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防犯カメラは自分で設置できる?注意点やおすすめのカメラの選び方について解説

公開日:2024.10.21
防犯カメラは自分で設置できる?注意点やおすすめのカメラの選び方について解説

防犯カメラの設置は、業者に頼むだけではなく、自分で行うことも可能です。自分で設置することでコストを抑えることができ、好きな場所にカメラを配置する自由も手に入ります。
しかし、正しい手順を知らないと、カメラの性能を十分に引き出せないことも。

この記事では、自分で防犯カメラを設置する際の注意点と、カメラの選び方について詳しく解説します。初めて設置する方にも安心して取り組めるように、分かりやすく説明していきます。

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1.防犯カメラの設置は自分でできる?

自分で設置したい場合はワイヤレスカメラがおすすめ

防犯カメラを設置している手元写真

防犯カメラは、無線カメラや配線が不要な簡単なタイプであれば、自分で設置することが可能です。
玄関や窓付近に簡易的なカメラを設置したい場合や、Wi-Fi接続で稼働するタイプの防犯カメラを使用する場合は、専門的な技術や資格がなくても比較的容易に設置できます。
しかし、有線カメラを設置する場合や、電源の配線作業が発生する際には、電気工事士の資格が必要です。法律で定められているこの資格がない場合、電気配線に関わる作業を自分で行うことはできません。

例えば、電源を増設する作業や既存の電気配線に防犯カメラを接続する場合は、電気工事士の資格がないと違法となり、安全面でもリスクが高まります。
このような作業は、専門の電気工事業者に依頼することを強くおすすめします。無資格での作業は火災や感電事故を引き起こす恐れがあるため、自分での設置に挑戦する際には、DIYで可能な範囲をしっかりと見極めることが重要です。

一方、ワイヤレスカメラの場合は、配線が不要なため、電気工事士の資格がなくても簡単に設置が可能です。

防犯カメラを自分で設置するメリット・デメリット


防犯カメラを自分で設置することには、いくつかのメリットとデメリットがあります。

まず、メリットとして挙げられるのは、コストを大幅に削減できる点です。
業者に依頼する場合、カメラの設置費用として数万円以上かかることがありますが、自分で行えばその費用を削減できます。
また、設置のスケジュールを自分で自由に決められるため、時間の制約が少ないことも利点です。

一方で、デメリットもあります。

自分で設置を行うと、技術的な不安や設置ミスによるトラブルが発生する可能性があります。
例えば、カメラの角度が不適切だと、肝心の場所が監視できなかったり、録画機能がうまく作動しなかったりといった問題が発生します。
また、Wi-Fi環境が不安定な場合、無線カメラの映像が途切れることもあり、防犯効果が低下する恐れがあります。

さらに、カメラの設置には物理的な作業が伴うため、慣れない方にとっては体力的な負担がかかることも考慮すべき点です。特に、屋外や高所にカメラを設置する場合は、脚立を使った作業が必要になるため、無理をせず安全第一で進めましょう。

結論として、自分で防犯カメラを設置することは可能であり、多くのメリットがありますが、リスクを理解し、注意深く進めることが大切です。
もし、設置に不安を感じる場合は、無理をせずに専門事業者に依頼するのも一つの選択肢です。

2.防犯カメラを自分で設置する際の注意点

カメラの設置場所や角度・向きに気を付けよう

防犯カメラと家の模型とスマートフォンの写真

防犯カメラを自分で設置する際の最初の注意点は、設置場所の選定です。
カメラを設置する場所は、家の外部からの侵入経路や死角になりやすい場所に設置する必要があります。玄関や窓、駐車場など、特に注意が必要な場所をしっかりカバーすることが重要です。

また、カメラが高い場所に設置される場合、設置作業に脚立や安全装備が必要になる場合もありますので、作業の安全性を確保することも大切です。

次に、カメラの角度や向きにも注意が必要です。
カメラの画角が十分に広く、監視したい範囲全体をカバーできているかを確認することが大切です。カメラの向きがずれると、監視範囲に死角ができ、せっかくの設置が無意味になってしまうこともあります。

さらに、防犯カメラには有線と無線の2種類があります。
無線カメラは配線が少なく設置が簡単ですが、Wi-Fi環境が不安定な場合は映像が途切れたりする可能性があるため、信頼性を確保するためには、有線カメラの方が安心です。また、配線の整理や電源の確保も重要なポイントです。
特に、有線カメラの場合は、電源や配線の取り回しをしっかり計画してから設置に取り掛かりましょう。

最後に、カメラの防水性や耐久性にも注意しましょう。
屋外に設置する場合、雨や風、雪などの気象条件に耐える必要があります。そのため、屋外用の防犯カメラを選ぶ際には、IPコードなどの防水・防塵性能を確認しておくと安心です。

総じて、自分で防犯カメラを設置できるかどうかは、カメラのタイプや設置場所の環境に左右されます。技術的な部分で不安を感じる場合は、専門業者の力を借りることで、より安全で確実な設置が実現できます。

