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防犯カメラを自宅につけるには?カメラの種類や特徴、選び方について解説

公開日:2023.8.2 更新日:2024.4.22
防犯カメラを自宅につけるには?カメラの種類や特徴、選び方について解説

自宅に防犯カメラを設置することで、なにかトラブルが起こった際の証拠や手がかりになったり、犯罪の抑止につながったりと、役立ちます。

この記事では、家族の安全を守るために活躍する防犯カメラの種類や特徴、さらに最近人気が高まっているスマホ対応のカメラなどについて解説しています。

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1.自宅に防犯カメラを設置する効果とは?

犯罪抑止や子供の見守りにも活躍

自宅に設置された防犯カメラの写真

防犯カメラを設置することは、犯罪を抑止し、自宅やそこに住む家族みんなの安全を守ることに繋がります。

最近では子どもやペットの見守り用として活用したり、Wi-Fi環境で通信することでスマホと連動させ、外出先でも自宅の様子が確認できるシステムを構築したりするなど、活用方法も多種多様になってきています。

求められるスペックも、トラブルがあった際に犯人の特徴などをしっかりと撮影したい場合には高解像度で撮影できるカメラが必要となる一方で、犯罪抑止を目的としたダミーカメラであれば性能よりも見た目が重要であるなど、ケースバイケースです。

また、屋外で使用する際には防水性能、防塵性能のほか、Wi-Fiと接続するなら安定したインターネット環境なども重要な要素となってきます。

こうした種類豊富な防犯カメラを正しく使うためには、撮影の目的やカメラごとの特徴を踏まえて、効果的に活用することが大切です。
設置したいシチュエーションに合わせて効果的なカメラを選択し、家族の安全をしっかりと守れる環境を整えましょう。

2.防犯カメラの種類や特徴まとめ

撮影する環境によって求められる性能が異なる

自宅に設置された防犯カメラの写真

防犯カメラは、設置する場所や接続の方法によって適切なカメラが異なるため注意が必要です。
以下に、防犯カメラの種類や特徴についてまとめました。

■設置場所
・屋外
玄関先や車庫などを撮影する防犯カメラは防水、防塵性能に優れたものを選びましょう。

・屋内
自宅や店舗に設置する場合は外気の影響を受けにくいため、防水、防塵機能はそこまで要求されません。

■画素数
撮影時の画素数が高いほど、鮮明な映像が取得できます。
200万画素ほどの映像であれば人間の顔や服装がはっきりと確認できるため、不審者や犯行現場を鮮明に撮影したい場合の目安となります。

■接続方法
・LANケーブル
壁や天井に穴をあけ、LANケーブル経由で映像を送ります。

・ワイヤレス
Wi-Fi経由で映像を送るため穴あけ工事が必要ありませんが、通信環境に左右されるというデメリットがあります。

■電源
・コンセント
一般的なタイプの防犯カメラは有線で充電するため、設置する場所のそばにコンセントが必要です。

・バッテリー式
バッテリー式は場所を問わず設置できる代わりに、充電の手間がかかります。

・PoE(ピーオーイー)
「Power over Ethernet」の略で、LANケーブル経由で充電が可能なタイプです。

3.自宅に設置する防犯カメラの選び方

屋外・屋内・夜間など、設置環境によって使い分ける

夜間でも撮影可能な防犯カメラの写真

防犯カメラを選ぶ際には、使用する目的によって求められる性能が変わるため、それぞれの環境に合ったカメラを選ぶようにしましょう。
シチュエーションごとに必要とされるカメラの特徴についてまとめました。

■夜間の防犯目的
夜間の撮影には赤外線や暗視モードなどを搭載したカメラが必要です。
わずかな明かりでも鮮明な映像が撮影できるため、不審者の顔や服装もしっかり映像に残すことができます。

■屋外で使用する
屋外に設置する場合はカメラが雨風にさらされるため、防風、防塵性能が要求されます。
また、撮影の範囲が広い「広角レンズ」を備えたカメラであれば、撮影の際に死角が生まれにくく、広い範囲をカバーできます。

■屋内で使用する
自宅にカメラを設置して、子どもやペットも見守り目的で運用することも可能です。
人感センサーや追従機能などがついたモデルであれば、自動的に物体の動きに合わせて撮影してくれるため、侵入者対策にもなります。

■音声も同時に収録する
映像と同時に音声も収録できるタイプの防犯カメラなら、不審な訪問者の顔や恰好だけでなく、不当な押し売りなどの会話も録音できるため、証拠の映像として残せます。

■スピーカーを搭載したカメラ
カメラにスピーカー機能がついたものであれば、玄関先の訪問者とスピーカー経由で会話が可能です。
不審者を相手に玄関を開けずに対応が済むため、防犯効果が高まります。

4.自宅に防犯カメラを設置するには?

