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外は涼しいのに部屋が暑い?原因とすぐできる対策&解決策

公開日:2025.8.19
外は涼しいのに部屋が暑い?原因とすぐできる対策&解決策

「夕方になると外は涼しいのに部屋が暑い」と感じる人は少なくありません。外気温が下がっても室内の温度が高いままなのは、建物内部に熱がこもってしまうことが原因の一つです。

この記事では、なぜ部屋に熱がこもるのかという主な要因を分かりやすく解説します。さらに、窓の開け方や換気の工夫などすぐに実践できる対策から、二重窓の設置や屋根・外壁の遮熱リフォームといった根本的な解決策まで幅広く紹介します。また、リフォームを検討する際に押さえておきたい業者選びのポイントについても説明しています。

自宅で「外は涼しいのに部屋が暑い」と感じている方は、ぜひ参考にして生活空間の快適性を取り戻してください。

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1.外は涼しいのに部屋が暑い理由

熱がこもったり湿度が高かったりするのが原因の一つ

部屋の中で暑そうにしている女性の写真

夕方になって外は涼しいのに部屋が暑いと感じるのは、多くの家庭で見られる現象です。この不快な状態には、いくつかの代表的な原因があります。

■昼間に蓄積された熱が放出されている
建物の素材や構造によっては、日中に吸収した熱が夕方以降にゆっくりと室内に放出されます。特に鉄筋コンクリート造のマンションでは壁や天井が熱をため込みやすく、夜になってから室温が下がりにくい傾向があります。また、南向きの部屋では日差しの影響で屋内の気温が外気温より高くなることも少なくありません。

■窓からの熱の侵入が大きい
室内に入る熱のうち、約7割以上が窓から侵入するといわれています。南向きや西向きの窓は日射時間が長く、室内に熱を多く取り込みやすい特徴があります。ガラス越しに差し込む太陽光が部屋を暖め、夕方以降も熱がこもってしまう原因となります。

■空気の流れが悪く熱が逃げにくい
窓や換気口が少なかったり、周囲に高い建物があると風通しが悪くなり、こもった熱が外に逃げにくくなります。空気の循環が滞ると湿気もたまり、体感温度が上昇します。特に窓を閉め切ったまま外出していた場合、帰宅時に室内がムワッと暑い空気で充満していることもあります。

2.外は涼しいのに部屋に熱がこもるときの対策

カーテンを閉めたり換気をしたりして対策を

扇風機で涼む猫の写真

夕方になって外は涼しいのに部屋が暑いと感じるときには、室内に熱を取り込まない工夫と、こもった熱を逃がす工夫の両方が求められます。

■カーテンで日差しと熱の侵入をブロック
もっとも手軽で効果が高いのはカーテンによる遮熱です。日中に外出する前に遮光カーテンや遮熱カーテンを閉めておけば、室内への太陽光の侵入を大幅に抑えられます。特に南向きや西向きの窓は日差しを長時間浴びるため、厚手のドレープカーテンが有効です。さらに、すだれやサンシェード、シャッターなどを利用して窓の外側から日差しを遮ると、ガラス面自体が熱を持ちにくくなり、部屋の温度上昇を防ぎやすくなります。

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■帰宅後はすぐに換気して熱と湿気を逃がす
「外は涼しいのに部屋が暑い」と感じたときには、まず換気を行いましょう。窓を1か所開けるだけでなく、対角線上にある窓やドアを同時に開けると、風の通り道ができて効率よく熱気を外に押し出せます。さらに、サーキュレーターや扇風機を活用して空気を循環させると、体感温度が下がりやすくなります。扇風機を窓の外に向けて設置すると、部屋にこもった熱気を押し出す効果も期待できます。



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■家電の熱源にも注意
意外と見落としがちなのが家電製品から出る熱です。テレビやパソコン、冷蔵庫といった電化製品は稼働中に熱を放出しており、室温が下がりにくい原因になります。使用していないときには電源を切るようにし、照明をLEDなど発熱量の少ない器具に切り替えると、室内の暑さを和らげることにつながります。