3.おすすめの防犯カメラの選び方

目的にあった防犯カメラを選ぼう

スマートフォンで防犯カメラの様子を眺めている女性の写真

防犯カメラを選ぶ際には、まず設置場所や目的に応じた適切なカメラを選ぶことが重要です。
例えば、屋内用と屋外用のカメラでは、設置環境が異なるため、それぞれの特徴を理解した上で選ぶ必要があります。屋外に設置する場合は、防水機能が備わっているカメラを選ぶのが基本です。また、カメラが直射日光や風雨にさらされる可能性がある場合、耐久性にも優れたカメラを選ぶことが望ましいです。

次に、カメラの画質にも注目しましょう。最近の防犯カメラは、フルHDや4Kの高解像度映像を提供するものが増えていますが、設置場所や目的によっては、必ずしも高解像度のカメラが必要なわけではありません。
例えば、屋内の狭い範囲を監視するだけであれば、1080pの画質で十分な場合もあります。逆に、広い駐車場や庭などを監視したい場合は、広角レンズや4K画質のカメラが有効です。

また、夜間の監視が必要な場合は、赤外線機能がついたナイトビジョン対応カメラを選ぶと良いでしょう。夜間でも鮮明に映像を確認できるため、防犯効果が高まります。加えて、録画機能付きのカメラやクラウド保存が可能なモデルも便利です。これにより、過去の映像をすぐに確認したり、遠隔で映像をチェックすることができます。

防犯カメラはワイヤレスと有線タイプの2種類がありますが、自分で設置する方にはワイヤレスカメラがおすすめです。配線の手間が省けるため、DIYで設置する際に適しています。
ただし、Wi-Fi接続の安定性には注意が必要です。無線接続が途切れないよう、設置場所とルーターの距離も考慮に入れて選びましょう。

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4.防犯カメラの設置手順

確認ポイントや必要な道具について

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防犯カメラを設置するためには、いくつかの道具が必要です。
基本的な工具としては、ドライバー、ネジ、固定具、そして場合によっては脚立などの高さを調整できる道具が求められます。
特に、カメラを高い位置に設置する際は、安全に作業を行うための装備が必須です。設置を始める前に、工具が全て揃っているか確認しておくと、作業がスムーズに進みます。

設置手順としては、まずカメラの取り付け場所を確認し、固定具を設置します。
次にカメラ本体をしっかりと取り付け、角度や向きを調整します。このとき、カメラが監視したいエリア全体をカバーできるように注意しましょう。
さらに、カメラが動かないよう、しっかりと固定することが重要です。固定が不十分だと、風でカメラが揺れたり、映像がぶれる原因になります。


ワイヤレスカメラを使用する場合は、Wi-Fi環境が整っているか確認し、カメラとルーターの接続設定を行います。
Wi-Fiの電波が弱いと映像が途切れたり、カメラの動作が不安定になるため、ルーターとの距離や設置場所に注意が必要です。
また、電源の確保も忘れずに行いましょう。場合によっては、延長コードが必要になることもあります。

カメラの設置後は、映像が正常に表示されているか確認します。
カメラが録画している範囲に死角がないか、昼夜問わず映像がクリアに見えるかを確認することが重要です。特に、夜間撮影を行う場合は、ナイトビジョン機能の確認も怠らないようにしましょう。
録画の設定や、映像の保存先の設定もこの段階でしっかり行っておくと、後々の管理が楽になります。

5.防犯カメラの設置に困ったら、専門事業者に相談しよう

難しいと思ったら無理せずにプロに相談

一戸建て住宅の玄関に防犯カメラを取り付けようとしている業者の写真

防犯カメラを自分で設置する際に、配線の通し方やカメラの角度調整が難しいと感じることもあります。
また、屋外に設置する場合、耐久性の高い取り付け方法が求められるため、不安を感じる方もいるでしょう。こうした場合には、無理をせずに専門事業者に相談するのが賢明です。
特に、高所への設置や複雑な配線作業が必要な場合には、業者に依頼することで、事故やトラブルを防ぐことができます。

防犯カメラの設置を専門業者に依頼するメリットは、安心感と確実性です。
プロの手によってカメラが最適な場所に設置され、カメラの角度や映像の死角がないよう調整されます。また、配線の処理もきれいに行われるため、見た目もスマートに仕上がります。
さらに、設置後のアフターフォローがある場合も多く、故障時の対応や機器のメンテナンスも安心です。自分では気づかない点まで考慮して設置してくれるため、防犯効果を最大限に引き出すことができるでしょう。

防犯カメラの設置を自分で行うか、専門事業者に依頼するかは、カメラの設置場所や難易度によって判断しましょう。
シンプルなワイヤレスカメラを室内に設置する場合は自分でも十分対応できますが、複雑な配線や高所への設置が必要な場合は業者に任せるのがベストです。
特に防犯効果を最大限に引き出すためには、専門の知識と経験が役立ちます。

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