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犬の最期とは?最期に見せる兆候や飼い主が取るべき行動について

公開日:2022.2.28 更新日:2024.4.10
犬の最期とは?最期に見せる兆候や飼い主が取るべき行動について

大切な家族の一員として一緒に過ごしてきた犬にも、いずれ最期の時が訪れます。
飼い主としてやるべきことはその兆候を見てあげた上で、それに対して適切な対応をとってあげること。

今回はそんな犬が最期を知らせるサインやそれに対して飼い主が取るべき対応についてご紹介します。

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1.犬の寿命はどのくらい?

平均寿命は10~15歳

部屋でくつろいでいる犬の写真

犬の最期を見極める上で重要なのがおおよその寿命を知っておくこと。一体平均何歳まで生きるのでしょうか。

飼い犬の平均寿命は11~15歳と言われています。
寿命の差は犬種によって異なり、大型犬であれば11~13歳、小型犬であれば12~15歳、Mix犬は14歳前後となっています。

犬の年齢は人間に置き換えた場合、生後2年で22~24歳に到達すると言われています。そして3歳から1年経過するたびに4歳ずつ歳をとっていきます。
生後7年~10年になるとシニアになります。ちなみにギネス記録で登録されている犬の最高齢は29歳です。

犬に関しては室内飼いの方が長生きしやすいと言われています。
これは近年犬の寿命が延びた要因として生育環境の向上があり、室内で飼う方が安全に育てられるからです。
外で飼うのに比べ、太陽光による熱中症や感染症などさまざまな被害から身を守ることができます。
また、室内で一緒に暮らした方が飼い主の目に届きやすいので、いち早く異変に気付いてあげることができます。

犬の寿命に長さの捉え方は人によって異なりますが、一番大切なことは出来るだけ長く生きてもらうこと。
予防接種はもちろんのこと、定期検診を受診したり、犬種や年齢に合った食事を提供してあげたりなど、健康に配慮しましょう。

2.老犬の特徴

老犬の行動パターン

飼い主の横でソファに寝ている犬の写真

犬はシニアの年齢に達するとさまざまな兆候を見せるようになります。
愛犬が最後まで出来るだけ健やかに過ごせるように、配慮しながら一緒に暮らしていきましょう。

・筋力が低下していく
人間の場合でもそうですが、高齢になることで足腰が弱くなっていきます。
足腰が弱くなると外を歩いたり、階段を昇り降りしたりする速度がゆっくりになっていきます。

また、年齢が上がっていくと散歩や運動をするのが億劫になっていき、寝たきり状態になる場合もあります。

・食欲が低下する
高齢になってくると、若い時と比べて食べる量が少なくなります。
これは高齢化に伴い内臓や代謝の機能が低下するためであり、食欲が落ちてくると食事から得られるエネルギーが少なくなり、体調不良になりやすくなります。

・感覚機能が低下する
犬は高齢化すると老化性の白内障や、難聴により五感が鈍くなっていきます。
名前を呼んでみても反応がない、など兆候として表れてきます。

・疾患のリスクが上がる
老犬になると認知症に伴い、物忘れや性格の変化などが見られるようになります。免疫機能も低下しているため、日和見感染症などのリスクが高まっています。

また、体力の低下で内分泌疾患や腎臓病といった病気が悪化しやすいです。

3.犬が最期に見せる兆候

主な兆候

飼い主に抱きかかえられている犬の写真

もし愛犬に最期だと思われる様子が確認できた場合、飼い主としてできることがあります。
残りの短い期間を健やかに過ごさせてあげるためにも、飼い主としてやれることをやっておきましょう。

・出来るだけ一緒に長くいてあげる
大切な家族ですので長くいてあげることが大切です。
外出できそうな時は散歩をしたり、頭をなでてあげるなどスキンシップをしたりしましょう。

・声をかけてあげる
ペットは体調とは関係なく、自分の名前を呼ばれると喜びます。
たとえ反応が見られなくても、愛犬の名前を呼びかけてあげることが大切です。

・安心して休める環境を整える
なるべく健やかに過ごさせてあげるために、就寝環境をしっかり整えてあげます。
おもらしで汚れてしまった時はすぐに周りをきれいにしてあげる、休みやすいようにクッションを用意してあげる、などしておきます。

体調不良でお風呂に入るのが難しい時は濡らしたタオルで体を拭いてあげます。

・好きな食べ物をあげる
獣医師から食事制限がなければ、愛犬が好きな食べ物を食べさせてあげます。
なお飲み込む力が低下しているので、食べやすいように細かくしてあげることが必要です。

・好きな人や友達に合わせてあげる
犬は自分が好きな人や友達の犬などに会えると喜びます。

4.犬の最期に飼い主が取るべき対応

飼い主がやるべきこと

タオルをかぶって寝ている犬の写真

愛犬が最期になった際には葬儀の準備をしておく必要があります。
ペット葬儀社が来るまでにはある程度時間がかかるので、適切な方法で安置しておきましょう。

亡くなった直後から遺体の腐敗は進んでいきます。亡くなってすぐに埋葬を行うのが難しい場合は、体を拭いてあげたり、ドライアイスで冷やしてあげたりしてケアします。

遺体のケア方法としては。まずタオルを使って遺体をきれいにしておきましょう。
そうしたら目や口元を閉じておき、寝ている状態にしてあげます。

そのあとは遺体の腐敗が進まないようにドライアイスや保冷剤で体を冷やします。
ドライアイスもしくは保冷剤を使って体を冷やしてあげることで、火葬までに4~5時間ほど安置しておくことができます。
ちなみに遺体は日陰など、自宅内でも涼しい場所に安置しておくようにしましょう。

なお亡くなった時の状態も火葬を執り行う時期を判断する上でとても重要です。もし遺体に外傷や腫瘍がある場合や夏場など気温が高い日は腐敗が進みやすくなります。
その場合は少なくとも3日以内には火葬を執り行うことが望ましいです。

なるべく早めにペット葬儀社の手配をしましょう。

5.犬の最期の対応はペット葬儀社にお任せしよう

ペット葬儀社選びのポイント

犬に寄り添う飼い主の女性の写真

一緒に過ごしてきた愛犬の葬儀をきちんと行うには業者選びをしっかりしておくことが大切です。
ペット葬儀者は数多くあるものの、優良業者と呼ばれるところとそうでないところがあります。
優良業者を選ぶ上で押さえておくべきポイントは次の通りです。

・実績が豊富である
業者の実績を確認するためにはその創業年数を見ておきます。創業から3年以上経過しているところであれば比較的安心して依頼することができます。

・業者の口コミを確認する
優良業者と呼ばれているところは、ほとんどが依頼された方より高い評価を受けています。
業者の公式ホームページや口コミサイトにはペット火葬を依頼された方の感想が掲載されていますので、参考として目を通しておきましょう。

・経験豊富なスタッフが在籍している
大切なご家族の供養ですので、信頼できるスタッフがいるかどうかも重要。お電話でのやり取りなど、こちらに親身に対応してくれるところほどしっかりとした業者であることが多いです。

・見積もりに対応している
業者選びの上で忘れてはならないのが見積もり。同じ火葬内容でも依頼先によって費用が異なる場合があります。
なるべく複数社の見積もりを比較してみて、最もお得な業者を見つけてみましょう。

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