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ダイヤル式のポストが開かない!困ったときの対処法などをご紹介します

公開日:2021.10.29 更新日:2024.4.16
ダイヤル式のポストが開かない!困ったときの対処法などをご紹介します

「ダイヤル式のポストが開かない!」「ポストのダイヤル番号を忘れてしまった…」
マンションやアパートに居住されている方には馴染みの深い「ダイヤル式のポスト」。
そのポストが開かなくなってしまった時、慌ててしまいますよね。

今回この記事では、ダイヤルポストが開かない原因や対処法についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

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1.ダイヤルポストの種類と基本的な開け方

主に「ダイヤル錠」と「可変ダイヤル錠」の2つがあります。

ダイヤル錠のポストの写真

ダイヤルポストに使用されている鍵の種類は、「ダイヤル錠」と「可変ダイヤル錠」の2つがあります。
どちらも設定されている暗証番号に目盛を回してあわせることで鍵を開ける仕組みとなっています。

2つの違いとしては、「ダイヤル錠」は元々暗証番号が設定されているのに対して、「可変ダイヤル錠」は決まった暗証番号はなく各々で任意の番号に設定ができます。

ダイヤル錠の暗証番号には、親番号と子番号があり、それぞれを決まった回数であわせることで解錠されます。
親番号を2回、子番号を1回合わせることで開くパターンがよく見られます。

たとえば、親番号が左に「7」子番号が右に「4」の場合は、目盛を左回りで「7」に2回揃えたあと、右回りで1回「4」にあわせることでポストを開くことができます。

決められた暗証番号や、親番号や子番号を左右のどちらに回すかなどは、ポストによって様々です。
アパートやマンション入居時にもらえる入居案内に詳しく載っているかと思いますので、忘れてしまった方などは再度確認してみてください。

2.ダイヤル式ポストが開かない場合の対処法

ここではダイヤル式ポストの開け方が分からなくなってしまった時の対処法をご紹介します。

ポストのダイヤル錠を操作している写真

・目盛の位置がずれていないか確認する
自分ではきちんと数字に合わせているつもりでも少しずれてしまっている場合があります。
わずかな目盛のズレでも解錠されない原因となるので、今一度きちんと揃っているかを確認してみてください。

また、回す方向も間違っていないかもチェックしてみてください。

・操作方法に間違いがないか確認する
本来であれば、右回しで親番号に目盛を合わせたあと、すぐその位置から左回しを行わないといけないのですが、一度「0」の位置に戻してからダイヤルを反対回しにしてしまっているケースがあります。
ダイヤルの右回しと左回しの間に、いらないモーションを加えていないか確認してください。

例えば、暗証番号が右に「8」を2回、左に「3」を1回である場合、右回しに「8」を2回揃えたあとすぐにその「8」の位置から左回しに「3」に揃えることでポストを開くことができます。

・一度ダイヤルを初期化して再度試してみる
このタイプの鍵は、少しでも目盛の位置が違っていると解錠することができせん。
何度も試していると、混乱してしまいなおさら開け方が分からなくなってしまいますよね。 そんな時は一度ダイヤルを初期化させてから、再度落ち着いて試してみましょう。

ダイヤルの初期化の方法は、ダイヤルを時計回りに2~3回以上回転させることでリセットができます。
この際に、どこかの数字でとめてしまうことがないように注意してください。

・暗証番号があっているか確認する
そもそもの設定されている暗証番号が違っているといった恐れもあるので、今一度入居案内などから正しい番号を確認してみてください。
入居案内が見当たらない場合は、大家さんまたは管理会社へ問い合わせましょう。

正しい番号を入力してもポストが開かない場合は、ポストやダイヤル自体に不具合が起こっている可能性があります。 その場合については次項でご紹介します。

3.暗証番号は間違っていないのにダイヤル式ポストが開かないときの対処法

考えられる原因をご紹介

ダイヤル錠を操作してポストを開けている写真

正しい暗証番号を入力しているのにポストが開かない・・・。
そんなときの原因としては、様々考えられますが、よくある原因としては以下の3つが考えられます。

①経年劣化している
長い間同じダイヤル錠を使用し続けているとどうしても劣化は避けられず、部品が消耗されて開かなくなったり、開きづらくなったりといった症状がみられます。

そのほかにも、ポストは屋外に設置されていますので、雨風の影響を受けてサビてダイヤルがスムーズに回らなくなるといったこともあります。

経年劣化している部品またはポスト自体を新しい物に交換することで、問題なくポストが使用できるようになります。

②ダイヤル自体に不具合が生じている
同じ開け閉めの動作を何度も繰り返しているうちにダイヤル部分に不具合が生じていたり、砂埃などのゴミが内部に浸入して故障してしまったりといったこともよくある事例のひとつです。
その場合は、パーツごとの修理や交換により対処できます。

③過度な衝撃が加わったことによる故障
ポストがなかなか開かないときに無理矢理こじ開けたり、逆に閉まらないからといって力任せに郵便受けを閉めてしまうと、故障してしまう恐れがあります。

ポスト自体に負荷がかかって変形するなどしてしまうと、それがダイヤルの不具合や故障につながることも考えられます。
この場合は、ポスト自体の交換が必要になってしまうので、取り扱いには十分注意してください。

アパートやマンションなど、賃貸物件に設置してあるポストは、故意に故障や破損させていない限り、貸し主にその修理の義務があります。
なので、このような場合は一度管理会社または大家さんに連絡して現状を伝えることをおすすめします。

4.ダイヤル式ポストの取り扱いに関する注意点

ダイヤル式のポストに慣れていないと様々なトラブルが生じてしまいます。

ダイヤル錠のポストの写真

一番多いトラブルとしては、暗証番号や開け方が分からなくなってしまうケースです。
引っ越したばかりなど、まだ使い慣れていないポストの暗証番号を記憶しておくことは大変ですよね。
自分で決めた数字ではないのでなおさら覚えられなくて当然だと思います。

そのため、暗証番号や開け方のメモを取っておくことをおすすめします。
その際には、そのポストが特定されるような情報は記載しないよう注意してください。

そのほかにも、施錠ができていなくて郵便物の盗難にあってしまうといったケースもあります。

このタイプのポストの施錠の仕組みとしては、ダイヤルを左右のどちらかに1回転以上させることで閉まるタイプがほとんどです。
きちんと1周以上させていないと、子番号を合わせるだけで解錠できてしまったりと防犯面の低下といったリスクが高まります。
慣れるまでは意識をして施錠を行うようにしてください。

5.まとめ

ダイヤル式ポストが開かない場合の対処法についてご紹介しました。

ダイヤル錠のポストの写真

ポストが開かなくなる原因としては、暗証番号に関するものや、ダイヤルやポスト自体の故障が考えられます。
焦ってしまっては開くものも開かなくなってしまうので、まずは落ち着いて対処するようにしましょう。
対処法についてはぜひこの記事を参考にしてみてください。

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