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二重窓を後付けしたい!主なメリット・デメリットや費用相場について

公開日:2023.2.13 更新日:2024.4.18
二重窓を後付けしたい!主なメリット・デメリットや費用相場について

室内の温度を快適に保ったり、遮音性を高めたりしてくれる二重窓。
そんな二重窓を後付けしたいと考えているけれど、なかなか決断できない方もいらっしゃるかと思います。

今回は二重窓を後付けするメリット・デメリットや、設置費用をご紹介します。

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1.二重窓を後付けするメリットとは?

主なメリット

メリットのイメージ写真

自宅の窓に二重窓を後付けすることでさまざまなメリットが得られます。
主なメリットは次の通り。

・断熱性能がアップする
二重窓を後付けする最大のメリットは断熱性能の向上です。

熱は、温度の高い場所から低い場所へ移動していくという性質があり、それにより実は家の中の暖気の約50%が窓から流出していることが分かっています。

ただ、窓が二つになることで外側と内側の窓の間に空気の層が生まれ、それが断熱材と同じ働きをして、熱の移動を抑えることができます。
それにより、窓が1枚だけの時よりも断熱性が高くなるという仕組みになっています。

冬場においては室内の暖まった空気を逃がすことなく留めることができ、反対に夏場は冷房で涼しくなったお部屋に外からの熱気が侵入してくるのを防いでくれるといったメリットがあります。

・電気代の節約につながる
二重窓により室内で暖められた空気が外へと流れないため、エアコンの設定温度を過剰に上げる必要がなくなり、電気代の節約につながります。
またエ、アコンの使い過ぎを防止することでエコにも貢献できます。

・結露やカビ対策になる
寒くなると窓ガラスに水滴(結露)が発生しやすくなります。
寒い冬場において、外気温の影響を直に受ける窓ガラスはその付近に冷気が溜まっている状態です。
そこに暖房で暖められた空気が外へ流出しようとすると、窓のあたりの温度差が激しくなり、結露が発生します。
結露を放置すると、その湿気によりカビやダニなどの発生につながります。

二重窓を後付けすることで結露ができにくくなり、結果としてカビやダニなどの発生を抑制することができます。

・防犯対策になる
空き巣の多くは窓ガラスを割って侵入してきます。
二重窓は施錠箇所が二つになりますので、窓の周囲の守りを厳重にすることができます。
また、二重窓は通常の窓に比べて、目に見えて侵入に時間がかかるため、そもそも空き巣に狙われにくくなります。
そういった理由から、二重窓を後付けすることによって、空き巣の被害に遭うリスクを減らせるといえます。

2.二重窓を後付けするデメリットとは?

主なデメリット

デメリットのイメージ写真

上記のようなメリットがある一方で、二重窓の後付けにはデメリットも存在します。

・換気がしづらくなる
窓が二重になることで開閉する作業が二度手間になることは防犯対策の上でとても有効ですが、同時に日常生活の中で窓を開ける際の労力が二倍になります。

特にベランダ・バルコニーに出入りする掃き出し窓に取り付ける場合は、洗濯物やガーデニング作業が不便になることもあるでしょう。

・掃除がしづらくなる
窓が二重になることにより、今までよりも掃除の手間がかかることもあります。
室内ですと外側に設けた窓が拭きづらいため、外から窓の掃除をしなければならなくなることも。

・空間が狭く感じる
二重窓を後付けすると、室内に数cm程度の出っ張り部分が生じます。
広いお部屋であればさほど問題ないかもしれませんが、狭いお部屋の場合ですと圧迫感を覚えることもあるでしょう。

・コストがかかる
高性能かつ、窓が二重であるため、二重窓の後付けにかかる費用はどうしても高くついてしまいます。

しかし費用に見合った分だけの性能をしてくれることは確かです。
断熱性能が高いため、省エネ効率をアップさせ、月々に支払う電気料金を今よりも安く抑えることができます。
また、防音・防犯対策としても有効であり、これらの対策にかかる費用も低く抑えられます。

導入するか迷った際はこうしたことも踏まえて検討してみるといいでしょう。

3.二重窓の後付けはDIYでもできる?

DIYでの注意点

ポイントのイメージ写真

中には二重窓の後付けをDIYでやりたいという方もいらっしゃるかもしれません。

実際に行う際にはいくつか注意しなければならないことがあります。

・大怪我につながるおそれがある
ガラスおよび窓サッシは鋭利にできていますので、取り扱いを間違えると大怪我につながります。
また、ガラスは素材にもよりますが、衝撃に弱いため、ちょっとしたミスで割ってしまうことがありますので、作業の際には十分に注意が必要です。

・作業に時間がかかる
窓ガラスを扱う作業になることから、常に安全に気を配らなければいけません。
ガラスは重量も重たいので、作業に慣れていても危険が伴います。

また、ミリ単位での調整が必要であり、施工不良が生じると二重窓の性能を発揮できなくなります。

こうしたことから個人での作業には、より一層の慎重さが求められ、その分作業時間が長引きます。

・集合住宅の場合は許可を得る必要がある
DIYをする場合と業者に依頼する場合のどちらにも言えますが、マンションやアパートなどの集合住宅にお住まいであれば、あらかじめ大家さんや管理会社から許可をもらう必要があります。

戸建て住宅と異なり、マンションやアパートには共用部分、専有部分が存在します。
窓ガラスは共有部分にあたり、本体なら個人で勝手に交換してはならないことになっています。

そのため、集合住宅で二重窓の後付けを行う際は管理者にあらかじめ相談しておきましょう。

4.二重窓を後付けするなら専門業者にお任せ

業者選びの際に見ておきたいポイント

二重窓の後付けを行う専門事業者の写真

窓の断熱性能や防犯性向上のために二重窓を後付けする際には、ガラス修理・交換の専門業者に依頼するのが望ましいです。
ここでは業者を選ぶ際に確認しておくべきポイントをご紹介します。

・施工事例や口コミを確認する
業者のホームページには過去の施工事例が紹介されていますので、参考として目を通しておくといいでしょう。
また、口コミサイトでは実際に依頼された方の評価を閲覧できます。

・損害保険への加入の有無を確認する
きちんとしているガラス修理・交換業者では万が一作業中に自宅内の物が破損した時のために損害保険に加入しています。
加入の有無が気になる方は事前に確認しておくといいでしょう。

・アフターサービスを確認する
業者によっては、施工不良があった場合の無償修理など、さまざまなアフターサービスが用意されています。
実施しているサービスの内容や保証期間は業者によって違うため、あらかじめ確認しておきましょう。

5.二重窓の後付けにかかる費用はいくら?

具体的な費用相場

二重窓の後付けを行う写真

ガラスの修理・交換業者に二重窓の後付けを頼んだ時に気になるのが交換費用。

二重窓の後付けにかかる費用相場は、おおよそ80,000~300,000円です。
ただし、使用するガラスの種類や窓の大きさ、施工方法などによって費用は前後します。

このように、新しく二重窓を導入するとなるとそれなりの費用がかかりますが、そういった金額を少しでも安く抑える方法があります。

それは無料見積もりを活用すること。
見積もりには作業内容とその費用の詳細が掲載されていますので、後になって不要なオプション料金を請求させることはありません。
正確な費用相場を把握するために、最低3社以上の見積もりを比較されることをおすすめします。

そのほか、割引キャンペーンを活用するといった手もあります。
業者によっては、インターネット申し込み限定価格や期間限定割引など、さまざまなキャンペーンが用意されています。
自宅近くにある業者を探してみて、こうしたキャンペーンを実施しているか確認してみましょう。

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