換気扇の油汚れの落とし方をご紹介! 汚れの防止方法も♪
公開日:2022.4.28 更新日:2024.4.10
揚げ物を調理する時に欠かすことのできない存在である換気扇。ですが、気づかない間に使用した油が換気扇に飛び散っています。今回はそうした換気扇に付く油汚れを簡単に掃除する方法をご紹介。また頑固な油汚れを防止する方法についても解説します。
揚げ物を調理する時に欠かすことのできない存在である換気扇。ですが、気づかない間に使用した油が換気扇に飛び散っています。今回はそうした換気扇に付く油汚れを簡単に掃除する方法をご紹介。また頑固な油汚れを防止する方法についても解説します。
お肉を焼いたり、天ぷらを揚げたりする時、油分を含んだ蒸気が沸き上がります。この油分を含んだ蒸気こそ厄介な油汚れになります。また空気中には肉眼では確認しづらいほこりやチリも漂っています。これについても厄介な換気扇汚れの原因になります。
毎日換気扇を回していると、そうした空気に含まれているほこりやチリも一緒に吸収してしまいます。これが蓄積されると、油汚れと組み合わさり、ベタベタとしている頑固な汚れへと変化することになります。
このベタベタした油汚れは取るのは面倒であり、掃除をするのも大変です。換気扇に付いているレンジフードカバーについても油汚れに注意しておかなければなりません。食べ物を調理していると、気がつかない間に油汚れが飛び散っていることがあります。特にレンジフードはそうした油汚れが付きやすい位置にあります。この他、換気扇内部にあるファンにも油汚れが吸い込まれていることがあります。
以上のことから、換気扇は定期的に掃除をしておく必要があります。面倒ではあるものの、本体を部品ごとにきちんと分解しておいてしっかり清掃しておかなければなりません。
・悪臭
フィルター部分に汚れが付着していると、換気扇の吸引力が低下します。そうなると空気中に漂っている料理の臭いがそのまま残ることになり、時間が経つとそれが悪臭へと変化します。
・カビの発生
またファンの回転効率が悪くなることによってカビが発生しやすくなります。調理している場所の空気の流れが良くないと湿気がこもりやすくなり、カビにとって繁殖しやすい環境が出来上がってしまいます。
・換気扇本体の故障
換気扇の不具合や故障を引き起こしたりといった弊害が発生することにもつながります。油汚れには水分が含まれているため、それがサビや腐食などをもたらす可能性があります。これがつづくと換気扇本体に不具合が生じ、故障につながってしまいます。
・食中毒
この他には換気扇に溜まっている油汚れが調理している中で食べ物に落ちてしまい、それが食中毒の原因となる可能性も。
・火事
換気扇に付いている油が酸化して、引火を引き起こしやすくなります。場合によってはガスコンロの火によって火災が引き起こされることがあります。
まずは掃除道具を用意します。換気扇掃除に必要となる道具は次の通り。
・ゴム手袋
・ドライバー
・汚れていないスポンジ
・雑巾
・新聞紙
・台所用洗剤
道具が用意できたら、掃除を開始します。換気扇を動かしたままだと掃除をすることができませんので、電源が切れているかどうか確認しておきます。誤ってスイッチに触れる可能性も考えられますので、コンセントは必ず抜いておきましょう。
フィルターから掃除していきます。ドライバーでネジを取りましょう。外したフィルターは新聞紙の上に置きます。奥にあるカバーやファンも取り外します。カバー奥にあるネジをドライバーを使って外します。一通りの部品を外し終えたら、換気扇を掃除していきます。フィルター部分に洗剤を吹き付けていきます。洗剤を吹き付けたら、洗剤が浸透するまで10分間そのままにしておきます。
10分後、スポンジで洗い流します。洗い終わったフィルターは新聞紙の上に敷いておいて乾燥させておきましょう。フィルターを乾燥させている間に、換気扇本体を掃除します。洗剤を付けた雑巾で本体の奥までしっかり拭いておきます。
・使い捨てフィルターを活用する
もし頻繫に油汚れの掃除を行うのが面倒くさい、という場合は使い捨てフィルターが役に立ちます。最近ではインターネットのオンラインショッピングで気軽に購入することができます。使い捨てですので、油汚れが気になったらすぐに取り替えることができます。また厄介なゴミやチリも一緒に吸着してくれますので、掃除をする時も楽々。ただし、フィルターの種類によっては換気が悪くなる場合もあります。商品ごとの素材や特性などをきちんと把握しておき、最適なものを選びましょう。
・コーティング剤を使う
レンジフード用のコーティング剤が市販されていて、厄介な油汚れを付きにくくしてくれます。使用方法についてはいたって単純で、換気扇を掃除したらスプレーを吹き付けておきます。スプレーしたら雑巾で全体に満遍なく塗り付けましょう。こうすることで油汚れがだいぶ付きにくくなります。またコーティング剤だけではなく、ヘアリンスや柔軟剤も汚れを付きにくくするのに役に立ちます。フィルターやファンに付けてみるといいでしょう。
しかし、それでも「ベトベトした油汚れに触れたくない」、「仕事が忙しくてできれば換気扇掃除にかける時間を省きたい」という方も多いかと思います。
そんな時に頼りになるのが換気扇掃除の専門業者。専門知識と経験が豊富なお掃除のプロフェッショナルが作業を行いますので、ご自分で作業するより安全かつ確実です。目安としては半年に1回程度業者へお掃除を依頼されるといいでしょう。
スタッフがご家庭まで駆けつける際に出張料が加算される可能性がありますので、依頼される場合はご自宅から近いところにある業者に連絡するのが望ましいです。
業者を選ぶ際には、担当者としっかりとやり取りを行うことが肝心。作業内容について親切かつ丁寧に説明していただける業者であれば、しっかりと換気扇を掃除してもらえるでしょう。インターネットの口コミも業者選ぶ際の参考になります。業者のホームページや口コミサイトには依頼された方の声が掲載されていることがあります。
また最近は無料見積もりを実施しています。お時間に余裕があれば複数社で見積もりを取ってみて比較検討してみてみましょう。換気扇掃除でお困りでしたら、まずは専門業者に連絡することをおすすめします。