本文へ移動

給湯器が壊れた!故障する原因や交換すべきサインについて

公開日:2022.1.31 更新日:2024.4.16
給湯器が壊れた!故障する原因や交換すべきサインについて

私たちの生活を快適にしてくれるガス給湯器。そんな給湯器も「突然お湯が出なくなった…!」といったことが起こる場合もあります。

今回は故障する原因や、ガス給湯器が壊れた際の対処法についてご紹介します。あわせて修理を行う業者の費用相場についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

給湯器のROY株式会社

1.給湯器が壊れた原因とは?

考えられる原因

給湯器の配管の写真

自宅で使用しているガス給湯器が壊れた原因はいくつかあります。主な原因としては次の通り。

・給湯器が経年劣化している
一般的にガス給湯器の交換の目安とされているのは10年に一回となっており、この期間を過ぎると給湯器が故障しやすくなります。

実際に多くの給湯器メーカーでは使用上は問題ないとされている期間の目安である設計標準使用期間を10年に設定しています。
10年を経過すると元の給湯器を構成する部品の製造が終了してしまうので、メーカーによる修理が受けられなくなります。

・間違った使い方をしていた
給湯器本体の用途を間違えると故障する原因となります。
例えば家庭用の給湯器を業務として使用していた単身世帯向けの給湯器を家族で使用し続けていた、といった場合は故障しやすくなります。
給湯器は過度な負担をかけることで不具合が生じることにつながります。

・寒暖差によって給湯器が凍結した
気温の低下に伴う凍結も故障の要因になります。
気温が低い時期になると配管に溜まった水が凍結し、配管に亀裂が生じたり破損したりします。
特に北海道や東北、内陸部といった地域は気温が低い傾向にあるので要注意です。

・雨に濡れる
雨も給湯器にとっては天敵。雨に降られることで一時的に給湯器が不具合を起こすことがあります。

2.給湯器が壊れたか調べるポイント

具体的なチェックポイント

給湯器のリモコンの写真

「ガス給湯器が壊れたかな」と思われたら給湯器の周りをチェックしておきます。主なチェックポイントは次の通り。

・リモコンのエラーコードを確認する
給湯器に何かしらのトラブルが発生した際にはリモコンにあるエラーコードを確かめてみましょう。

エラーコードとは、給湯器にトラブルが起こった時に給湯器のリモコンにその原因や場所を通知するコードです。
2桁または3桁のコード(数字もしくは数字とアルファベットの組み合わせ)で異常を通知します。

・使用年数を確認しておく
前述のとおり、ガス給湯器の使用年数は約10年に定められています。故障が疑われる際には、設置されてからの年数を確認しておきましょう。
給湯器を購入してから1~2年以内であればメーカー保証が適用され、無償で修理してもらうことができます。

・異音
突然給湯器から「ボンッ」や「ピーピー」、「ゴー」といった変な音が聞こえてくることはありませんか。
これらの異音は給湯器が壊れた際に出る音であり、聞こえたら使用するのをやめて修理業者に連絡して点検してもらいます。

・水漏れ
配管や本体など給湯器の周りで水漏れが起きることがあります。
水漏れを見つけたら、直ちに運転を停止し、業者に修理してもらいます。

3.給湯器を交換すべきサイン

修理よりも交換した方がいい場合

給湯器の配管の写真

ガス給湯器が壊れた際に、そのまま修理に出すか買い替えるかで悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。

給湯器が故障した際に交換すべきサインは以下の通り。

・設置してから10年以上経過している
多くのメーカーでは給湯器の耐用年数は10年に定めていることから、この期間を過ぎたら交換されるのが望ましいです。
給湯器に関しては使用年数が長いほど修理費用が高くなるので、古い機種をお使いの場合は買い替えてしまった方が安くなります。

また、新しい機種の方が省エネ効率が向上していることから、ガス代を安く抑えられます。

・水がお湯になるまでに時間がかかる
水道から水を出してお湯に変わるまでに時間がかかることがあります。その場合はガス給湯器本体が故障している可能性が高いです。

・シャワーのお湯が水に変わる
シャワーを使用している最中に水に変わる場合があります。給湯器本体が故障していると、お湯を出していても水に変わってしまうことがあります。

・煙が出る
ガス給湯器から煙が出ている場合は、不完全燃焼を起こしている、または給湯器内部に異物が混入して燃えている可能性があります。
こうしたことが起こっていると、安全上の観点からそのまま使用し続けることはできません。すぐに運転を止めて、ガス栓を閉め、メーカーに連絡しましょう。

4.給湯器が壊れた際の対処法

自分でできる対処法

給湯器の配管を修理している写真

給湯器が壊れた場合は、すぐに業者に連絡することが必要不可欠。ただ個人でもできる対処法があります。
個人でもできる給湯器が壊れた際の対処法は次の通り。

・エラーコードが表示されている
リモコンのエラーコードにはいくつかの数字が表示されています。数字ごとの対処法は以下のようになります。

002:水位の設定不良 一度、浴槽の水・お湯を抜いて再操作する
011:給湯燃焼のタイムオーバー 電源を入れ直す
111:給湯の点火不良 電源を入れ直す
140:過熱防止装置の作動 修理もしくは部品の交換
161:お湯の設定温度が上がりすぎている お湯の水栓を閉め、運転スイッチを入れ直し、再度水栓を開く

上記のように、140のエラーコードが出ている時以外は個人でも対応することができます。

・給湯器が凍結している
基本的に給湯器の配管が凍結していたら自然解凍されるまで待ちます
もし熱湯をかけてしまうと破裂してしまう危険性があります。ガス給湯器の配管が破裂していた場合は、メーターボックス内の元栓を閉めておき、水の流れを止めてすぐにh専門業者へ連絡しましょう。

・水漏れしている
給湯器が水漏れしている際の対処法は以下のようになります。

1.給湯器を止める
2.水滴をたどって、原因の箇所を確認する
3.水抜き栓から水が出ている場合はお湯を出す
4.配管接続部もしくは本体から水漏れしている時は給水元栓を閉める
5.業者に連絡する

5.給湯器修理にかかる費用

業者の費用相場

給湯器修理事業者の絵

ガス給湯器が壊れた際に頼りになる業者ですが、気になるのが作業費用。一般的に給湯器の修理費用はいくらになるのでしょうか。

給湯器の修理費用の相場は以下のようになります。
給湯器本体:7,000~9,000円
電装系の部品の不具合:9,000~10,000円
水制御系の機器の不具合:9,000~10,000円
安全装置の不具合:7,000~8,000円

この他、スタッフがご自宅まで訪問する際の出張費用や給湯器の点検費用、早朝や深夜といった時間帯での割増料金などが別途加算されます。

こうしたガス給湯器の修理費用を少しでも安くする方法があります。
一つは見積もりを確認すること。見積もりには作業内容とその費用の詳細が掲載されています。

修理にかかる費用が高額になるほど適正価格を知っておくことが大切です。もし業者により提示された費用に納得できない場合は、その場でお断りすることも可能です。

最低でも3社以上の見積もりを比較することで、お住まいの地域で一番お得な業者を見つけられます。

もう一つの費用を抑える方法は割引キャンペーンのある業者を選ぶこと。
業者によってはオンラインで申し込みされた方限定の割引価格や、期間限定の割引キャンペーンなど、さまざまな割引キャンペーンを実施しています
お住まいの地域にある業者を調べてみて、こうしたキャンペーンがあるか確認しておきましょう。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

給湯器のROY株式会社

給湯器修理・交換の新着記事

おすすめ記事