み立てる」といった、非常に手間と体力を要する工程になります。
作業に多大な労力がかかるうえ、万が一タンクを破損したら新しく交換するタンクの高額な出費を招く恐れがあるため、専門業者へ依頼しましょう。


便器本体のひび割れ


床が濡れている場合は、便器本体にひびが入っていないか確認しましょう。便器は頑丈な陶器製が多いものの、強い衝撃などが加わるとひびが生じ、ひび割れた部分から水が漏れ出すことがあります。

死角になりやすい便器の裏側は、スマートフォンのカメラで撮影したり、手鏡を使ったりすると確認しやすくなります。


対処法:放置はNG!すぐに業者に連絡


便器本体のひび割れを見つけたら、放置は厳禁です。なぜなら、便器は一度ひびが入ると根本的な修復が不可能であり、ひびが入った状態で使い続けると損傷がどんどん広がるためです。

便器本体のひび割れは、基本的に本体交換が必要なため、すぐに業者に連絡しましょう。

なお、防水パテやコーキングによる補修は、あくまで業者が来るまでの一時的な応急処置に過ぎません。応急処置で水が止まったように見えても便器の強度は戻らないため、突然の破裂による怪我や、見えない場所での漏水による床下の腐食を招く恐れがあります。


便器と排水管のつなぎ目のずれ


トイレと床の間から水漏れしている場合は、便器と排水管のつなぎ目のずれを疑いましょう。便器と排水管のつなぎ目のずれは、新しくトイレを交換した際や、修理のために一度便器を取り外したあとの再設置時に起こりやすいです。


対処法:トイレ本体を取り外して対処する


接続部のずれている部分を素人が特定して直すのは極めて難しいため、速やかに専門業者へ修理を依頼しましょう。なぜなら、便器本体の脱着には専門の工具と高度な技術が必要であり、不完全な設置は水漏れの再発を招く恐れがあるためです。


関連記事:トイレが水浸しになったらどうする?原因や対処法、修理費用などを解説

トイレの水漏れ修理を業者に依頼する場合の費用相場

トイレの水漏れ修理費用

水漏れの程度内容費用相場
軽度パッキン交換、タンク内部品の調整、簡単な部品交換など8,000円〜20,000円
重度便器の脱着、タンクの分解、配管の補修など20,000円〜50,000円

トイレの水漏れ修理を業者に依頼した際の費用は、水漏れの原因や作業の難易度によって変動します。

パッキンの交換やタンク内の簡単な部品交換などで済む軽度の場合、費用相場は8,000〜20,000円です。一方で、便器の脱着を伴う修理や、タンク全体の分解作業などが必要な重度の場合、費用相場は20,000〜50,000円となります。


業者に依頼する際の注意点


トイレの水漏れ修理に際して業者選びを間違えると、思わぬ金銭トラブルに巻き込まれる恐れがあります。信頼できる業者を見極めるために、以下の3点を確認しましょう。


  1. 基本料金が相場より安すぎないか
  2. 見積もりの内訳が具体的であるか
  3. 提示された料金が適正な相場内であるか


人件費や出張費を考慮すると数百円といった安すぎる基本料金は、後から高額な追加費用を請求する悪質業者のリスクがあります。
見積書の項目が曖昧な業者は避け、質問に対して誠実に答えてくれる相手を選びましょう。
正式に依頼する前に見積もり以外に追加料金が発生しないか念押しして確認しておけば、さらに安心です。


参照元:「トイレ修理で高額請求された!」独立行政法人 国民生活センター


関連記事:トイレのつまりで業者から高額請求されるトラブルが起きたら?

トイレの水漏れは早めにプロへ相談することで、時間と安心を守ろう

トイレの水漏れは、早めにプロへ相談することが時間と安心を守るうえで大切です。もし水漏れが発生したら、まずは落ち着いて応急処置をして、速やかに専門業者へ修理を依頼しましょう。

無理に自分で直そうとすると、水漏れの悪化や故障範囲の拡大、さらには床や壁への被害拡大を招き、結果として多くの労力や時間がかかってしまいます。特に水漏れが止まらない状況というのは、トイレの故障が深刻化しているサインです。自力で何とかしようとせず、早めにプロへ相談しましょう。

プロの業者に依頼することで、次の3つのメリットが得られます。


  • 根本的な原因の解決
  • 二次被害の未然防止
  • 修理後の確かな安心感


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