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ウォシュレットの水漏れ原因とは?対処方法や業者の修理費用も解説

公開日:2022.4.1 更新日:2024.4.15
ウォシュレットの水漏れ原因とは?対処方法や業者の修理費用も解説

昨今ではあらゆるご家庭に普及しているウォシュレット。日頃から利用されている方もいらっしゃるでしょう。
そんなウォシュレットですが、時として水漏れが発生してしまうことも。

今回はウォシュレットの水漏れが起きる原因や対処方法、業者の修理費用についてご紹介します。

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1.ウォシュレットの水漏れ箇所と原因

水漏れしやすい場所

ウォシュレットのリモコンのボタンを押している写真

ウォシュレットは数多くの精密な部品から構成されていることから、些細な不具合で水漏れが発生することがあります。
ウォシュレットの水漏れしやすい箇所とその原因は次の通り。

・洗浄ノズル
ウォシュレットの中でも最も水漏れが発生しやすい場所です。
もしここから水が垂れてくるようでしたら、バルブユニットと言われている箇所が故障している可能性があります。

こちらの修理に関しては個人で対応するのが非常に難しいため、なるべく業者に修理を依頼した方がいいでしょう。

・温水タンク
洗浄ノズルとともにウォシュレットの中でも水漏れが発生しやすい箇所。内部は精密な機器により構成されていることから、なるべく業者に対応してもらうのが得策です。

・結合部分
ホースや配管といった結合部分は緩みやすく、ウォシュレットの横から水漏れが発生してしまうことがあります。
もし緩んでいるようであれば、レンチを使ってしっかりと締めておくようにしましょう。

・ボタンからの水漏れ
時としてウォシュレットのボタンや操作パネルからの水漏れが発生することがあります。その場合はウォシュレットの内部にある部品が壊れてしまっているかもしれません。
内部の部品は個人で取り寄せ不可能ですので、業者に対応してもらいましょう。

2.ウォシュレットの水漏れをそのままにすると

水漏れによって起きること

水漏れしているウォシュレットの写真

人によってはウォシュレットから少量の水漏れが発生しているだけだと、しばらくはそのままに放置してしまうかもしれません。
しかしごく少量の水漏れであっても、決して油断してはいけません。些細な水漏れにより次のような問題が発生することがあります。

・電気料金の高騰
ウォシュレットから水漏れがした時にまず気を付けなければならないのが電気料金。 垂れてくる水の量が少なかったとしても、それが続くとかなりの金額になります。
水道料金は使用するたびに料金が上がるので、貯留水が少ないタイプでも月当たり6,000円以上はかかります。

また、水量の多いトイレを使用されていますと、月当たり60,000円以上の水道料金が発生してしまうことも。

・クロスの腐食
多くのご家庭ではトイレの下に水滴が垂れないようにクロスを敷いていることが多いでしょう。
ウォシュレットからの水漏れを放置していると、敷いてあったクロスが濡れてしまうことになります。

・カビ
ウォシュレット本体や結合部分で水漏れが発生すると、その周りにカビが生えてきます。一度は生えるとトイレ中にカビが広がる恐れがあるので、早めに掃除しておきましょう。

・結露
便器やその周りについた水滴は室温と便器の温度差によって結露することがあります。結露はカビの原因にもなりますので、早めに対処しておく必要があります。

3.ウォシュレットの水漏れの対処法

主な対処法

ウォシュレットのリモコンの写真

万が一ウォシュレットから水漏れが発生してしまっていたら、すぐに応急処置を施しておくことが大切です。

水漏れを放置しておくと、水が飛び散った箇所の掃除やカビの除去などをやらないといけません。面倒な作業を増やさないためにも出来る限りのことをやっておきましょう。

▼対処方法
まずは水を出している止水栓を閉めておきます。止水栓が止まっていれば、しばらくは水漏れを止めておくことができます。

ウォシュレット内部からの水漏れであれば、トイレをつないでいるプラグを抜いておくようにしましょう。

給水ホースなどのつなぎ目が緩んでいるようであれば、スパナをはじめとした工具を使用してボルトをしっかり閉めておきます。
もし つなぎ目箇所を締め直しても水漏れが続くようであれば、パッキンを新しくする必要があります。

▼ノズルから水漏れする場合
ウォシュレットのノズルから水漏れがする場合は、新しいノズルに替えておく必要があります。

交換手順としては、まずノズル洗浄ボタンを押して、ノズルを出します。出てきたノズルを左に回して引き出しておきます。

引き出したら新しいノズルを取付けます。
間違ったやり方を行ってしまうと故障することがありますので、説明書をよく読んで慎重に行うようにしましょう。

最後に確認として、洗浄ボタンを押して水漏れがなければ終了です。

4.ウォシュレットの水漏れを防止する方法

日頃からやっておくべきこと

ウォシュレットの便座を掃除している写真

ウォシュレットによる水漏れを防ぐためには、毎日の心がけが大切。きちんとトイレを管理しておけば水漏れせずに使い続けることができます。

水漏れ防止のためにやっておくべきことは次の通り。

・換気をしておく
ウォシュレットの水漏れ予防にあまり関係ないと思われるかもしれませんが、室内の換気はとても大切。
ウォシュレットを構成している部品は温度や湿度の変化に敏感であり、これらの変化によって劣化が早まったりカビが発生してしまったりすることがあります。

こうしたことから、トイレのある室内は常に換気しておくことが大切です。換気扇はいつも稼働させる、換気扇がなければ窓を開けておくなどの対策をしておきます。

・きちんと掃除しておく
ウォシュレットのノズルは汚れが溜まりやすく、故障や詰まりが発生すると水漏れが起きる原因となります。
ノズル部分を掃除される際には中性洗剤やウォシュレット専用クリーナーで薄めたスポンジを使って、それをきれいにしていきます。

また、ノズルシャワーをきれいにしたい場合は、使い古した歯ブラシを使ってシャワー穴やその周りをきれいにしていきます。
もしノズル掃除機能のないウォシュレットであれば、手動でノズルを引き出しましょう。

5.ウォシュレットの水漏れは専門業者にお任せ

業者に依頼した場合の修理費用相場

費用相場のイメージ写真

ウォシュレットによる水漏れが発生した場合の修理費用はいくらになるのでしょうか。
修理にかかるお金に関しては製造メーカーか修理の専門業者かによって異なります。

メーカーの場合ですと、相場としては10,000~15,000円。これ以外にもご自宅までの出張費用が5,000円追加されます。

トイレ修理の専門業者に依頼した場合は、必要な故障個所ごとに、5,000~10,000円 ほどかかります。

ただし、これらの費用はあくまでも目安であり、修理が必要な箇所によってはこれよりもさらに高くなることも。
ウォシュレットの水漏れを直してもらうにはお金がかかりますが、修理費用を少しでも安くする方法があります。

それは無料見積もりを活用すること。見積もりには作業内容とそれにかかる費用が詳しく記載されています。
もし提示された費用に納得できなければ、その場でお断りすることができます。
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その他オンライン割引や期間限定の割引キャンペーンなどを実施している業者もあります。
お住まいのエリアにそうしたキャンペーンが利用できるところがあるかチェックしてみましょう。

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