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トイレが詰まる原因とは?つまりの対処法などもご紹介します

公開日:2023.4.25 更新日:2024.4.5
トイレが詰まる原因とは?つまりの対処法などもご紹介します

トイレがつまって水が流れない、トイレでそんな事態が起きたら焦ってしまいますよね。トイレは生活に欠かせないものですので、こうしたトラブルは一大事です。
トイレ詰まりを発生させないためにも、トイレ詰まりの原因を知っておくことが肝心です。

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1. トイレが詰まるとどうなる?

トイレ詰まりの症状

トイレつまりで水が溢れている写真

トイレ詰まりが起きている場合、トイレに何かしら不具合が見られます。日頃からトイレを確認しておき、こうした症状が見られるかどうかチェックしておきましょう。

・便器内の水位の異常(水位の上昇または低下)
トイレを流した後の水位がいつもよりも高くなったり、逆に低くなったりした場合、トイレが詰まっている恐れがあります。
トイレの排水管内で何かが流れを妨げているため、通常の水の流れが妨害されます。詰まりがあると、水が排水管を通過できず、ボウル内の水位が上昇します。逆に、部分的な詰まりが空気の流れを妨げることで、水位が異常に低下することもあります。

・トイレの水の流れが悪い、または流れない
トイレを流しても水がゆっくりしか減らないか、全く流れない状態は、 最も明らかなトイレ詰まりの症状です。
詰まりが排水管を塞いでいるため、水と廃物が通過できず、便器内に留まります。

・異音がする
水を流したあとに、通常とは違う「ゴルゴル」という異音がすると詰まりのサインです。排水管内の詰まりや部分的な閉塞が、水の流れを不均一にし、異常な音を発生させます。

・悪臭がする
詰まったトイレは、不快な臭いを発生させることがあります。これは、排泄物が適切に流されずに停滞しているためです。
便器内や排水管内に排泄物が停滞すると、バクテリアの増殖や腐敗が進み、悪臭が発生します。これは単に臭いの問題だけでなく衛生的な問題のも発展する可能性があります。

・水があふれてくる
トイレが詰まると、流した水が排水管を通過できずにトイレの便器内に戻ってきます。これは詰まりが深刻な場合に起こります。
これが原因でトイレから水が溢れ、トイレや洗面所周辺の床が水浸しになることがあります。

これらの症状が見られたら、トイレが詰まっている可能性が高いです。簡単な詰まりならラバーカップや配管クリーナーの使用で直ることがありますが、改善しない場合は専門家に相談しましょう。

2. トイレが詰まる原因とは?

トイレの使用法に注意!メンテナンスも欠かさずに

転がったトイレットペーパーの写真

トイレつまりの原因として最も多いのがトイレットペーパーです。
トイレットペーパーは水に溶けやすいように設計されていますが、一度に流す量が多いほど、水に溶けるまでの時間が通常よりも長くなっていきます。そして大量のトイレットペーパーが溶けきる前に排水管で詰まりを引き起こす可能性があります。
トイレットペーパーを流す際には回を分けて流すことを心がけましょう。

次に、何かしらの異物をトイレに落としてしまうことで、水が流れなくなることがあります。
トイレ掃除をしている中で、スポンジやトイレの置物をうっかり落としてしまうことがあります。小さいお子様のいるご家庭であれば、遊具を落としてしまうことがあるかもしれません。
トイレ詰まりを発生させないためにも、日頃トイレを使用される際にものを落とさないよう注意することが大切です。

ペットを飼っている方であればトイレ砂にも要注意です。ペット砂によってはパッケージに水に流せると表示されているものもありますが、ペット砂には吸水性があり、トイレに流してしまうとトイレ内部の排水管に付着してしまいます。そのため、トイレ砂については別の場所で処理しておきましょう。

また、トイレや排水管の経年劣化が原因でトイレ詰まりが発生することもあります。
トイレを長年使用しているうちに、トイレの水が勢いよく流れなくなります。そうなるとうまく流れなかった排泄物が詰まってしまいます。長年の使用で、髪の毛や脂肪などが排水管に溜まり、詰まりの原因になることも。

排水管が古くなると、中のカルシウムの蓄積や錆などで狭くなったり、壊れたりすることがあります。これにより水の流れが悪くなり、詰まりやすくなります。

そのほか、トイレの詰まりを引き起こす一因として、尿石の蓄積が挙げられます。
尿石とは、尿中のタンパク質やカルシウムイオンなどが固まって形成されるものです。定期的にトイレの清掃を行わないと、この尿石が徐々に蓄積されてしまいます。

