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二重窓(内窓)の効果とは?主なメリット・デメリットについて

公開日:2022.11.4 更新日:2024.4.17
二重窓(内窓)の効果とは?主なメリット・デメリットについて

「暖房をつけているにもかかわらず、お部屋がなかなか暖かくならない…」
そんな時におすすめしたいのが二重窓(内窓)へのリフォーム。高い断熱性から最近では多くの住宅で採用されています。

今回は二重窓(内窓)の効果についてご紹介します。

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1.二重窓(内窓)の効果とは?

自宅の窓を二重窓(内窓)に交換することで得られるメリット

二重窓の写真

自宅の窓を二重窓(内窓)にすることでさまざまな効果を受けることができます。
二重窓(内窓)の主なメリットは次の通り。

・断熱性能がアップする
窓は自宅内でも最も熱の出入りが激しい箇所であり、約50%もの暖気が流出すると言われています。
窓を二重窓(内窓)に替えることで断熱効果が得られ、室内の暖まった空気を留めてくれます。
暖かい空気が逃げなくなるので、今までよりも少ないエネルギーで室内を暖めることができます。

・結露を防ぐ
冬の窓ガラスのトラブルとして多いのが結露。室内と外の温度差が原因で発生する結露はカビの発生につながります。

二重窓(内窓)のガラスには熱伝導率が低い素材が使用されることが多く、結露が発生しにくくなります。
そのため、二重窓(内窓)に交換するだけで結露対策が叶います。

・防音対策になる
通常の住宅の窓にはレールや枠を中心に隙間が見られ、これが音漏れにつながっています。
窓を二重窓(内窓)に替えることで自宅の気密性を高め、外からの雑音や騒音が伝わりにくくなります。

また、室内の音が外に漏れるのも軽減できるので、自宅で音楽を演奏される方などにもおすすめです。

・防犯対策になる
二重窓(内窓)にすると窓の開閉作業が二度手間になることから、空き巣は二重窓(内窓)が使用されている家を避けることが多いです。

2.二重窓(内窓)にデメリットはある?

二重窓(内窓)交換に伴うリスク

悩んでいる女性の写真

その一方で二重窓(内窓)にはいくつかのデメリットがあります。
得られる効果を踏まえた上で二重窓(内窓)を取り入れるか検討してみましょう。

・換気がしにくくなる
窓を開閉する作業が二度手間になることは防犯対策の上でとても有効ですが、同時に窓が開けづらくなってしまいます。
特に頻繫に室内の換気を行う場合ですと、窓が二重であることは不便に感じられるでしょう。

・掃除がしづらくなる
窓が二重になることにより、掃除の手間も従来よりかかることになります。
室内からですと外側に設けた窓が拭きづらいため、外から窓の掃除をする必要があります。

・コストがかかる
高性能かつ、二重であるため、二重窓(内窓)へのリフォームにはどうしても費用が高くついてしまいます。

ただしその高いコストに見合った分だけの働きをしてくれることは確かです。
断熱性能が高いため、省エネ効率をアップさせ、月々に支払う電気料金を今よりも安く抑えることができます。
また、防音・防犯対策としても有効であり、これらの対策にかかる費用も低く抑えられます。

コスト面で導入するか迷った際はこうしたことも踏まえて検討してみるといいでしょう。

3.二重窓(内窓)におすすめのガラスの種類とは?

おすすめの窓ガラスの種類をご紹介

複層ガラスの断面の写真

二重窓(内窓)効果を発揮するにはそれに合わせて窓ガラスも交換する必要があります。
二重窓(内窓)におすすめの窓ガラスは次の通り。

・複層ガラス
複層ガラスは複数枚のガラスを組み合わせたもので、断熱性能に優れているという特徴があります。

ガラスとガラスの間には空間が作られていて、これにより外からの気温が伝わりにくい構造となっています。

複層ガラスによっては、Low-E金属膜と呼ばれる特殊な膜をコーティングすることで、放射伝熱を抑える役割を果たしてくれます。

・真空ガラス
真空ガラスとは、2枚のガラスの間に存在する隙間が真空になっているガラスです。
特殊な金属膜のコーティングがされていてガラス自体は薄く作られているものの、高い断熱性能を発揮します。

外気からの影響も受けづらく、種類によっては-20℃以下の環境でも結露を抑えてくれます。

また、真空層があることで、外からの雑音が漏れにくいという特徴もあります。

・高断熱複層ガラス
高断熱複層ガラスとは、室内側のガラスを特殊金属膜(Low-E膜)でコーティングしたもの。
太陽からの熱を室内に取り込み、日差しをカットしつつ、暖房効率を上げることができます。
また、暑い夏でも冷房の効率を上げてくれるので、省エネ効果が期待できます。

4.窓の交換は専門業者にお任せ

業者をおすすめする理由

窓の交換を行う事業者の写真

断熱効果アップのために二重窓(内窓)にリフォームする際にはガラス修理・交換の専門業者に依頼するのが望ましいです。
業者をおすすめする理由は次の通り。

・施工事例や口コミを調べられる
業者のホームページには過去の施工事例が紹介されていますので、参考として目を通しておくといいでしょう。
また、口コミサイトでは実際に依頼された方の評価を閲覧できます。

・作業スピードが早い
24時間365日依頼の受け付けを行っているところもあるので、時間帯を気にすることなく依頼できます。
自宅近くにある業者なら30分~1時間程度で自宅まで来てくれます。

・損害保険に加入している
ガラス修理・交換業者では万が一作業中に自宅内のものが破損した時のために損害保険に加入しています。
加入の有無が気になる方は事前に確認しておくといいでしょう。

・アフターサービスが充実している
施工不良があった場合の無償修理など、さまざまなアフターサービスがあります。

実施しているサービスの内容や保証期間は業者によって異なります。

・窓に関する相談ができる
経験と知識が豊富なスタッフであるからこそ、窓やガラスに関する相談に応じてくれます。

掃除の仕方やメンテナンスなど、わからないことがあれば積極的に質問してみるといいでしょう。

5.二重窓(内窓)へのリフォーム費用はいくらかかる?

具体的な費用相場

費用相場のイメージ写真

二重窓(内窓)へのリフォームを業者に依頼した時に気になるのが、その費用。
実際に専門業者に窓をリフォームしてもらう場合の費用相場は次の通りです。

二重窓(内窓)へのリフォーム:80,000~300,000円
複層ガラスへの交換:30,000~50,000円
真空ガラスへの交換:40,000~80,000円
高断熱複層ガラスへの交換:40,000~80,000円

ただし、上記の費用は目安であり、窓の大きさや施工方法などによって費用が異なる場合もあります。

二重窓(内窓)へのリフォームにはある程度お金がかかりますが、費用を少しでも抑える方法があります。

それは業者の無料見積もりを活用すること。
見積もりには作業内容とその費用の詳細が掲載されていますので、後になって不要なオプション料金を請求させることはありません。
もし業者に提示された金額に納得できない場合は、その場でお断りすることもできます。

お得な業者を見つけるためにも、少なくとも3社以上から見積もりを取っておくことをおすすめします。

また、窓リフォームには火災保険が利用できる場合があります。
台風や地震といった自然災害や空き巣による被害、寒気に伴う凍結などで窓が破損した場合などは、火災保険の適用対象となります。
ただし、適用される条件や具体的な補償金額については商品や保険会社によって異なるので、事前に確認しておきましょう。

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