3.外は涼しいのに部屋が暑い場合は家のリフォームで根本的な解決を

二重窓や屋根の遮熱塗装で気密性や断熱性を高める

ペアガラスの写真

こまめな換気や遮熱カーテンといった対策をしても外は涼しいのに部屋が暑い状態が続く場合、建物そのものの構造に原因があるかもしれません。根本的に解決したいなら、リフォームによって断熱性や遮熱性を高める方法が効果的です。

■窓の性能を見直して熱の侵入を防ぐ
室内に入る熱の約7割は窓からといわれています。そのため、既存の窓の内側にもう一枚窓を設置する「二重窓」にすると、空気の層が断熱材の役割を果たし、外からの熱気や冷気を遮りやすくなります。また、ガラスに断熱フィルムや遮熱コーティングを施す方法も有効です。これらは夏の暑さ対策だけでなく、冬の寒さ軽減や結露防止にもつながるため、一年を通じて快適な室内環境を実現できます。

■屋根や外壁の遮熱・断熱リフォームで熱をためこまない
建物全体の熱を抑えるには、屋根や外壁のリフォームが効果的です。たとえば「遮熱塗装」は、太陽光に含まれる赤外線を反射する塗料を屋根や外壁に塗布し、表面温度の上昇を抑える工法です。また、屋根裏に遮熱シートを施工すれば、日中の強い日差しで発生する熱を室内に伝えにくくなります。断熱材と併用することで、さらに高い効果が期待でき、夏の暑さだけでなく冬の寒さ対策にも役立ちます。

4.お部屋の暑さ対策はリフォーム業者へ相談しよう

相見積もりで相性の良い優良業者を探す

笑顔でヒアリングを行う業者の写真

暑さ対策を試しても外は涼しいのに部屋が暑い状態が続くなら、住宅自体の断熱・遮熱性能に問題がある可能性があります。そのような場合は、リフォーム業者へ相談して根本的な改善を検討するとよいでしょう。

■相見積もりを取ることが大切
リフォームの費用や内容は業者によって大きく異なります。一社だけに依頼すると相場感が分かりにくいため、必ず複数社から見積もりを取りましょう。料金や施工内容を比較できるだけでなく、不要な工事や過剰なオプションを避けやすく、適正価格での契約につながります。

■リフォーム業者を選ぶときのポイント
金額面だけでなく、業者の「実績」や「専門分野」も重要です。断熱リフォームの経験が豊富な会社であれば、遮熱材や断熱材の選び方、施工方法について的確な提案をしてくれます。また、打ち合わせの際に質問へ丁寧に答えてくれるか、強引な契約を迫らないかなど誠実な対応ができるかどうかも確認しましょう。施工中や施工後のトラブルを防ぐためには、信頼できる業者を見極めることが欠かせません。

さらに、口コミやSNSでの評判、過去の施工事例を調べるのも有効です。第三者の評価を参考にすることで、安心して任せられる業者を選びやすくなります。

5.まとめ|外は涼しいのに部屋が暑いときの解決法

原因を知り、対策とリフォームを組み合わせよう

冷たいテーブルの上に寝転んで涼むキジ猫の写真

夕方になって外は涼しいのに部屋が暑いと感じるのは、昼間に蓄積した熱や窓からの熱の侵入、空気の流れの悪さなどが原因です。遮熱カーテンや換気、サーキュレーターといった手軽な方法で改善できる場合もありますが、効果が薄い場合には二重窓の設置や屋根・外壁の遮熱リフォームといった根本的な改善が必要です。

リフォームを検討する際には、複数の業者から相見積もりを取り、実績や専門性、対応の丁寧さを確認することが大切です。口コミや施工事例も参考にしながら、信頼できる業者を選びましょう。

適切な原因把握と対策を組み合わせれば、外は涼しいのに部屋が暑いという不快な状況から解放され、快適な住環境を取り戻せます。

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