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合鍵に関して鍵屋が必要になる状況とは

公開日:2021.10.29 更新日:2024.4.4
合鍵に関して鍵屋が必要になる状況とは

合鍵で鍵屋が必要になる状況や関連する情報を分かりやすく紹介します。これに関して鍵屋が必要になるという事は、何らかのトラブルが発生した時や新規で合鍵を作りたい時ですね。合鍵の作製に関してはホームセンターでも行っているため、そちらを利用された経験がある方も多いと思います。合鍵作製は一見簡単なようで、きちんと作らないと後にトラブルの原因にもなります。ここからは鍵屋に依頼して合鍵を作製する費用や注意点などを紹介しますので参考にして下さい。

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1. 合鍵のトラブルを鍵屋に解決してもらう費用はいくら?

合鍵のトラブルを鍵屋に解決してもらう費用は鍵の種類によって違います

鍵が折れてしまった写真

この鍵を使っても解錠できなくなった場合やシリンダーの中で折れてしまった時には鍵屋の出番です。シリンダーの中で折れた場合は、その鍵を取り出すことから始めなくてはいけません。その費用はすべて含めて8,000円から20,000円です。

古い合鍵でタンブラーが傷ついている場合は交換になりますので、約30,000円です。合鍵が曲がったり山が摩耗した場合は新たに作成する必要があり、費用としては両端がギザギザの鍵で300円から700円、片方がギザギザの鍵は300円から1,000円、ディンプルキーは2,000円から4,000円となっています。

例えば、ディンプルキーで解錠途中に折れてしまい、鍵開けと合鍵の作製を依頼する際の費用は10,000円から24,000円という事になります。

お伝えした費用に差があるのは鍵の種類によって違うからです。簡単な鍵ほど安く、防犯性能が高くなるにつれ費用も値上がりします。

この鍵を作製する費用の相場は紹介した通りなのですが、鍵屋によっては出張料金や見積もり料金、その他の雑費などが別で請求されることもあります。後になってトラブルにならないためにも、今回紹介した相場をもとに、全ての料金を開示している鍵屋に依頼しましょう。

2. 合鍵の修理などを鍵屋に依頼した場合の作業時間

合鍵の修理や交換を鍵屋に依頼した場合の作業時間は平均3分から5分です

時間のイメージ写真

この作業を鍵屋に依頼した際の時間は、鍵の種類によって大きく異なりますので、個別に紹介していきます。

まず両端がギザギザしているディスクシリンダー錠の合鍵作成時間は3分から5分です。片方だけギザギザしているピンタンブラー錠の作製時間も同じく3分から5分、ディンプルシリンダー錠でしたら20分から60分です。

KABAstarneoやアルファFBロックは鍵屋で合鍵を作製することが出来ませんので、メーカーに注文後一週間から二週間程度の時間が必要となります。

ここまで紹介したのは、あくまでも作業を開始してからの時間です。そのため鍵屋と作業現場の距離や依頼する時間帯によってかなり差が出ます。また天気や道路状況によってはさらに時間が必要です。

シリンダー内に折れた鍵が残っている場合は、取り出す時間も必要になりますので、その辺りも事前に鍵屋に伝えておきましょう。

迅速に合鍵を作製してもらうためにも、鍵屋に依頼する時はメーカー名と型番は必ず伝えて下さい。そうしておかないと対応していない鍵屋が来てしまう事があります。特にKABAの鍵はKABAクラブという団体に所属している鍵屋しか、合鍵を作ることが出来ませんのでご注意下さい。

今回紹介した作業時間はあくまでも目安ですので、鍵屋に連絡する際は時間に余裕を持って行うことをおすすめします。

3. 合鍵トラブルでの鍵屋利用に保険は適用される?

合鍵にまつわる鍵屋の利用に保険は適用されません!盗難の場合は適用されることも

保険のイメージ写真

合鍵にトラブルが起きた時の鍵屋利用で保険金が支給されることはほぼありません。鍵を開けようとして合鍵が折れた場合は、保険で補償することは出来ませんし、紛失についても同様です。ただし、合鍵を盗まれた時は火災保険が適用されることがあります。

盗まれた合鍵で部屋の中のものが取られるなどの被害が起きた場合は、鍵の交換も含めて保険が適用になることがあります。

ここで疑問になるのが紛失と盗難の違いですね。この線引きは非常に難しいですし、グレーゾーンも存在しますので、出来るだけ早く保険会社に相談して下さい。

保険が適用される場合は、指定の鍵屋に依頼しなくてはいけない場合が多いです。合鍵作製時に品質保証のされている商品をお使いの方はそちらの鍵屋に連絡して下さい。勝手に直して後から連絡すると保険金の支払いが無くなることがあります。

賃貸物件にお住まの方で合鍵を作る場合は、オーナーの許可がいることもありますので、鍵屋に依頼する前に連絡しておきましょう。

ここまで合鍵で保険が適用されるケースを紹介しましたが、火災保険には免責があります。費用が免責金額を超えていない場合は、保険金を受け取ることが出来ません。いざという時のために年に一回は保険証券を確認しておきましょう。

4. 合鍵トラブルで鍵屋を利用する際の注意点

合鍵で鍵屋を利用する際の注意点や対策を分かりやすく紹介します

キーリングにつけられた合鍵の写真

最初の注意点として紹介するのは、鍵屋の選び方です。鍵屋には電話で呼ぶものからショッピングモールやホームセンターのテナントに入っているものまで様々な種類が存在します。商店街などでは昔ながらの鍵屋もありますね。

合鍵のトラブルが発生した時には、それらの中から選ぶ訳ですが、注意しておかないと高額請求や施工後の不具合などが起こることがあります。

それと先ほども紹介しましたが、一部の鍵メーカーの合鍵は代理店登録をしている鍵屋しか作ることが出来ませんので注意しましょう。

次の注意点として紹介するのは、キャンセル料です。特に急いでこちらに来たがる鍵屋にはご注意下さい。相手のペースのままこちらに来られ、金額が高いと断るとキャンセル料を請求してくる鍵屋もいます。これらのトラブルを発生させない対策としては、最初に金額だけを知りたい旨を伝えることと、それを知るまで絶対に住所や氏名、電話番号を教えないことです。

ここでの注意点として最後に紹介するのは、セキュリティカードです。防犯性能の高いディンプルキーなどには、セキュリティカードというものが存在します。これは簡単に合鍵を作らせないためのものなのですが、最近はこのカード無しで合鍵を作ることが出来る鍵屋が存在します。確かに便利なのですが、悪用される可能性がゼロではありませんので、よほどのことが無い限り利用することは避けましょう。

5. 合鍵に関する鍵屋の情報のまとめ

合鍵作製などで鍵屋を利用する情報のまとめとアドバイスをお伝えします

住宅の合鍵の絵

この作業を鍵屋に依頼する時の費用や注意点などを紹介してきましたが、最後にアドバイスも兼ねてポイントを紹介します。

お手持ちの鍵の種類によっては鍵屋で合鍵を作ることが出来ないこともありますので、依頼する前に電話やメールで問い合わせてみましょう。合わせて費用の確認もしておくことをお勧めします。

防犯のことを考えても合鍵は非常に重要ですので、信頼できる鍵屋に作製してもらう事が最も重要です。

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