ガーデニング初心者が地植えをするには?注意点ややり方について
公開日:2022.8.23 更新日:2024.4.17
お花を鉢ではなく、地植えしておくと水やりがしやすくなり、どんどん成長していきます。
ただ地植えをするにあたってはいくつか気を付けておくべきことがあります。
今回はガーデニング初心者が地植えをする際の注意点ややり方について解説します。
お花を鉢ではなく、地植えしておくと水やりがしやすくなり、どんどん成長していきます。
ただ地植えをするにあたってはいくつか気を付けておくべきことがあります。
今回はガーデニング初心者が地植えをする際の注意点ややり方について解説します。
ガーデニング初心者ですと、地植えと鉢植えのどちらにしようか迷ってしまうと思います。
もちろんは鉢植えにも良さはありますが、地植えならではのメリットもたくさんあります。主なメリットは次の通り。
・水やりが楽
植物を育てる上で面倒な作業の一つが水の管理。マメでない方だと毎日の水やり作業が億劫になってしまうこともあるでしょう。
地植えであれば土壌に水分がたっぷり含まれているので、植物によっては雨水だけで育っていきます。
そのため、気が向いた時だけ水やりをすれば十分です。
ただ夏場は水分が土に含まれる水分が蒸発しやすいので、定期的に水やりをしておく必要があります。
・大きく育ちやすい
地植えの魅力の一つとなっているのが植物の育ちやすさ。
土に埋めているため根が鉢植えよりも伸ばしやすく、その結果植物が大きく育っていきます。
・種蒔きの時からそのままでも育つ
植物によっては直播できる種を土に撒いておくことで自然に育っていきます。
・鉢植えよりもコストがかからない
鉢植えで植物を育てるとなると、地植えと比べて水やりによる水道代が高くついてしまいます。
さらに鉢植えは植木鉢を購入する必要があり、地震や台風などで壊れてしまったら新しいものを買い直さないといけません。
こうしたことから、地植えであれば水やりの手間が少なく、鉢植えも必要ないため経済的であるといえます。
植物によっては地植えに適した品種があります。ガーデニング初心者の方であればまずは地植えに適した品種から始めてみるといいでしょう。
・パンジー
冬から春の寄せ植え花材として親しまれている花です。
種まきからでも自然と発芽していき、陽当りの条件さえ良ければ手間をかけなくても育ちます。
・コスモス
野に咲く花と言われているように、コスモスは地植えに適しています。
日光さえ浴びていれば、それほど肥料を使用しなくても育っていきます。
秋の花として知られていますが、近年では品種改良により早咲きの品種が登場し、夏でもそのきれいな姿が楽しめるようになりました。
・ガザニア
南アフリカ原産の草花で、夏の太陽を思わせるオレンジ色が特徴的な花です。
元々は春に向いている花でしたが、最近では品種改良によって耐寒性が向上し、一年を通して楽しめるようになりました。
日当たりと土の水はけの条件さえ良ければ自然に育っていきます。
・アジサイ
梅雨の時期の風物詩となっている花です。
自然の土のままでも育ちますが、土に腐葉土やたい肥などを混ぜることで育ちやすくなります。
・アヤメ
日本庭園などで見かける花です。地植えの際は腐葉土を混ぜて耕すことで水はけがよくなります。
初めて地植えをするにあたってはいくつか注意すべきことがあります。これらを押さえておかないと地植えをしてもなかなか植物が育ってくれません。
ガーデニング初心者が地植えで注意すべきポイントは次の通り。
・ガーデニングを行う環境を確認する
まずはガーデニングする場所の陽当りを確認しておきましょう。
住宅の裏側など日陰になっている場所ですと、思ったように花が咲いてくれません。
また、風通しの良さもガーデニング用の植物をきちんと育てる上で重要になります。
・場所の水はけを確認する
植物にとって水はけはとても重要です。水はけが悪いと根腐れや病気につながります。
水はけの良さを確認するためには、まず穴を掘り、約1ℓの水を入れます。
それから2時間経過して水がなくなっている場合は水はけが良い土ということになります。
たとえ水はけが悪い土であっても、土の改善の際に手を加えることで改善されます。
水はけを改善したい場合は、排水性の良い土に入れ替えるとよいでしょう。
・栽培に適した土であるか確認する
土を踏んでみてふかふかでない場合、別の植物の根があったり、害虫やウイルスが潜んでいたりします。
そうした場合は、植えたい場所を掘って、土を草花用の培養土に交換しておきましょう。
ガーデニング初心者がしっておくべき地植えを行う手順は次の通りです。
1.必要な道具を買い揃える
まずは鍬やスコップなど、必要最低限の道具を揃えておきましょう。
2.雑草を刈り取っておく
庭の雑草が生えっぱなしのままにしておくことは、育てている植物の生育を阻害することになります。
雑草があると必要な栄養分がそちらにばかり行ってしまい、育てている植物にまで行き渡らなくなります。
そのため、一度土に生えている雑草をすべて除去しておきます。
3.根の状態を確かめる
ポットの中でとぐろを巻くように根が詰まっている状態ですと思ったように育たなくなります。こうした場合は根の下の方を切除しておきます。
根の状態を改善することで新しい根が伸びやすく、新しい土に馴染んでいきます。
また、苗の下に双葉の時の葉や枯れそうな葉があると風通しを悪くするので、きちんと切り取っておきます。
4.苗を植える
陽当り、水はけとも良い土壌に苗を植えます。
苗を植えたら土で覆いますが、この時上から押さえつけるようにして苗を固定します。
こうすることで苗が倒れにくくなります。
5.地植え後に手入れを行う
土の表面が乾いたら、植物の根元に水を与えます。
また、咲き終わってしまった花や枯れた葉があれば、新しい花に栄養を回すためすぐに摘み取っておきます。
地植えをする前には、お庭の環境を整えておくことが肝心です。
庭の簡単なお手入れや整備を行うことで植物が育ちやすい環境になります。
庭木剪定業者に庭のリフォームを依頼した場合の費用相場は次の通り。
・雑草の除去:1m²あたり2,000円~
・整地:2,500~6,000円/㎡
・ガーデニングスペースの設置:200,000~300,000円
・庭整備・造園工事:550,000~600,000円
ただし、上記の費用はあくまでも目安であり、庭の状態や面積によって金額は変動します。
こうした費用を少しでも抑えたい方は見積もりを活用しましょう。
多くの業者では見積もりは無料であり、見積もりには作業内容とその費用の詳細が掲載されています。
見積もりを把握しておけば、作業後に不要なオプション料金を請求させる心配はありません。
また、万が一業者より提示された費用に納得できない場合は、その場でお断りすることもできます。
この見積もりを複数社からとっておき、それらを比較することでその作業の適正価格を理解することができます。
そしてその中から見一番安い業者へ依頼することで、費用を抑えることにもつながります。
業者に依頼する際は、少なくとも3社以上から見積もりをとっておくことをおすすめします。
そのほか、業者によってはWEBサイト限定割引などの割引キャンペーンを実施しているところもあります。
そういったキャンペーンを活用するとお得に依頼ができるので、必ず確認しておきましょう。