プロの事業者に依頼しよう

玄関の点検を行う事業者の写真

自宅に防犯カメラを設置するには、基本的に専門の事業者に依頼をします。

ワイヤレスタイプのものですと、工事が不要なため自分で設置することも比較的難しくはありません。
ただし、屋外に防犯カメラを設置するには、室内のモニターとつなげたり、電源を確保したりするために外壁に穴をあける必要があります。素人には難しい工事になるうえ、高所での作業となり危険も伴うため、プロの事業者に依頼することをおすすめします。

主な依頼先は以下になります。

・セキュリティ会社
専門のセキュリティ会社に連絡し、防犯カメラの設置を依頼します。専門知識を持ったスタッフが作業をしてくれるので安心です。

・ホームセキュリティ専門店
防犯カメラやセキュリティ商品を扱う専門店で相談し、適切なカメラの選択、設置方法についてアドバイスを受けることができます。

・電気工事店
地域によっては、電気関連の専門家である電気工事店が防犯カメラの設置サービスを提供していることがあります。
電気工事士の資格を持っている所であれば、適切な配線や接続を行い、安全で確実な作業が期待できます。
インターネットで検索してみると、地元の情報を見つけることができます。

防犯カメラの設置は自宅のセキュリティに関わる重要なことなので、信頼性のある業者や専門家を選ぶことが大切です。評判や口コミをチェックして、慎重に依頼を選ぶことをおすすめします。

5.防犯力を高めるアイテムその他のアイテムを解説

ダミーカメラやステッカーなども効果あり

防犯カメラのダミーステッカーが貼られたドアの写真

不審者の侵入を防ぐには、防犯カメラがしっかり見張っているという威圧感を出すのが効果的です。

この場合は本物のカメラだけではなく、ダミーカメラや防犯用のステッカーを併せて活用すると良いでしょう。
一見して本物と見間違うようなダミーカメラであれば、本物の防犯カメラと同じ犯罪抑止効果が期待できます。
また、インターネット通販などでは大手のホームセキュリティーサービス提供会社のステッカーが購入でき、こうしたステッカーを張り出すことで高い防犯効果が生まれます。

ただし、防犯カメラがダミーだと見破られてしまっては意味がないため、多少高額になっても、本物と外見が同じものを用意すべきです。
また、屋外に設置する場合は配線が無いとダミーであると判断されることもあるため、気をつけましょう。

人感センサーなどでライトがつくタイプのダミーカメラもありますが、これも本物の防犯カメラにはついていないことが多いため、ダミーだと判断される恐れがあります。

カメラの形状がボックス型やバレット型であれば、見た目に威圧感があり効果的です。
一方でドーム型のカメラも、カメラの向きが分かりにくい、配線が隠れていて本物と見分けがつきにくいといった点で効果的と言えます。

番外編:スマートフォンに対応した防犯カメラのユーザーが増加中

スマホ対応の防犯カメラのメリットとは

スマートフォンで防犯カメラの映像を見ている写真

従来の防犯カメラは、カメラが写した映像をテレビモニターなどで確認する必要がありました。
ただせっかく防犯カメラを導入しても、モニターの確認頻度が低い場合や、そもそも確認していなければ防犯効果は低いままです。

一方で、最近人気が出ているスマホ対応の防犯カメラでは、撮影している映像を気軽にスマホで確認できるため、その利便性の高さが人気となっています。

このように防犯カメラをスマホに対応させることは、実はそれほど難しくはありません。
LANケーブルやWi-Fiに対応したインターネット経由で映像信号を送るネットワークカメラはもちろん、従来の防犯カメラでも機材の設定や導入によってスマホに映像を送ることが可能です。

こうした環境構築によって頻繁にカメラの映像をスマホで確認できるようになると、視覚的にも高い安心感が得られるでしょう。
外出先など自宅から離れてしまっている環境でも、自宅で留守番するお子さんやペットの様子が確認できるというのは大きなメリットと言えます。

また、より高い解像度のカメラであれば映像を確認する際に服装や顔まではっきりと見ることができます。目安としては、200万画素以上の撮影性能のカメラを用意するのがおすすめです。

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