雨樋の破損の対処法や修理相場などをご紹介します!
公開日:2021.11.2 更新日:2024.4.11
最近雨樋が破損していてお悩みではないでしょうか?
雨樋が壊れたまま放置していると、地面が劣化したり水でぐちゃぐちゃになったりするなど深刻なトラブルにつながります。
ここでは雨樋が破損したときの対処法や相場などを解説します。
この記事をきっかけに雨どいを気にするきっかけになれば幸いです。
最近雨樋が破損していてお悩みではないでしょうか?
雨樋が壊れたまま放置していると、地面が劣化したり水でぐちゃぐちゃになったりするなど深刻なトラブルにつながります。
ここでは雨樋が破損したときの対処法や相場などを解説します。
この記事をきっかけに雨どいを気にするきっかけになれば幸いです。
雨樋は屋根の雨水を集めて排水する設備ですが、破損したまま放置するとお家にさまざまな問題が起こります。
まず挙げられるのは外壁への影響です。
雨樋が無いと雨水が壁面をつたって流れるため、外壁の劣化が早まります。
また、元々外壁が劣化して塗装がはがれていた場合、内部に水が浸入して家の木材などが腐食してしまう可能性もあります。
次に地面への影響が挙げられます。
同じ箇所に雨水が落ち続けることでコンクリートが侵食したり、土壌が崩れたりするなどの影響があります。
土壌が崩れるとお家全体の地盤にも影響しますので、放置せず早急に修理を行ってください。
雨樋の修理をできれば自分でやりたいと考える方は多いと思います。
雨樋に穴があくなど破損した場合は、雨樋を交換する必要があるので、修理事業者に依頼する必要があります。ただ、修理してもらうまでの間の応急処置は自分でもできるので、その方法をご紹介します。応急処置としてできることをご紹介します。
雨樋の割れや穴でしたら雨樋用の接着剤やコーキング剤を使うことで自分でもふさぐことができます。
コーキング剤は乾燥するとゴムのように固まるもので、百均でも売られています。
それでも不安な場合は、アルミテープを使ってみてください。らせん状に巻いていき補強します。
あくまでこれらは応急処置なので、雨樋の破損に気付いたらできる限り早く修理事業者に依頼するようにしてください。
雨樋の修理を修理事業者に依頼したときの相場をご紹介します。
・足場不要の一部補修:1箇所につき10,000~30,000円程度
・足場不要の部分交換:1mにつき10,000~100,000円程度
・足場が必要な部分修理:60,000~300,000円程度
・雨樋全体交換:200,000~700,000円程度
足場が必要になるのは高所での作業や大規模な修理が必要になった場合です。
雨樋の全体交換については高額ですが、長い目で見ると安くなることが多いです。経年劣化が原因の場合や大規模な破損がある場合も交換になるでしょう。
当たり前ですが地域によって天候や降水量に違いがあります。
地域が同じでも、お家の場所によって日光の当たり具合も当然違いますよね。
雨樋はお住まいの気候に合わせた素材を選ぶことで劣化が抑えられて、長く使用できます。
修理事業者にお願いすれば適切な素材の雨樋を選んでくれます。
工期のことも事前に考えておきましょう。
ひとつ前の項目で、足場を組むかどうかで費用が変わるとお伝えしましたが、工期にも影響することにも注意してください。
部分修理であれば長くて1日程度、全体の修理や交換の場合は1~2日程度です。しかし足場を組んで雨樋の修理をする場合は2~4日程度に工期が伸びます。
足場を組む工事をすることになった場合は事前に建物近くの車を移動しておき、庭の植え替えが必要かどうかも修理事業者に確認しておきましょう。
雨樋が破損したとき、早く直すことを考えて1つの修理事業者に見積もりをお願いしがちです。
急いでいる気持ちはわかりますが、3社程度見積もりしてもらってください。
1社のみで決めてしまうと相場が把握できないので、高くつく可能性があります。
加えて修理事業者によってはアフターメンテナンスの有無に違いがありますし、出張料・見積もり料が必要な修理事業者もあります。
見積もりを見比べてよく検討しましょう。