尿石は時間が経つほどしつこく固着し、除去が困難になります。トイレの使用方法に問題がなくても、排水管の表面に尿石が積もることもあるため、トイレは定期的にきれいにすることが重要です。

3. トイレが詰まらないようにするには

トイレ詰まりの予防法

トイレの写真

トイレ詰まりを直しても、またすぐに詰まってしまうような状態にしないためにも、予防対策を行うことは重要です。
トイレの詰まりを予防するためには、以下のような方法が有効です。

・適切なトイレットペーパーの使用
一度に大量のトイレットペーパーを使わないようにしましょう。特に厚手のペーパーは大量に流すと詰まりやすいので注意が必要です。

・トイレに不適切な物を流さない
トイレットペーパー以外の物(ティッシュペーパー、生理用品、おむつ、綿棒、プラスチック製品など)をトイレに流さないようにしましょう。

・トイレの定期的な清掃
定期的にトイレの掃除をして、尿石や汚れを取り除きましょう。

・水圧をチェック
トイレの水圧が低いと詰まりやすくなります。水圧が適切か定期的に確認してください。

・排水管の点検
特に古い家では、排水管の状態を定期的にチェックし、必要に応じて専門事業者に修理を依頼しましょう。

・家族とルールを共有
家族全員がトイレの正しい使い方を理解し、守るようにしましょう。

これらの予防策を講じることで、トイレの詰まりを大幅に減らすことができます。
もし万が一詰まりが発生した場合は、早急に対処し、必要に応じてトイレ詰まり事業者に依頼することが大切です。

4. 自分でできるトイレ詰まりの直し方

まずは自分でできる対処法を試してみてください!

ラバーカップでトイレつまりを直している写真

トイレットペーパーの詰まりであれば、お湯を流すことが効果的です。
お湯の温度は、40度~60度程度がベストです。あまり温度が高すぎると、温度に耐えきれずひび割れなどトイレが壊れる原因となるので注意が必要です。
お湯を流す際にはなるべく高い位置から流すとトイレットペーパーが流れやすくなります。

次に、多少溶けにくいものが詰まっている場合は、液体洗剤を使用するといいでしょう。
洗濯や食器用の液体洗剤にはタンパク質を分解する成分が含まれています。お湯を適宜流すことで、排泄物が溶けやすくなります。
先ほどと同様、お湯の温度は60度以下にするようにしましょう。
ただし、洗濯用の粉末洗剤はあまり効果が期待できません。必ず液体のものを使用してください。

また、処理がしにくい固形物を取り出す場合には、ラバーカップが役に立ちます。
使い方としては、便器の排水口に隙間ができないようラバーカップをくっつけます。そうしたらゆっくりと排水口に向かって押し、思いきり引き抜きましょう。これを排水構口に排水が引き込まれるまで続けてください。
便器に水が溜まっている際には、バケツで水をすくいながら作業しましょう。

5. 自分で対処するのが難しい時はトイレ詰まり事業者へ連絡しよう

トイレ詰まり事業者であれば問題を安全かつスピーディーに解決してくれます

ラバーカップでトイレつまりを直している事業者の写真

ここまででご紹介してきた方法でトイレの水の流れを元通りにできる場合は多いです。
ただし、それでもトイレつまりが解消されない場合には専門事業者に相談しましょう。

トイレ詰まり事業者の作業時間については、作業にかかる時間が短い時は30分ほどで完了します。
しかし詰まりの原因を究明する際に時間を要する、便器を取り外すなどの大掛かりな作業が伴うのであれば、数時間かかる場合もあります。
事業者が作業に取り掛かる前に、あらかじめおおよその時間の目安も確認しておくといいでしょう。

また、トイレ詰まり事業者に依頼した際に気になるのが料金です。
業務の依頼費用には、作業料金に加え、基本料金と出張費がかかります。作業にそこまでの時間を要しないのであれば、1万円以下に費用を抑えることができます。
一方で便器の取り外しなど手間のかかる作業が伴うのであれば、数万円ほどの費用が発生します。
現在では多くの業者がインターネット上で作業料金の目安を公開しています。あらかじめホームページでチェックされるといいでしょう。

トイレ詰まり事業者を選ぶ際には、必ず複数の業者の見積もりを比較しておきましょう。
多くの水道業者では無料で見積もりを行っています。時間があれば、まずは複数の業者から見積もりを出しておきましょう。そうすることで費用を安く抑えることが可能です。

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