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植栽とは?具体的なやり方や業者の費用相場について

公開日:2022.11.24 更新日:2024.4.17
植栽とは?具体的なやり方や業者の費用相場について

家の庭や玄関周りなどに植物を植える作業が「植栽」です。きちんと植物を植えることで外観を良くしてくれます。

今回はそんな植栽の具体的なやり方について解説していきます。
また、専門業者に植栽を頼んだ時にかかる費用相場についてもご紹介します。

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1.植栽とは?

植栽について

植栽のある住宅の写真

植栽とは、自宅の庭や玄関、堀の周辺など草木が植えられそうな場所に植物を植えることを指します。
敷地の周りに植物を植えることによってさまざまなメリットが得られます。

・自宅を美しく見せることができる
植栽によって自宅の景観を美しくすることができます。
また、お庭に植物を植えることで、癒し空間を作ることができます。季節に合った植物を植えれば四季の移ろいを感じられ、心を豊かにしてくれます。

・遮光としての役割を果たす
高さのある植物を植えることで遮光としての役割を担ってくれます。
背の高い木を植えておくことで日影がつくられ、屋外のおける休憩スペースとしても活用することができます。

・プライバシー保護になる
背の高い植物を植えていれば外からの視線をシャットアウトし、プライバシーを守ることができます。
1階や道路側の窓などはカーテンで視線から隠すこともできますが、植物をとり入れることで明るい景色も同時に手に入れることができます。
木々をとり入れることにより、圧迫感を感じず、爽やかな印象を与えてくれます。

・土の流出を防止できる
庭にある土は大雨や強風の影響で付近に流出してしまうことがあります。植栽することで、庭の土壌の流出を阻止することができます。

2.お庭の植栽に適した植物

おすすめの植物

シマトネリコの写真

このように、植栽とは自宅のプライバシー確保や遮光などのメリットをもたらすものです。

そんな植栽を成功させるコツは自宅に合った植物を選ぶこと。植栽におすすめの植物は次の通りです。

・シマトネリコ
背が高く、1年中葉のある常緑樹なので目隠しや遮光に最適です。
丈夫で育てやすいだけではなく、他の植物とも調和しやすいので、多くの家庭で庭木として植えられています。
6月になると白い花を咲かせるので、四季の変化を感じさせてくれます。

・ギンバイカ
土の量が少なくて済み、プランターや鉢植えでの植栽が可能です。
乾燥や夏の暑さに強く、気温が高くなりがちな本州や九州での栽培に適しています。
その一方で寒さに対して弱いので、寒さ対策をしっかりと行う必要があります。

・ソヨゴ
さくらんぼのような赤い実をつけるモチノキ科の植物です。
生育がゆっくりと進み、樹形も乱れにくいため、剪定の手間が少なくて済みます。
成長しても大きくならないことから、狭い庭や門柱前などの限られた場所でも植栽を行うことができます。

・オリーブ
地中海原産の常緑樹です。洋風でおしゃれな雰囲気があることから、庭や玄関での植栽に選ばれています。
ただ寒さに弱い性質であることから、冬場は屋内で鉢植えで育てる必要があります。

3.植栽のやり方

具体的なやり方

木を地植えしている写真

植栽のやり方としては鉢植えと地植えの2種類があります。
それぞれのやり方は次の通りです。

▼鉢植え
1.用意しておいた植木鉢に鉢底ネットを敷き、ごろ石もしくは軽石を入れておく。
なおスリット鉢を使用する場合はそのまま土を入れておきます。

2. 苗の根元が、植木鉢から出てこないようくらいの高さまで土を入れ、中央に土を少し盛って苗木を置いておく。

3. 根の間に土を入れておき、棒で突きながら隙間を埋める。

4. 水を多めに入れておき、土がへこんでいる分だけ土を入れて支柱を立てておく。

5. 多めに水やりをしておく。

▼地植え
1.植え付けを行う前に、苗の1.5~2倍程度の植え穴を掘っておく。

2.掘っておいた土に石灰や肥料を加えてそのまま寝かせておく。

3. 1~2週間寝かせておいたら、穴の底に肥料を少し敷いておき、上から土をかぶせる。

4. 中央に苗木を置いて、7割ほど土に埋める。

5. 掘り起こした土を植えて、穴のまわりに高く盛って水鉢を作り、水を入れておく。

6. 水が引いた後に樹木の角度を調節し、残っている土をかぶせる。

7.支柱を立てて、苗を紐を使って固定しておく。

8.もう一度水を加える。

植栽が終わった直後の植物はとても敏感になっているため、養生させておきます。
風があまり当たらない日影に置き、しばらく環境に慣らします。

4.植栽は専門業者にお任せ

業者をおすすめする理由

木の高さを相談している女性と事業者の写真

上記の通り、植栽とは個人でもある程度行うことができる作業です。

ただ外観のイメージを理想に近づけたい場合はお庭の専門業者に依頼する必要があります。
また、背の高い木を植える場合も個人ではなく、プロにやってもらうことが望ましいです。

専門業者をおすすめする理由は次の通り。

・プロの作業員が在籍している
専門業者には植栽に関する知識と経験を兼ね備えたプロフェッショナルが在籍しています。
デザイン性の高い植え方にしたい、プライバシー確保を優先したいなど、顧客の細かい要望にも対応してもらえます。

・電話一本で駆けつけてくれる
業者のいいところは電話一本で済んでしまうところ。
最近では365日電話対応を行っているところもあるので、すぐに依頼できるのは非常に頼もしいです。
依頼する側がすべきことは見積もりの確認と代金の支払いだけ。

・植物に関する相談ができる
植物に関して専門知識のあるスタッフが担当しますので、作業以外でも普段のお手入れの仕方など些細な疑問に答えてくれます。

・アフターサービスが付いてくる
専門業者では作業後の定期点検など、さまざまなアフターサービスを受け付けています
具体的なサービス内容や適用される保証期間は業者ごとに異なりますので、事前に確認しておくことが大切です。

5.植栽にかかる費用はいくら?

具体的な費用相場

費用相場のイメージ写真

自宅の植栽を専門業者に依頼する際に気になるのが、その作業にかかる費用ですよね。

植栽にかかる費用相場はおよそ10,000円~/本ほどになります。

上記の費用以外にも作業費が加算されます。また、樹木の種類や高さ、施工する場所によって費用が変動します。
これ以外にも植栽作業で出たゴミの処分費用や業者の出張費用も別途加算される場合があります。

ただこうした費用を少しでも安くする方法があります。

一つは複数の業者の見積もりを比較すること。
見積もりには作業内容とその費用の詳細が掲載されていますので、よく確認しておく必要があります。
同じ作業内容であっても、依頼される業者によっては数万円もの差が出る場合もあります。

自宅から近いところにある業者の中で最もお得なところを見つけるためにも、最低でも3社以上からの見積もりを比較することをおすすめします。

もう一つは割引キャンペーンを実施している業者を調べること。
インターネットで申し込みされた方限定の割引価格や期間限定の割引キャンペーンなど、業者によってはお得なキャンペーンを利用することで費用が安くなります。
自宅近くにある業者を調べて、そうしたキャンペーンを実施しているか確認しておきましょう。

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